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今 絶対無理な地図訂正、昔はやっていた 件 

2020.05.16
Sat
09:19

今じゃ絶対無理な地図訂正をやっていた。(下の写真)
これを認めるわけではない しかしこの件より複雑に公図の位置と実際の
土地利用状況が 昭和40年付近やそれ以前の 道路買収や単なる分筆の後の
所有権移転からの 分筆登記などで 換地処分をしないと 筆界確定できない土地が
私の住むところにはすごく多い。
分筆登記を依頼されるが、隣接地所有者、県、市の協力がなければ無理
しかも、その費用負担をどこがするかというところで ではどうしますかで
断念する案件が 毎年数件ある。
土地の測量の依頼があると どこかを必ず聞くようにしている。
調査してみますが、その結果 占有界を測量することは可能ですが、境界標識を
設置することは無理かもしれません それでもやりますかと念押しする。

土地の所有者には不幸な事態なんだな
先祖代々そこに住んでいて、道路分割の時に 違う土地を分割してしまい
更に 土地売買のために分筆し 本当は道路の反対側の人の土地が
道路と自分の土地の間に 公図上記載されている。
初手の道路分筆の間違いによりこの事態になってしまった。
建物を建てるのに 銀行に融資を依頼すると、道路との間に他人の土地があるので
無担保ローンという 金利の高いものしか借りられない。
これに対して、行政はなんら是正に動いてくれない。
当然 法務局も安易な地図訂正に応じるはずもなし。

こういう、行政の手続きがきっかけで 
複雑骨折状態に至った土地を是正する制度を
国は考えてくれないのか? 非常に憤りを感じる
 が

自分の不甲斐なさと無力さを感じながら 申し訳ないがこの件はこれ以上進められないと
お断りすることになる

さて、下の図面は 昭和20年代の 一人の所有の7筆(843~846の土地)を 
それぞれ南北に2分割し 分譲したのであろう和紙公図(下) 現在の公図(上)

法務局の現公図をみれば不自然なのは一目瞭然。
親番が散らかっているわけである。
何故と思い 法務局で土地台帳をみると
昭和23年3月4日に
843番を 843番1、843番2に分筆
844番を 844番1、844番2に分筆
845番1を 845番1、845番5に分筆
845番2を 845番2、845番6に分筆
845番3を 845番3、845番7に分筆
845番4を 845番4、845番8に分筆
846番を 846番1、846番2に分筆
という具合に土地台帳に記載してあった。
和紙公図を確認すると 最初その通りに記載してあったが
赤線で地番を消し 現在の公図のように北側の地番を書き直し

恐らくであるが、土地の所有権が移転した後
購入した土地が 公図の位置と異なっていることが北側で判明
これが、どの手続きでそなったのかはわからんが
公図の地番を振替えることで 公図と現地の整合をとった証拠。

まだ戦後だったということも 考慮しての処理だったのかもしれないが
民間の分筆と所有権移転においてこういうことがされていたというのが
事実ではある。

区画整理と地籍調査の中間的な 制度があって
下の写真のような手続きが 問題が判明した時に 一定の条件のものに対して
国、行政の補助があって出来るようにならないものか 
その際に19条5項による14条地図の扱いが出来ないものかと 思っている。

超法規的措置的地図訂正?

この状況がおかしいのだから、筆界を絶対的なものと考えるならば
現在の公図は、元の状態に戻すのが 筋っちゅうもんじゃないんですか?
などと、 少しひねくれてみたくなる 案件でした。
地番を元に戻し、全て時効で所有権を移転する?なんて ひねくれたり。
問題を起こしたいわけじゃないので、現在の公図が(超?)法規的措置による正しいものと
自分を納得させてはおりますが・・・。

( ..)φメモメモ

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市役所も匙を投げる 

2020.04.21
Tue
12:03

私の居住地
遅遅として国調が進まない。

噂によると、官民境界等先行調査で 基準点をばらまき、官民の境界を測量し立会をしてみたが
複雑骨折どころじゃない バカな分筆の繰り返しと不在地主が多すぎ断念したらしい土地(これは
私の実務経験上そうに違いないと思うところ)が多いことが判り、
現在の国調実施地区のあとは未定となっているらしい。

常々思うこと、私の居住する市ではもはや 地籍調査による14条地図 法務局による14条地図作成
これは、どうあがいても無理。
ましてや、通常の境界確定業務、分筆業務も完全に無理無理な状態の土地が多すぎる。

独立して15年近くになるが、国土調査と区画整理の中間の状態の事業でもしないとこれらの土地は
権利の譲渡は可能だろうが、分筆などという行為は絶対できない。
このことを知る議員は 皆無といっていい だから、なーんにも進まない。

測量の依頼が来ると 必ずどこですかと聞く。
該当地区の測量は一応調べてはみる。現況測量は出来るが、境界確定までは出来ないかもしれない
それでも調査しますかと聞く。
案の定です。たいていの場合、わけのわからん分筆、土地の占有で 何が何だか???
それでも 土地台帳や 米軍の空中写真などで なんとなくこうだったんではなかろうかとわかる場合もある。
是正するための筋書きも見えてくる。
しかし、関わる地権者が多い。地図訂正の筋書きも考えないといけない。
法務局が果たして乗ってくるかわからん。費用が100万は軽く超える。
一人の依頼者でそこまで負担できる? 周辺が協力する? 無理無理。

もう行政の力が必要となるが 赤字のわが市が乗ってくるわけがない 個人のために。
もう 法律や 制度かなんかに頼るしかない。
この街 塩漬けで死んじゃうよ いつも思う。


( ..)φメモメモ

* category: Yodan

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eTAX 確定申告完了 

2020.01.28
Tue
10:00

昨日 確定申告を電子申請した。
毎年のことだが、減価償却の一覧を添付できない状況なので書面で持参している。
今回もそう。

ついでに専従者の変更の申請をもっていった。不通は2通もっていくようだ。
前にもっていったのが平成29年なので、2年前。
今回 そのことを忘れて 1通だけ持っていった。

受付の若い女性。
申請書は受取のみになりますので、受付印の押したものの発行は出来ませんというので
別に構わんが、どんな申請を出したかの記録のため、じゃぁこの書類をデジカメで撮影しようとしたら

いきなり「だめです」という
えっ なんで???
今持ってきた書類を写すだけだよ といっても ダメですとしか言わない。
持って帰ってコピーとるのと同じじゃないか なぜ???
と やり取りしていると

上に かくかくしかじかと 訴える。

今度は その上が、一旦受付したものは撮影できませんという。

いやいやいや 今の受付前の状態を撮影するだけもダメなの??と
最初からの主張を繰り返すと

それは構いませんという。

どっと疲れが出た。

へんなことを言う者が来たりするので 毅然として構えていたのかもしれないが
咄嗟に 何を言わんとしているのか ちゃんと話を聞けよ。
そして、何故だめなのか説明しろよ。
単にだめですと言われてもねぇ 解るわけないでしょ
自分で持ってきた 何も処理されていない書類を
記録のため撮影しようとしていると説明している このことに 耳を傾けろよ。

たまにこういう 訳の分からん頭の固い イレギュラー(?)を処理できない奴いるんだよねぇ
ダメなものはダメと 自分のマニュアルにないことは全て排除しようとするもの。

署員の方々はこれからどっと疲れる毎日がきて ご苦労様と思いますが
昨日のような 人もあまり来ていない時期に あのような対応だと
2月15日以降 怒号が飛び交うんじゃないのと思ったり。
昨年は 2月15日以降で 確定申告の 入力のため 税務署内に入れないくらいに
行列で並んでたからねぇ。

今年は、人込みを避けたいのもあって 早めの確定申告

税務署の皆さん 大変でしょうが くれぐれもストレスを 申告に来た人にぶつけないように


( ..)φメモメモ


* category: Yodan

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開業以来のデーターが・・・。 

2020.01.15
Wed
10:17

今月6日の仕事始めに 事務所ビル全体が停電になった。
そのときから、NASのタイムスタンプが何故か2007年11月8日に???
NAS Navigatorを起動すると、PCとNASの時間があっていないから 合わせると注意が出た。

その時からおかしいとは思っていたのだが・・・。

昨日1/14にまたタイムスタンプに異常が???
あれ??とは思ったが、その後、ファームウェアが更新されていないというので
ダウンロードしたが、NASがPCから見当たらなくなってしまった。

開業以来の 14年間の CADデータ、収集資料が・・・・。
今から申請しないといけない 測量済みの現場もあるのに・・・。
非常に気分が悪くなった。 いったい私はこれからどうすればいいのか

NASは2HDD(各1T)をRAID(ミラー)でやっていたのだが
そのうちの一つは PCにUSB接続するとFORMATをするように促される。
こいつがトラブルの原因の一つと考えられるが 素人判断ではここまでにしとこう
データ-が全部飛ぶ可能性があるので、近くに昨年できた ECOMAXというPCの修理店に持ち込んだ。

NASの2HDDの場合は 36,000×2の消費税ということなので 8万円の出費となる感じだ。
しかし、自分には14年のデーターの復旧代金としては安いくらいに感じたので 早急にとお願いした。
昨晩は、ため息の連続。
なぜ、RAIDをミラーにしていたとしても バックアップをとらなかったのだと。
紙は残るが 電子データーは 一瞬で消滅という恐ろしさを 思い知らされた。

今朝、ECOMAXから電話があった。
データーは全部復旧できます。
ただ、データー量が500Gを超えているので 明日の午前中までかかりそうだという。

持ち込んだ時は 4,5日かかるかもしれないということだったので、非常に有難い。
まだ、この仕事続けられそうだと大袈裟ではあるが感じた。

高々 14年で500Gbのデーターだが、仕事もここのところ少しずつではあるが
増加気味なので 今後何年出来るかわからんが、1Tを超えるのは直ぐだなということも。

さてデーター管理一体どうすればいいのか?
NASは複数PCからアクセスするので必要ではある。
NASにバックアップ用の外付けHDDのRAID(ミラー)も必要であろう。
容量は各2TのRAID(ミラー)は必要になるのか。
不要ファイルの削除などの 整理も必要になってくるのだろうか。

ここ最近、少し警戒心が薄れていたことにより発生した事故である。
データーバックアップについて警戒していた初めのころに戻らんといかんと
正月早々の天からの警告と肝に銘じる。


( ..)φメモメモ

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勝手な変更か? 

2019.12.13
Fri
09:43

融資が絡まない建物の登記依頼が来た。
住宅メーカーから建築確認申請書を受領し現地へ

あれっ!?
総二階の建物だったよね??
なんか出っ張りが古い家にくっついてるじゃん。

事前に母親の建物があり 隣地に 娘婿が建物を新築したと聞いていた。
新築側が閉まっていたので 母屋の方から見せてもらった。
単なる渡り廊下ではなく、トイレの位置も2階から接続部分に移っているし。
あとから聞いたが、検査済がおりていないという
そりゃそうだ、建築確認済に対し 変更してないんだから。
他にもいろいろ。

どうも、施主からの注文に対して メーカーが出来ますよでやっていった結果らしい。

一応接続部分は 渡り廊下扱いで個別の普通建物として登記は可能だという
法務局の見解をもらった。

( ..)φメモメモ

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