本番で効果が出る!自宅でパターマットを使った効果的な練習方法とは?

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みなさんは、パターマットを持っていますか?

持っていない、自宅にはあるけど練習していない、毎日練習しているなど、様々な答えが返ってくると思います。

上手くなりたいのに、パターに関しては何も練習をしていないという人、ぜひ、パターマットを手に入れて練習しませんか? 「パターを制する者はスコアを制す」と言っても、過言ではありません。

この記事では、本番で効果が出る、自宅でパターマットを使った効果的な練習方法を見ていきましょう!

パターの練習をすることがスコアアップにつながります

パターの練習をすることがスコアアップにつながります

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一般的には、パット数は、スコアの実に40%を占めると言われています。単純計算で、100点でラウンドを終えた人のスコアの内訳は、パット数が40です。

ゴルフは18ホールを回りますので、18ホールで40パットとすると、平均して1ホールで2回以上、パターを打っていることになります。

すべて1パットというのは現実的ではないですが、この40パットを、すべて2パットの36パットに収めることができれば、グリーンに乗るまでは一緒なのに、スコアは96点で、100を切れる計算です。

「パットイズマネー」という言葉を聞いたことがある人もいると思います。

パットの重要さを表した言葉で、誰もが歓声を上げて拍手を送るようなドライバーショットを打つ人でも、パターが入らなければ、プロの世界では生きていけないのです。

ゴルフ練習場で、ドライバーやアイアンなどのクラブは練習するのに、パター練習をしている人はごくわずかですよね。

スコアの40%を占めるパッティングを、ラウンド前のほんの少しの時間練習するだけなんて、とてももったいないことをしています。

そこでパット数を縮めるために用いるものが、誰もが目にしたことのあるであろう、パターマットです。

パターマットは主に2種類の形状のものがあります。見てみましょう。

パターマットの2種類の形状

パターマットの2種類の形状

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パターマットには2種類の形状があります。

1つは、人工芝を床面に広げるタイプの、平坦で起伏のないマット。もう1つは、カップ周りが傾斜がつき盛り上がっているものです。

マット面を底上げし、カップに深さをもたせています。カップインすると、ついた傾斜をコロコロと転がり、プレーヤーの元にボールが返ってきますので、カップに入ったボールをわざわざ取りに行く手間が省けます。

「どちらが良いの?」と聞かれると、初心者の方には、平坦で起伏のないマットをオススメします。

平坦で起伏のないマットのほうが、毎回カップの位置を自分で指定できるため、その位置に応じての、正確なスタンスやストロークをしなければならず、実戦向きのマットと言えます。

ただし、いつも同じ距離を練習していては、そのマットでのその距離を身体が感覚で覚えてしまい、成長が望めませんので、たまには違う距離を練習することも大切です。

そのためには、平坦で起伏のないマットを用いるにしても、幅広で長さのあるものが良いでしょう。

同じマットでも違う場所からカップを狙う練習をすることで、距離感を養うことができます。

また、斜めにアドレスしてもちゃんと目標に向けて構えられるようになるというメリットもあります。

距離感が上手く調整できるようになれば、傾斜のついたマットを使って、「強めのタッチ」を練習するのも1つ。

グリーン上で確実にカップインするためには、「カップを30センチほどオーバーするタッチ」が求められるといいます。

この形状のマットを使うことで、そのタッチを体感で身に付けることができます。

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カップの手前に傾斜が付いているタイプのパターマット

パターマットを使ったオススメの練習方法はコレ

パターマットを使ったオススメの練習方法はコレ

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パターの練習をする時に養いたいものは、距離感と、狙った方向にボールを打ち出すスキルです。

読んだライン通りの距離と方向に打ち出すことができれば、カップインの確率はグッと高まります。

そのための練習方法は、3つ。

1つは、一般的には顔を上げずにストロークするパターを、顔を上げてカップを見ながら打つことです。

この練習をすることで、正確にパターを操作でき、見た通りの距離を打つことができるようになり、距離感が身に付きます。

「打つ」という行為に意識が集中してしまうと、手の力が強くなり、距離感がなくなってしまう恐れがあります。

ロングパットの第1打を、大オーバーや大ショートをしてしまうと、セカンドパットが決めづらくなります。特にロングパットでは距離感が大切ですので、この練習方法で身に付けていきましょう。

2つめは、アドレスをしたら、バックストロークをせずにボールを前に押し出す練習です。

ゴルファーの半分以上は、パッティングのような短い距離でも、スイング軌道がアウトサイドインになっていると言われています。このことにより、引っ掛けに悩まされる人も多いです。

この練習により、正しいフェースの向きと、フォロースルーをどのように出すとボールがまっすぐ転がるかを知ることができます。

3つめは、片手1本でパターを打つことです。

普段のパターのストロークで、ボールが真っすぐ行かずに曲がってしまう時、どちらの手が強く押し出してしまっているのかを知るための練習方法です。

右手1本、左手1本でそれぞれボールの転がりを見て、力の強さに修正をかけることができれば、どちらの手が悪さをして上手くいっていないのかがわかるようになり、上達につながります。

毎日コツコツと練習をして、パター名人になってくださいね!
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