アビトラ民のブログ

日々の損益や考えていることを書くブログ

11/12までの損益と$OMG戦の思考経過

+333万でした

OMG戦の振り返りと思考経過について書いていきます。

今回はマジで地獄でした。界隈の天才は本当にすごいなあ、と思いつつ、NEXTOMG戦のために記録しておきます。

 

 

事前準備編

 

10月24日

OMG戦をどう戦うか戦略を考えていました。

この時点ではBOBAエアドロの扱いがどうなるか発表されておらず、Binanceの価格がどうなるか読めていませんでした。

 

また、OMGを半分保持、半分先物買することになるだろうな、と思っていました。

 

 

10月31日

 

Biananceマージンで仮想通貨を借りる場合、クロス>分離の順番で枠が埋まっていきます。先日のFLOW戦で借りれなくなったこともあり、OMGのFRがマイナスになったことを確認してから1日1万USDずつ借りていきました。

 

早い人はこの時点より前に借り切っていることに気がついていましたが、金利負担的にも早すぎるだろうと考えていました。

 

この時点では、OMG戦が11/12なので、一週間前である11/5で借りきればいいかな、と考えていました。

 

11月2日

クロスが手動で借りれないことに気が付き、自製のBOTでMAXまで借りました。分離はまだ余裕があったのでどうしようか考えあぐねましたが、金利負担より機会損失のほうがもったいないので予定していた枚数(6200枚)を借りました。

用意していた資産は界隈の中では少ないほうで、3000万円程度です。

 

 

11月4日

 

Twitterを見ていると1231先物が乖離している話題が流れてきました。

この時点で乖離がものすごい広がっていたらOMG現物を持たず、鞘だけ取っていこう、と思考を切り替えました。

また、1231に気がついていなかったので、1231ショート、現物ロングのポジションは取れませんでした(気がついた時点で7%乖離)

 

しばらくすると、謎の15.1枚売りBOTが1231OMGの買い板を食いまくり、20%乖離になっていたのでやっておけばよかったと後悔しました。

 

 

 

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レンディングの金利が変わったよ、というメールが来た時点ではクロス、分離ともにBOTを使えば借りれました。FRを基準に借りていましたが、本当に借りるべきタイミングは金利が切り替わった時なんだな、と後悔しました。

 

 

11月6日

最適解はOMGをレンディングしてBinanceの金利を相殺することなのでしょうが、OMGがここ1年の高値をつけたこともあり、エアドロまで日数がある状態でポジションを建てたくなかったのでやりませんでした。

XEMのときみたいに天井が9日前説もありましたが、リスクをとりたくない。かつ、OMGの金利が年利10%程度と美味しくないのでやる気が出なかった)

 

その代わり、マージンにOMGとUSDTをおいて清算されないようにしつつ、余ったUSDTをFTXで年利10-25%位で貸出し、金利負担を軽減させました。

 

zippyさんの以下のツイートにも魅力を感じましたが、清算リスクをできる限りとりたくないのでやりませんでした。

現状の自分のポジションがリスクは低くとも資金効率悪い自覚はありました。

 

11月8-9日

Binanceホットウォレット枯渇を確認し、これはあかんぞ、と思ってFTXでOMG現物を買い、Binanceで借りていたOMGを売りました(予定枚数の半分)

Binanceの出金停止4ヶ月位幽閉されることがあるので本当に怖いです(なお、現在も幽閉中の模様)。

 

この時点で年利350%程度の貸出金利があり、1日保てば手数料はカバーできるという計算でした。(USDと貸出金利が変わらなければリスクテイクする価値ないけど、これだけ金利が高ければやるべきと判断してました)

 

ただ、実際は年利10%水準に金利が落ちてしまうわ、Binanceの出金がちゃんと再開するわで余計なムーブでした。

 

また、直近の1231の乖離はBinance現物に対して20%程度あり、十分な鞘だと判断して一部のOMGをマージンショートし、1231をロングするポジションを組みました(19%)

。Binanceの貸出金利が0.5%/dayなので鞘さえ縮めば問題のないポジションです。

ただ、最大で22%乖離している時もあったので、ベストな選択とは行かなかったです。

 

ツイッターにも書いたとおり、1231の価格合理性が説明できないことが気になって、ここから少しずつ1231をロングし、マージンショートを始めました。この時点では半分をエアドロ用、半分を鞘取り用と考えていました。

(FRが11回で8%程度支払いなのに、25%乖離は過剰だと考えていました。この部分があとで髭になるのでは・・・?と思い時間分散してポジションを構築し始めました)

 

他の人のポジションもツイッターに流れてきており、例えば、

 

などFR上限の低いBybitを使用して鞘を取りに行ったり、

 

 

レバ5倍かけて焼かれてしまった人や、

 

1231ショート現物ロングしている人などがいました。

 

私は億り人ほど資金がなく、証拠金比率を悪くしたくないので、OMGを借りたポジションを維持することに注力しました。

 

ただ、ヨーロピアンさんのポジションが今回のOMGで最も利益率の高い手法だなあ、と感じております。

(1231はショートしてもFRがないため、ショート金利を払わなくて済む。直前で解除してBinanceのマージンショートなどに乗り換えれば勝ち確 かつ二倍の鞘が取れそう)

 

11/9時点では6200枚借りていたのですが、当初の想定よりOMG価格が下がったので、もっと借りたいと思っていました。ただ、BOTを使っても借りられず、半分諦め状態でした。

 

 

11月10日

Binance、BybitがFR上限突破(1.8%!)し始めました。規約どこ行ったのよ。

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チャートも地獄みたいな髭つけています。

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証拠金多めにして清算されないようにしないと思い、朝に1000枚ずつ両建てするのは危険かな、と考えをまた変えました。(メンタルブレブレ) この時点で清算価格は40より上です。

BOTでさらにもう1000枚借りることができたので、この時期でも行けるんだなあ、ということがわかりました。意外です。

 

FTXのOMG金利が5%となっており、マージンショートできない、という噂が流れてきました。Binanceの一日0.5%金利負担が重いですが、FRよりはマシだと言い聞かせて耐えていました。

 

この時点で、エアドロ前までに何かする事自体がリスクだなあ、と考えていました。

 

11月11日

0600

朝6時ごろに23%乖離を確認し、時間分散して1000枚ずつ両建てするか、と考えました。この理由は2230-0130で1231と現物の乖離幅が縮まっており、FRをこなすたびにこれから乖離幅が縮むんじゃないか、と思ったためです。

(1231と現物の乖離=BOBAの価値+FRなどの手数料負担 が理論値だと仮定)

 

この時点で両建て予定枚数は4200枚、エアドロ受け取りが3000枚のつもりでした。

0600前で1000枚 0100前に1000枚、翌0800前に1200枚の両建てをするかなあ、と考えていました。(ホントは0900前がよかったのですが仕事があるので)

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また、XRPのデルニューを解除し、資金の準備をはじめました。

金利負担だけでOMG100枚近くになる計算で、今どれだけマイナスなのかわからないことが非常に恐怖でした。

 

1600

地獄行きのメールが届きました。(キャー)

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金利15%/day という恐ろしい数字・・・・。これは死ぬ、と思い仕事を切り上げて帰宅しました。

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FRも恐ろしいことになっています。

 

Hohetoさんの金言は本当にこのとおりだな、と思いつつ、金利とはや過ぎた両建てに

よる含み損(−70万)で胃が死にそうでした。

この時点で色々ガチャガチャやってBinanceから脱出し4000枚両建てしなおしました。

(クローズドなところで知ったので、ポジション取ったところは言えないです)

 

2230

ツイッター見ていたらBinance地獄FR(2時間に一回FR)が流れてきました。

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なんだこれ。まじで。殺す気じゃないのか?????????????????

この時点でメンタル的には最悪な状態になっています。胃が痛い。

ただ、FRがある無期限先物は使用しない教徒であったため、これはなんとか回避しました。むしろ、Binanceマージンの金利上限を更に上げることを警戒し始めました。

 

CEXのルール変更具合に死にそうな気分。

聖杯なんて(簡単なところには)ない。いいね???

 

ちなみにこの時の私のツイート

 

素直につらそうですね。はい。

この辺から、Twitterとかやる余裕なんてなくなりました。

 

2300

金利を0.18に戻す(ただしエアドロ後)というメールが来ました。

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こいつの顔みるとムカつくような気分になります。こいつの手のひらの上で踊ってしまったぜぇ・・・・(死)

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わい、翻弄されまくりでは・・・・と思いつつ体力回復のために休息をこの時点から取り始めました。

 

11月12日(エアドロ日)

 

0100

OMGの値段を確認して就寝。悪夢

0300

OMGの値段を確認して就寝。吐き気

0500 

OMGの値段を確認して就寝。OMGが合計9000枚借りれていることに気がつく。吐き気

0600

本格的に起床。悪夢。お腹痛い。腹下した。

 

FRを確認して地獄だな、と思いつつ、追加マージンショートを開始した。29%程度の乖離ってなんだろう。

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Huobiの6%って何?FTXなんて一日27%? 始めて見た。こんな地獄になるんか。

 

FTXの金利は日利10%と良心的。良心的とは?

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BOBA返さないといけないので、Nextはかなりマシな金利の印象。 死ぬぞこれ・・・。

 

ゆっくりと9000枚ずつ両建て。多少レバかかるので直前までできる限り粘る。

胃の痛みと吐き気でこのへんから頭痛がしてくる。

OMG?電子ゴミめ!下がれ!下がれ!

 

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とんでもねえ下げと共に自分のポジションがグリーンに。

含み損がなくなり、大幅なプラスとなりました。

あとは1231とかの決済を行い、ポジション全クローズ。事故ることなくなんとか終わり!第3部完!!!!

 

この時点ではFRなどの歪みが取れることもわかっていましたが、体力の消耗具合的に断念。もう疲れたよパトラッシュ。

 

結果的に+330万ほどでした。税金払いたくないお。

 

まとめと感想

終わってみて思ったのは、聖杯っていわれていた戦略はいつも機能するわけではないんだなーってことです。

先物もマージンもこんなに金利が変わるとは考えていなかったです。せいぜい、XEMのときみたいに2%が上限だと思っていました。15%ってなによ。

カイジよりひどいやんけ!!!!

 

XEMやFLOWの成功体験が自分の思考を縛っていたのは反省。

一方、Binanceマージン返して乗り換え、金利一桁台まで下げたりと、鉄火場での行動はほぼ最適解だったようなところはよかったです。

 

そもそも1231ショートしろよという話ですが・・・。あんなの気が付かなかった。

 

しばらく休息しつつ、国内に資金を戻したりします。

 

今回は株以外の全財産を入れました。銀行口座に5万円しか無い。全現金張ったのはXEM以来です。

 

もし、次のOMG的な案件あれば教えろください。XEMはきな臭いと思っています。

胃痛がしない戦略でいきたいです。もうこんなに大変なのはいやだ。。。

 

よかったらTwitterにでも今回のOMG戦の感想とか共有してください。いいねかRTします。 

 

割と今回のブログは私のメンタルブレブレ感と苦悩が滲み出ていていい出汁とれると思います。味噌汁にしようか。

 

マージンで借りる戦略ミスが本当に辛かった。おつかれさまでした。

 

 

余談

Boba-perpなる虚無を参照したペアがトレードされていた。

ftx.com

1枚5USD・・・・300万円くらい利益を落としてしまったらしい。まあ、あの鉄火場、あの急な方針変更で冷静になれっていうのが無理で、160万位の含み損を解消するのに意識が行ってしまったのは仕方がない・・・・次はもっといい感じに頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月の損益

10月は +330万円でした。 株+83万、仮想通貨+246万でした。

主な収益源はTwitterでも呟いている通り、NUアビトラ、Flowアビトラ等のアビトラ系でした。また、円安の影響で株(SP500,VOO、QQQ)がものすごく伸びました。

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今月の振り返り

博打をする気がなく、大金で勝負する時は100%勝てるロジック構築をしてから挑んでいるので、勝利は当たり前となってきましたが、課題はまだまだあります。

 

今月はFLOWのFRにビビって入れなかったのが一番良くなかったです。慎重すぎるのもバブルではよくない・・・。

rdk.me

でFR推移を確認して、0.5%FRが一時的だと気がつくべきでした。

 

今月は1INCHの鞘がとれなかったことが結構悔しい印象です。次はちゃんと取れるように、主要取引所などの価格監視を50種類程度同時に行うBOTを構築し、検知に力を入れるつもりです。

(時間的には仕事スキャムなところもありますが、待遇がいいのであまり辞める気にはならない)

 

来月以降の立ち回り

さて、来月以降はどのように稼ぐか悩んでいます。

安定的な収益源としてやはりUSDペアのデルニューは継続する予定です。

何もせずに月25万くらい入ってくる計算なので普通に美味しいです。働くってなんだろう・・・。

 

今月色々と検討した結果、

i)ゲーム系NFT,

ii)芸術系NFT,

iii)BCGプレー,

iv)上場戦(Token FOMO, CMC listing)

tokenfomo.io

あたりの収益化は相当に難しいと判断しています。

 

芸術系NFTは全く意味がわからないので手を出したくない(美術の成績3だった)、

ゲーム系NFTはBCG自体が下火になってきていることからあまり手を出せないと思っています。

 

もちろん、上手い人は取れる収益源があるのでしょうが、普通にBCGをプレーしたり、美術系NFTで早押ししたりすることでは損失を被る可能性が高いと感じています。

スキャム多すぎなんよ。

 

 

自分の目利きを信用できていないので、この辺は他の人の情報に頼らせていただくかもしれません・・・。

 

やはり、ロングショート戦略で鞘を取っていくのが性に合っています。

30歳までに1億を達成したいのですが、なかなか遠く、簡単な戦略は見いだせていないです。アビトラやスキャルピングは勝てる戦略ですが、+5万を何回も繰り返すような感じなので1億はかなり遠く感じてしまいます。

 

その点、取引所固有のエッジ(例えば、MMBOTのバグ)を見つけられると1000万くらいは狙えるのでいい感じですが、4年の投資歴の中で2回しか出会ったことがなく、次はまた3年後くらいかなあと思っています。

 

FLOWのようなICOを当てるのもありだなーと思っているので、CoinlistやRepublicのICO/IEOは参加しても良いと思っています。Cloverはまあまあおいしかった。

 

稼ぎ方の思考整理

ワード一つ一つは取り上げませんが、思いつくままに稼げる可能性のある戦術を羅列します。何かピンとくるもの、戦略など他にもあるよ、って方はこっそりリプください。

 

・アビトラ(金利/トークン価格

分類:フラッシュBOTでハッキング/DeFi同一ペア間/DEX-CEX/DEX-DEX/CEX-CEX)

・デルニュー(USDペア、現先デルニュー(BTC1231 とか))

DeFiステーキング/流動性マイニング

・レンディング(FTX、Binance、Bitfinex(特にJPY))

・MMBOT/MLBOT

・仮想通貨現物ロング or ショート(祈る)

・上場戦(PancakeswapなどDEX、FTX、Binance)

ICO/IEO

・取引所固有のエッジ利用(GMOとか? 昔はイナゴロングとか)

・BCG(普通にプレー、コントラクト悪用、転売ヤー、異常値リスティング)

・サンドイッチBOT、フロントランニング

・マイニング

・スキャムトークン/NFT発行、ラグ

・プロジェクトへの寄与

・エアドロ(最近はICPSWAPのウォレットを1000ちょっと作成してテストトークンクレーム済み)

・ハードフォーク

・Node関連(Nodeにステーキングとか、投票とか)

・コピートレード

・サロン運営

・髭キャッチ/フラッシュクラッシュ狙い

・NFT

 

 

 

 

 

 

10/20までの収益とFlow祭りの立ち回り反省

+122万でした。

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とある取引所のBOTがバグっていた先月までと異なり、純粋なアビトラBotterとしての実力はこんなもんなんだなあ、と再確認しました。

それでも、今年は3000万近く資産を増やしているので、明らかに稼ぎやすくなったと感じています。(税金こわい)

さて、今回のFLOW祭りの立ち回りと反省点について記述します。

 


事前準備段階

 

Twitterで表明していたとおり、金利が魔界なFTXは使わず、Binanceで借りようと思っていました。

もちろん、他の人も借りているのはわかっているので、ロック解除→ヘッジ解除→マージンで借りれるFLOW復活 という流れになるとアタリをつけ、BotでFlowを無理やり借りる用意だけしていました。(本BOTはたまたまとある人に売却もしました)

 

Flowロック解除

0時にロック解除だと思っていたので、21時ー0時で赤ちゃんをあやす当番となっていました。まさかの21時頃ロック解除で予定が狂いました。

嫁さんは寝ているし、赤ちゃんは泣き叫んでいるし、トレードできる状態になく、Coinlistでのフラッシュクラッシュを見逃しました。

 

また、BinanceなどへのFlow送金が反映されないなど、ヘッジを解除できる状況でなかったことから、BOTでFlowを借りようとしても借りれず、朝5時ごろまでは何もできませんでした。

(5時頃のツイート)

 

21時-3時くらいでFTXのFRは-0.5%とかであり、Coinlistからの出金も反映されない状態でFTXでヘッジするのはリスク高すぎだろ(50hくらい0.5%/hでヘッジコスト取られたら負ける)、と思ってポジを組めませんでした。なので、Binanceで1300枚借りたFlowを売り、Coinlistで安値のFlowを買い、20%ほどの鞘がある状態でロングショートのポジションを組みました。

 

今思えば、この時点でFTXにも全ツッパすべきでした(20%鞘くらい)。

 

FTXの金利が落ち着く

 

結果的に、FRが0.1%を切って、確実に勝てると判断してポジを組みましたが、鞘が6-7%程度しかなかったので、微妙だなあ、と思っていました。それでもやらないよりはマシだと思って組みました。

 

Kucoinに送金

Kucoinが送金再開したので、FTXでショートしている分だけでも出そうと思い、619Flowを送ったところ、Kucoin自体のバグに巻き込まれたのか、送金が反映されず、ロストしました。

その後、CoinlistとKucoinの鞘もなくなったので、送った意味自体が完全になかったです。

結果的に資金を取り戻すことに成功しましたが、2日間生きた気がしなかったです。

 

Binance入出金再開

Binanceの入金再開と同時にCoinlistとの鞘がなくなったのを確認。両方で決済して全トレードを終了しました。

結果的に、+41万の利益でしたが、最善手を打てていれば1000万くらいいけただろうな、と後悔と反省が残る結果でした。(もちろん、勝てることしかやる気がなくて、できる限りリスク回避した結果なので仕方がありませんが・・・)

 

反省点

 

Twitterで書いたとおりです。

次はCoinlistとFTXに資金を入れまくって参戦します。目指せ1億円・・・。

 

 

 

 

 

 

 

9月の損益と裁判

+628万でした。

仮想通貨+679 株 -20 ソシャレン損失確定 -30でした。

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トレード関連

アビトラしかしていません。

NFT系のゲームはかなり下火(ゲームとしては活況でも儲かりにくいの意)と見ています。

DeFiもあまり信用していませんが、DYDXは面白いんじゃないのか、と思っています。

 

赤ちゃんが無事にNICUから退院し、元気にミルクを飲んでおぎゃおぎゃしているので、プログラミングに割ける時間が少なくなっています。 

 

現状の相場や利益率が続くならしばらく開発はせずにいいかな・・・と楽な方向に逃げそうですが、HahHubと契約し、ちょっとマニアックな仮想通貨関連の情報を得る努力をしています。

 

狙い目だと考えていたのは、

i)上場戦(トークン上場直後にスキャ、アンチボットが多い)

ii)フロントランニング(先行者が強すぎてなかなか勝てない)

iii)DEX-CEXアビトラ(Solana系?開発コストがかなり重い)

iv)コピートレード(DEX系でいいウォレットのマネをする。未開発)

v)エアドロ関連(IOSTは忘れていた)

の5つです。

上場戦はいいトークンがなかなかないので放置気味、

フロントランニングは難しすぎ、

DEX-CEXはSolana開発が重くてまだやっていない、

コピートレードは案があるけど未開発、

エアドロ関連は継続してアンテナを張ろうかな、

 

というところです。時間とモチベが欲しい。

 

裁判関連

今月は、とあるソシャレンに対して裁判を起こし、損失を確定させることができました。

内容については何も言えませんが、やっと確定できたので安心です。

(返ってくる見込みがないのに損失確定できていなかった)

 

ソシャレンやるくらいならSP500とかを買っておけば・・・と思いますが、社会人で忙しくなるだろう、と楽な方に逃げたのは養分思考でした。

 

他で捕まっている54万についても、債権放棄して今年度に損失を確定させるか迷っているところですが、今度考えます。

 

少額訴訟を起こす上で学んだことを書き連ねます。

・裁判日は平日、火木だけなど曜日指定が厳しい

・切手の枚数や種類などは指定がある。

・証拠書類は甲○号証などと書く必要が有る。捨印はいらないらしい

消費者契約法などを根拠に訴訟を起こす時、専属的な裁判所を指定されていても、地元の裁判所に訴えて、移送手続をさせない(明確な理由が必要)こともできなくはない。ただ、ソシャレンみたいな相手の会社が飛びそうな場合は移送で争ってしまうと時間が余計にかかる

消費者契約法の時効は1年間だが、困惑から逸した時は主観的な日付ではなく、相手の会社がお知らせなどを掲載した日付などになる。そこでは争っても厳しい。

・訴状は手書きじゃなくてもOK

 

普通に生きていたらできない経験が積めたのでよかったです。

 

 

 

 

 

9/13までの損益とZooにBANされた話、ガチャ確率操作について

 +3.6ミリでした。全損リスクをとっているので胃痛がすごいです。

 また、もうすぐ消えるエッジだとわかっているので、来月以降が心配です。

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子供が生まれたため、しばらく時間を取りにくくなるだろうなあ、って思っています。まだ退院してないから会えていないですけどね。

 

Zoo

 さて、今日の本題はZooでBANされた話です。とある方法でAPIにアクセスし、全トレード履歴をダウンロードしたり、レジェ(最高レアカード)の排出間隔を統計でとっていたりしていたらレジェ2体、エピ3体いるアカウントをBANされて何もできなくなりました。ウォレットBANもIPBANも食らったのでお手上げです。

 

 Zooはコントラクトを使っておらず、NFTっぽいなにかを発行すると、彼らの持っているサーバー上でレア度を割り付ける方式をとっています。

 

 つまり、運営のさじ加減でBANもレア度変更もなにもかも決まります。

(それに言及したらTelegramもDiscordもBANされました)

 

 原資0円(投げ銭)で100万円近くまで行ったのですが、BANされたので換金できず、20万円ほど持ち帰って終わりになりました。投げ銭分はちゃんと回収できていたのであぶねーって思っています。せっかく貰ったのをなくさなくてよかった。

 

統計からわかったことを次に説明します。

 

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上図は、レジェ及びエピが排出されたIDの間隔をPlotしたものです。

公式では、レジェの排出間隔は200回に一度程度なのですが、200を中心とした正規分布に全くなっていないことがわかります。エピに関しても同傾向です。

 

一方、全データのレジェ平均排出間隔をとると203であったため、確率に嘘はなさそうです。

 

ただ、

1)連続でレジェが出ることがある(~0.025%程度)

2)5918回回してもレジェ(この時はエピも?)が一切出ない。

(他にも1000−3000くらいは普通にある。一日でレジェ2枚とかの日も)

という問題があります。1)はいいとしても、2)は最悪です。

 

また、次にレジェが引ける確率はレジェが出てからのガチャ回数に反比例するため、

レジェが発行されたのを検知してガチャを回せばレジェがでやすい、というのが統計的にわかります。

 

現状でもやれば儲かるかもしれませんが、BlackNFTというAPIがあって、そこに登録されるとウォレットBANされるのでおすすめできません。

おそらく本方法をとっている人がサイレントBAN(エピレジェだけがでなくなるBAN)されます。

 

私は完全撤退しました。

使っていたプログラムはもったいないですが、汎用性が高くなるように作ったので、他でなんかできればいいなーって思っています。

本プログラムは個人的に作ったので売る気はないです。

(1BNBくらいのぼったくり価格でなら売るかもですが。)

 

これから

次の収益源を探しつつ、BCGやNFT系は下火になるかなーと思って撤退気味です。

なんかいい案あればください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月の損益と、あの時CryptoBladesで何が起きていたか。

8月は+313万でした。(仮想通貨+298,株+15)

 

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魔界BCGの面白さに魅了され、web3などを使用したフロントランニングやアビトラなどに注力していました。(ゲームしてない)


最近やっていることは以下です。
・DEX-CEX、CEX-CEXのアビトラ
・NFTのアビトラ
・BCGのコントラクトバグ探索
最近やっていないこと
・クリブレとかのBCG
・BSCNode関連

来月もアビトラを中心にNFTコントラクトバグや期待値を追って行きたいと思っています。

 

 

今月面白かったコントラクトバグは、

・DragonSlayerの無料NFT

 ・CryptoBladesの選択的高レア武器合成

の2つです。

 

DragonSlayer

詳細はツイッターでもつぶやきましたが、以下の通りです。

馬鹿ですね。

 

 

 

CryptoBlades

以下に示すようなコントラクトを使ってmint_weaponという関数を騙し、高レア武器を30000個くらいmintする攻撃者がいました。

bscscan.com

 

クリブレではuint256(keccak256(abi.encodePacked(user, seed, hash, gasleft())))というランダム値を使っているのですが、user,seed,gasleft(),hashはすべて定数なので、高レア武器だけmintすることは可能でした。

本来であれば、hashは変数なのですが、最新ブロック(Txを処理するブロック)のブロックハッシュはTxを送った時点ではわからなくても、コントラクトにTxを送ってコントラクト内でブロックハッシュを取得することができるので、定数化することが可能です。

 

もちろん、DEVに通報したり、Solidityコードの変更案を上げたりしたのですが、武器相場は崩壊し、コンバット報酬もなくなったので対処に失敗したと思います。

 

悪用する人がでかねないので、今まで口を噤んでいましたが、現状では攻撃者はおらず、クリブレも死んだので、供養として掲載します。

 

いいゲームだったな(白目)

 

 

BCGと付き合うときは、

1.Gitのコードは読む

2.Gitがなくともコントラクトの関数をすべて直コンで実行して、問題がないかチェック(この過程でドラゴンスレイヤーのバグを発見)

の2つはすべきでしょう。

 

税金を800万とか払う必要があることに気がついて、精神的にダメージがありますが、来週子供生まれますし、来月も頑張って稼ぎます!

 

 

 

 

 

8/1-12の損益とブロックチェーンゲームのトランザクション解析(CryptoBlades)

+25万でした。収益源は主にアビトラとCryptoBladesでした。利益を訴求するよりもブロックチェーンまわりの技術を訴求していたらそこまで稼げませんでした。

 

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Tx解析の面白さ

 色々と思うところがあってBSCチェーンのTxを解析しています。CryptoBladesでは0.1Skillなどの異常な価格でキャラクターを販売するアホが多い(相場は0.5Skill程度)ので、そのような価格のキャラを買うことに注力していました。

 (例えばこのTx:

bscscan.com)

 

必要な技術要素としては、

i)Txpoolの情報を得る

ii)購入するTxを送る

の二つだけですが、かなり奥が深いです。

イメージとしては、i)の実行時間が0.1-0.5秒、ii)については0.05秒程度なので、i)の寄与がかなり大きいです。

先々週まではリスティングの2Block 後でガス戦争(ガス代を上げて優先的にTxを通す)が起きていましたが、最近は同ブロックで発注がかかるので、純粋なプログラミングスキルの勝負となっています。


以下の画像の通り、全く勝てなくなりました。

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少なくとも、BSCSCANなどの監視をしても絶対に負けますし、Binanceが公式に出しているRPC接続でも負けます。

 

先行者(異常に安価なキャラを買っている人)に勝つために必要要素として

a)自前のBSCチェーンのNodeを持つ

b)Gitに上がっているP2P通信モジュールを改良してピア接続を改善する

c)通信環境(10GBpsくらい)を整えつつ、SATAじゃない2TB SSD(m2)でSSDへのアクセス速度を1.5GB/secくらいまで上げる

d)web3を早い言語で書きなおす

e)24コア位のCPUと128GBくらいのメモリに換装する

を考えています。

 

かなり労力と課金がかなり必要な状況ですが、楽しいのでしばらく戦います。

ここまで100キャラちょっとを5SKill程度で買えたので、勝てれば楽しそうです。勝てれば・・・。 

 

ブロックチェーンゲーム(BCG)で戦う場合、人と同じことをしては負けると思っているので、ちょうどいい勉強と思っています。

 

今、CryptoBladesなんかに参入して普通にゲームしている人は負けているのではないでしょうか。

 

こういうゲームで勝つために必要なのは

1)誰よりも早くそのゲームにたどり着き、安いNFTを手に入れたり、レベル上げをする

2)バグ・抜け穴などをつき、利益を得る

のどちらかが王道でしょう。現状はどちらもCryptoBladesにはないので、Tx解析して安いのを取っていくのが良いでしょう・・・。

 

 

BCGにおけるランダム要素

色々とBCGのSolidityコードを見ていて、ランダム値を発生させる部分で思ったことを書きます。

Dungeon Swapというゲームがあるのですが、このゲームでランダム値は以下のようになります。(Contract Address 0x0f8F5fBdcB8548f08F87393912339E535f631695 | BscScanから引用)

uint256(keccak256(abi.encodePacked(blockhash(_yourLastDecisionBlock+1), _yourAddress)

 

簡単に言うと、戦闘時のブロックの次のブロックハッシュと、自身のアドレスをエンコードし、keccak256でハッシュ値を得る感じのコードです。

本コードでは、プレイヤーがTxを発行した時点では、そのブロックのブロックハッシュ値を得ることができても、その次のブロックハッシュは得ることができないので安全です。

 

uint256(keccak256(abi.encodePacked(blockhash(_yourLastDecisionBlock), _yourAddress)

 

の場合はどうでしょう。

もし、攻撃者がいる場合は、_yourLastDecisionBlockのハッシュはTx送信時点ではわかりませんが、例えば、自前のコントラクトアドレスにTxを送り、_yourLastDecisionBlockのハッシュを取得し、ランダム値を計算することが可能です。望ましいランダム値であればTxを成功させ、だめならTxを失敗させれば、ガス代分のリスクで望ましい結果を得ることが可能です。

 

uint256(keccak256(abi.encodePacked(blockhash(_yourLastDecisionBlock-1), _yourAddress)

 

の場合は簡単にブロックハッシュはわかるので省略します。

 

以上から、uint256(keccak256(abi.encodePacked(blockhash(_yourLastDecisionBlock), _yourAddress)

のようなランダム値を採用しているでBCGは攻撃者が想定されるためプレーすべきではないでしょう。

 

ほとんどのBCGはクオリティが低く、いつラグプルされるかわかりません。

せめて、Gitがあってコードがわかるものをプレーするのがいいと思いました。

次の収益源になりうるゲームは何かなー・・・。