【下野・上三川・壬生】10月に実証運行を開始する3市町を結ぶ広域連携バスの愛称がこのほど、特産のかんぴょうにちなんだ「ゆうがおバス」に決定した。運行に伴い、新たに36カ所の停留所を設ける。
愛称は各市町の公募に対し、402件の応募があり、このうち9人が提案した「ゆうがおバス」が選考委員会により選ばれた。
広域連携バスは、JR石橋駅を中心に1市2町を東西に結ぶ。石橋駅と壬生町のおもちゃのまち駅、獨協医大病院を循環するルートと、石橋駅と上三川町のゆうきが丘団地を循環する2ルートを設定。関東自動車が運行する。
午前6時~午後8時の時間帯に、1時間に1本程度運行する。市町をまたいで通院する高齢者の利便性を高めるなどの狙いがある。実証運行は3年程度を予定し、利用状況を踏まえて本格運行に移行するという。
停留所は36カ所を新設し、計59カ所となる。9月下旬までにバス運行PRマップを作製し、10月に各戸へ配布する予定。