金曜日の遠足、土曜日のコンサート、日曜日の七五三
と特大イベントが続いたら、とうとう初めて、学校の
宿題が間に合いませんでした。
漢字のプリント1ページ。
当の本人は宿題をやらなかった罪悪感なんてゼロなん
だけど、私が割とそういうことに関しては完璧主義。
痛恨の極みで、付箋に「すみません、できませんでした。」と書いて貼って、送り出しました。
このところ毎日、ひまわり級に入り浸っているらしい
ひかりちゃんです。嬉々として持ち帰る100点のプリ
ントは、めいろや点つなぎ、ぬりえ、運筆の練習、
せいぜいが1から5までの足し算。
それで、「おりこうさんに」お勉強できたら、ご褒美
にアンパンマンやトーマスのオモチャで遊んでよい、
というパラダイス。
あーあ、なんか違うんだよなあ……。
「知的障害と言われました。」と伝えたとたん、
こうでしょ。ひかりちゃんは何も変わらないのに。
だってこの人、くりあがりがあったってピッピッポッ
の速さで解くんですよ?
毎朝、新聞の見出しを読んで、知らない漢字があると
「これなに?これなに?」とうるさいくらい、字が
好きなんですよ?
そういうひとり一人の今の発達状況を見極めてくれる
のが、特別支援なのではないでしょうか……。
でも、言えまっせ~ん!
そんなこと言ったらただのバカ親と思われるもんね。
ここは大人になりましょう。
ひかりちゃんが楽しいのなら、めいろと点つなぎで
よろしい。その代わり、おうちでしっかり勉強させな
くちゃ。もともとは、そのつもりだったんだから。
やらなかった漢字のプリントは、白紙のままめいろと
一緒に持ち帰ってきました。私の付箋に、カギノ先生
の字で「OKです!!大丈夫です!!ムリせずスモー
ルステップでいきましょう!」と書いてありました。
でたスモールステップ。
発達段階に応じて成功体験を積ませる。
あくまでも子どもが中心ではなくて、指導者のカリ
キュラムにのせるんだよね。
私も昔は音楽療法でよく使ってたけど、今はあんまり
好きじゃないや。
も~、七五三で忙しかっただけなんだよーーー涙