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福井農林高校は、1893年に「農事講習所」として 創立され、今年で128年目を迎 える歴史と伝統 のある農業の専門高校です。福井市の北東部に位置し、6 .1ha の学校敷 地、4.7ha の農場、また、130ha の演習林を持つ自然に恵まれた学校です。
本校の正 門を入ると、すぐ右手に「大地に生きる」と書かれた大きな石碑があり、巨大な御影石を 両脇に配したその佇まいは、本校の長い歴史と伝統を象徴しているかのようです。本校に おいては、この建学精神である「大地に生きる」を校訓とし 、農業の基である自然、土を 媒介にし、実習を通して生まれる誠実で思いやりのある人間教育を基本理念として、 地域 の皆様とともに歩みながら、数多くの有為な人材を輩出して きました。
今後は、創立以来 大切にされてきた人格教養教育と専門的教養教育に加え 、地域の課題解決や活性化を目指 す地域教育を充実させ、地域を愛し、地域に貢献できる人材の育成に努めていきます。
本校の特色ある取組として、「食」「農」「環境」「生活」をテーマとした 地域との交流実 践活動を積極的に推進し、「ふれあい農園」「ふれあいマート」の開設や地域と連携した体 験講座「こども料理教室」「花いっぱい活動」を実施するなど、地域の方々との交流を深め ています。また、2019年には 、福井県内の高校では初となるAGAP認証取得や 全国 の農業高校で初の「SDGs宣言」を行うなど 、農業の新たなニーズに対応できる知識技 術の習得や持続可能な農業環境創出を目指す取組 も行っています。
部活動や農業クラブ活動も盛んで、運動部では相撲部とレスリング部が 毎年全国大会出 場を果たしており、文化部では郷土芸能部(和太鼓)が これまで3度の日本一に輝いてい ます。農業クラブ活動では、2017年(平板測量競技)と2018年(農業鑑定競技) に2年連続で日本一 を獲得しています。
卒業後の進路状況は、新潟大学・岐阜大学・福井県立大学をはじめとする大学 進学14 名、短大進学6名、専門学校進学 38名、民間企業等就職65名、公務員5名(2020 年度実績)であり、高校生活で得た知識技術を生かして自分の希望する各方面へ進んでい ます。
進学も就職もできる学校、そのために必要な力を つけてくれる学校、地域に貢献できる 学校を目指し、全教職員が一丸となって教育活動を実践して参ります。今後とも、 変わら ぬご支援とご協力を心よりお願い申し上げてご挨拶といたします。
第32代校長 髙橋 秀幸
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