ヤフオクで中古カメラをまとめて買ってみたらこんなカスタムされたものが入っていました。牧野
メンテナンスバイヤーの牧野(マッキー)です。
今日もヤフオクで仕入れたカメラをメンテナンスしています。
かなり前に入手したお手軽ハーフカメラ
オリンパスPEN EE
(シリーズ6台まとめて買ったので1台あたり1000円以下の仕入れです)
レンジファインダーという種類のカメラです。
こちらの検品についてちょっと書いてみますね。
レンジファインダーの検品
露出計の動作のチェック
セレン素子(明るさを読み取る赤丸の部分)ほぼ正常でした。
メーカーによって形の違いがありますが
シャッタースピードや絞りをコントロールしています。
OLYMPUS PENシリーズは
十分な明るさがないとシャッターが切れなくなります。
手のひらでレンズの部分を塞いで
暗くするとシャッターボタンが押し込めなくなるのが正常です。
シャッタースピード(明るさに応じて2速に変化)こちらも問題なし
耳をカメラに近づけて
極端に明るい方向へ向ける場合と
少し暗い方向へ向ける場合とよく聞き分けると
シャッター速度の変化が聞き取れます。
絞りの変化(明るさに応じて絞りも自動で変化)も問題なし
こちらも
極端に明るい方向へ向ける場合と
少し暗い方向へ向ける場合で
レンズを覗き込むと絞りの変化を見ることができます。
このヒョウ柄のカメラの機能は完璧でした。
問題は目的がよくわからない塗装とヒョウ柄www
これはこれで
ありなのかもしれないので
曇りがひどかったファインダーの清掃を行いました。
ストックしている不動のジャンクカメラのボディーから
頭の部分を移植して塗装の問題はクリア
ヒョウ柄のフェイクファーはそのままにしました。
こういった変わったカメラも
需要があるかもしれないですしねw
シャッターカウントの部分は逆ネジなので注意が必要です。
ここが逆ネジです。
緩めているつもりが締め込んでいるので
ネジは簡単に折れちゃいます。
オリンパス以外にもペンタックスも逆ネジが使われています。
淡々とネジを外してファインダー部分を掃除して
頭の部分を交換して15分の作業で終了
最近はハーフサイズのフィルムカメラの人気が高まっているのか
ebayへ出品したらアメリカへ1万円ほどで売れました。
実際に撮影した写真はこちら
なかなか色合いも味わ深くて素敵だなと思います。
まとめ
再生したカメラで撮影を楽しんだ後に
販売するのも素敵ですよ!