→肺炎についての続き
水にむせた痕があって3日後くらいだったかと思います。
夕飯に大好きな缶詰めを出したら要らない、と食べませんでした。
朝、ドライフードを拒否することは日常茶飯事でしたが、夜のゴハンを、しかも缶詰を拒否したのは初めてでした。その後、なだめすかしたら、入ってるサプリ以外は食べました。
サプリだけを残すのは決まって具合いが悪いときなので良くない兆候だなと感じました。
その晩、皆んなでベッドで寝ていて、ふと夜中の2時頃目が覚めると、チョコラッの呼吸が早く、寝付けない様子でした。
口は閉じたまま、呼吸だけが早い。咳もない、熱もない、ただただ、呼吸だけが随分速い。
翌朝、チョコラッを病院に連れて行きました。
1分間の呼吸数120。
肺のレントゲンを撮ったら、、素人目にも「非常に悪い」と分かるくらい真っ白でした。
医師に「肺炎です」と告げられたとき、
真っ白な肺の画像を見て「このまま亡くなる可能性も高いということですか?」と思わず聞きました。
「高齢なのでその可能性もあります。このままお預かりします。」と入院してICUの酸素室に入りました。
まさか入院すると思っていなかったから、動揺しました。
「毛を刈ったのがいけなかったんですか?肺炎になってから気付かず放置してたってことですか?」沢山質問してしまいましたが、
どれも「違います」と。「毛を刈ったからは関係ないし、突然悪化する肺炎もありますし、呼吸が早くなって直ぐ連れて来て頂いて良かったです。」と。
チョコラッはここから3日間、病院で必死に頑張りました。
呼吸が苦しいから鎮静剤で眠らせ、酸素室で更に酸素チューブを鼻から入れて、抗生剤を注射して、24時間体制での治療に入りました。