現時点でイラスト化されている帝国軍の兵器を紹介します。
第一紀世代
乗員 | 3名 |
動力 | ユイカx1 |
代謝 | 12q |
最大速度 | 70km/h |
武装 | 岩石砲x1 |
騎士ギルド製
帝国軍の空中艦艇の歴史はこの空中騎兵からはじまる。
スカイバードに櫓をくくりつけた極めて原始的な乗り物だが、上空からの一方的な攻撃とそのスピードで他者を圧倒した。
この戦闘スタイルは帝国軍空中艦隊の礎となり、次の100年間で登場する様々な艦艇の嚆矢となる。
本格的な艦艇が出揃うと戦線から身を引いたが、パトロール目的や貴族の雅な"遊び"として今でもその形は残っている。
他にも様々な個体が存在する。
第一紀世代
乗員 | 30名 |
動力 | 生体器官x1 |
代謝 | 50q |
最大速度 | 108km/h |
武装 | 14cm榴弾砲x3 |
帝人重工製
帝国軍最初期の駆逐艦のひとつ。
帝国艦艇の"スカイバード騎乗型"から"生体器官搭載艦"への過渡期を物語る存在。
当時としては破格の快速を誇り、空中騎士の戦い方の名残で集団で動くことが多かった。
左右のロール安定が悪く、総合的な性能は次に開発されるフィンガル級に譲った。
南北戦争初期の間は連邦軍の気球艦隊相手にも善戦したが、フィンガル級とともにその幕引きは早かった。
第一紀世代
乗員 | 45名 |
動力 | 生体器官x1 |
代謝 | 64q |
最大速度 | 87km/h |
武装 | 14cm榴弾砲x2 12cm連装榴弾砲x2 |
帝人重工製
下記ガルエ級と並ぶ帝国軍最初期の駆逐艦のひとつ。
帝国艦艇の"スカイバード騎乗型"から"生体器官搭載艦"への過渡期を物語る存在。
次級のガルエ級が100年以上使われたのに対してフィンガル級はすぐに姿を消してしまう。
当時、帝国以外に空中艦隊が存在しないため対艦戦闘は考えられていない。
多くの名もなき王国がこの艦艇の一方的な猛砲撃によって滅亡しており、辺境民族にとって悪魔のような存在だ。
ガルエ級の登場以後は二線級へと降格され、連邦軍との初の空中艦隊戦において多大な犠牲を出す。
以後はほそぼそと後方警備任務についており、残った艦艇は主砲を廃して機関砲を装備するなどして余生を過ごした。
第一紀世代
乗員 | 80名 |
動力 | 生体器官x2 |
代謝 | 90q |
最大速度 | 98km/h |
武装 | 艦首16cm殲滅砲 14cm榴弾砲x3 14cm連装榴弾砲x2 制圧砲x1 護衛戦闘機マコラガx2 機銃多数 |
帝人重工製
帝国軍を支えた旧式駆逐艦。第一紀(500年代最初期)の艦で、空中艦の時代を開いた代表的な存在。
シンプルにまとまった武装と2機の艦載機運用能力を持っており、建造当初は革新的な艦だった。
長年の帝国艦隊の主力を務めた功労者。
とはいえ、現在では装備のすべてが旧式化しており、そのほとんどが後方の治安維持に努めている。
そろそろ解体される…はずだったが、あまりに使い勝手がいいために何世代にもわたって改修が行われ、
結局空中艦の時代が終わるまでの160年間を現役で過ごすこととなる。
第二紀世代
乗員 | 140名 |
動力 | 生体器官x2 循環器x1 |
代謝 | 170q |
最大速度 | 156km/h |
武装 | 14cm単装砲x12 対艦空雷x2 対艦砲x1 爆雷 機銃多数 |
インペリーア・ヴィマーナ造船所製
帝国の第二紀の量産型駆逐艦。
コスト削減が図られ、その他巡空艦や戦艦などと同じパーツを持つ。
武装を簡略化し、集団で動くことで相手をかく乱させる戦法をとる。
連邦の同時代の駆逐艦と比べると火力はやや低めだが、圧倒的な速射力で翻弄する。
非常に操艦しやすく生存性も高いので、第三紀に入っても多くの艦船が就役、長年に渡り何度も改修が行われ、ガルエと並び帝国空中艦隊の基盤を支えた。
第二紀世代後期
グレーヒェン艦隊 ヨダ地区 第三国境警備隊所属のもの
乗員 | 122名 |
動力 | 生体器官x2 循環器x1 |
代謝 | 180q |
最大速度 | 164km/h |
武装 | 14cm単装砲x12 対艦空雷x2 対艦砲x1 爆雷 艦載グランビアx1 機銃多数 |
インペリーア・ヴィマーナ造船所製
クライプティア級後期の設計。
基本設計を踏襲しつつ生体器官のアップグレードや内部区画の耐久性を高めたバージョン。
ボンタ氏の自主制作アニメ「南へ!」にて主人公である若きグレーヒェンが乗艦した。
底面にグランビア戦闘機を1機乗せているのが特徴。
帝国軍の艦船はやたら艦載機を積みたがる。
第二紀世代
奥にグランヴィナスが飛行している。
乗員 | 390名 |
動力 | 生体器官x1 循環器x1 |
代謝 | 330q |
最大速度 | 142km/h |
武装 | 17cm榴弾砲x2 15cm重対空砲x2 14cm単装砲x8 対要塞噴進弾x2 ロケット弾x4 機銃多数 |
インペリーア・ヴィマーナ造船所製
帝国軍の第二紀の主力巡空艦。
2タイプある初期型軽巡の1つで、安定した航続距離、攻撃力、防御力、機動力を持ち合わせる量産型。
同航戦に重きを置いた武装配置で、ほとんどの戦況で存分に力を発揮することができた。
クライプティア級駆逐艦を順当に大型化したような印象で共通パーツが多く見受けられるが、大部分が駆逐艦並みの防御力しかないことと同義だった。
第二紀艦船に多く見受けられる傾向だが、上部に大きく張り出した生体器官は格好の的だったため後発の艦船では対策がなされるようになった。
辺境艦隊では旗艦を務めていることが多い。
帝作戦をもって本級の運用が終了され、残りは解体されることになった。
第二紀世代
並走しているのはスカイバード。帝国戦艦の浮遊エンジンは彼らの器官を使っているのだ。
乗員 | 325名 |
動力 | 生体器官x1 循環器x1 |
代謝 | 290q |
最大速度 | 158km/h |
武装 | 18cm単装砲x2 連装機関砲座x4 多目的砲x6 捕鳥砲x1 後部対艦砲x1 ロケット弾x4 機銃多数 |
インペリーア・ヴィマーナ造船所製
2タイプある帝国の初期型軽巡の2つ目。
この艦は殴り合いよりも機動戦に重きを置いており、機動性と正面火力を活かして艦隊を分断する役目を持っていた。
重量もバリステアより軽く、どちらかというと大型化した駆逐艦のような印象。
量産はそこまでされることはなく、リューリア作戦で建材の大半が失われてしまった。
帝作戦をもって本級の運用が終了され、残りは解体されることになる。
第三紀世代
乗員 | 350名 |
動力 | 生体器官x1 循環器x1 |
代謝 | 410q |
最大速度 | 155km/h |
武装 | 15cm連装砲x5 15cm三連装砲x1 44cm三連装対艦ラケーテx1 14cm単装砲x6 艦首噴進弾発射管x4 |
グレーヒェン工廠製
帝国軍の最新鋭軽巡空艦。
戦艦グレーヒェンと同じ造船所で設計・建造され、同造船所特有の避弾経始装甲が目を引く。
前級のバリステアやフレイアより洗練された武装配置と居住性を備え、まさに上位互換といえる存在だった。
本艦は次期軽巡充足計画に伴い提出されたグレーヒェン工廠の提出案。下記ストラティア級との競作となり、採用された経緯を持つ。
設計当初では対空機銃がひとつもなく、対空戦闘が出来ないという尖った性格の軍艦だった。
しかし帝国の上層部(ドクトル)は制空権確保の重要性をあまり理解しておらず、艦隊戦闘を大前提に置いている純粋な火力支援型艦船として本級が選ばれた。
対空戦闘は各艦艇が装備している戦闘機に対応させればよいという考えでいたようだが、それはリューリア戦役で覆されてしまう。
もう一つの特徴としてそ\この恵まれた船体からくる汎用性の高さが挙げられる。
これらの武装はバーベットが共通しており、任務に応じて組み合わせることが可能だった。
帝国軍の邀撃が主な目的の連邦艦船と違い、様々な目的別に対応できるポテンシャルをもたった彼女は短時間の間に帝国軍の主力艦艇となった。
第三紀世代
インペリーア・ヴィマーナ造船所の最後の秀作。グレーヒェン工廠にバトンタッチすることとなる。
乗員 | 380名 |
動力 | 生体器官x4 循環器x1 |
代謝 | 510q |
最大速度 | 155km/h |
武装 | 13.7cm連装対空砲塔x9 三連装対空砲x10 5cm連装機関砲塔x9 15cm榴弾砲x2 機銃多数 グランミトラx3 |
コンセプトデザイン:静秋
インペリーア・ヴィマーナ造船所製
クライプティア級やアルバレステア級で名を馳せたヴィマーナ造船所の最終設計船。
次期軽巡充足計画に伴い提出された提出案であり、グレーヒェン工廠のガリアグル級に敗れてしまった。
最新理論を採用した流線型の避弾経始装甲を取り入れつつ、旧来の生体器官配置による設計のしやすさが売りだった。
なによりも第二紀のアルバレスティア級重巡を彷彿とさせる、鬼のような対空戦闘能力が特徴。
これらは左右の砲どうしが貫通してドラム式に設置されている、なかなかユニークなものだった。
結果論から言えば帝国はこの艦を採用するべきであったが、軽巡に武装を詰め込んだ結果
生体器官の基礎代謝や乗組員はアクアルア級重巡を凌駕しており、重巡のような軽巡という中途半端な代物となってしまったのが落選の遠因となった。
3隻が製造され各戦線へ回された。司令部もこの艦の有用性を認めていたが、インペリーア・ヴィマーナ造船所は落選と同時に解散してしまい
生産ラインも生体技師も確保できないまま、シルクダッド戦役で最後の1隻が失われた。
第二紀世代
バリステア級の発展型とも取れる風貌。ロールアウトしたのは第三紀、生まれながらの旧式艦である。
乗員 | 410名 |
動力 | 生体器官x3 循環器x2 |
代謝 | 522q |
最大速度 | 150km/h |
武装 | 15cm連装徹甲榴弾砲x10 対空機銃少数 グランバールx7 |
ハスコーヒェン厩工製
ヴィマーナの下請けとして長年の実績のあるハスコーヒェンが、独自設計した艦船。
設計開始は第二紀後期だったが、資材不足や艦橋周りの度重なる変更により時間がかかり、ロールアウトしたのはガリアグルなどと同時期であった。
生まれながらにして旧式艦だったガーランドは少数生産に終わったが、余裕のある艦橋構造を生かして旗艦型艦船として運用された。
主生体機関後部の扇状に広がるパーツは艦載機格納庫であり、7機の航空機を収容できた。
メルパゼル系提督であるクルメの乗艦として有名で、ガーランドの前方集中攻撃能力を存分に活用した。
旋回能力に難があり、必要以上にロールしやすいというじゃじゃ馬であったと言われている。
第二紀世代
乗員 | 370名 |
動力 | 生体器官x6 循環器x2 |
代謝 | 534q |
最大速度 | 167km/h |
武装 | 20.5cm連装榴弾砲x2 15cm単装砲x13 連装機関砲座x2 艦載戦闘機グランビアx8 |
インペリーア・ヴィマーナ造船所製
帝国の重巡空艦。後述するアルバレステア級重巡の廉価版といえる存在。
本級が建造された時期の他艦艇と同様、基本的な設計は駆逐艦クライプティアや軽巡バリステアを流用しており、艦種が変わるごとに順当に拡大していったようなバランスの取れた船体設計が特徴。
比較的軽量な船体に対して6つの生体器官が搭載されており非常に快速だった。
また、艦尾にかけては主砲を搭載しない代わりに飛行甲板を持ち、グランビア戦闘機を最大8機搭載できた。
帝国にはアルバレステア級という更に重武装な重巡が存在していたこと、そして本級の防御力には若干の不安があることから飛行甲板を撤去して主砲を載せるような改装は公式には行われなかった。
実際、主砲を2基増設する代わりにグランビア戦闘機8機の運用能力を捨てることは割に合わない。
帝国軍では駆逐艦、軽巡、重巡という単純な3つの枠組みを超えて様々な大きさの艦が建造されましたが、本アクアルア級は実際に運用してみると
軽巡バリステア、重巡アルバレステアという傑作艦の間に挟まれた微妙な艦として認識されてしまい、総生産数は20隻程度だったといわれています。
アクアルア級の運用は帝作戦で運用は終了し解体予定でしたが、内3隻が六王湖の亡命政権により奪取されその後の行方は不明となっています。
第二紀世代
乗員 | 480名 |
動力 | 生体器官x4 循環器x2 |
代謝 | 560q |
最大速度 | 152km/h |
武装 | 20.5cm連装榴弾砲x10 5連装対空爆裂弾x6 対艦魚雷x6 15cm単装砲x16 対艦爆雷x6 4連装ロケット弾x2 連装機関砲座x8 艦載戦闘機グランビアx4 機銃多数 |
インペリーア・ヴィマーナ造船所製
帝国の重巡空艦。
急速に性能を向上させた連邦及び共和国の戦闘機に、バカスカ船を沈められたトラウマにより鬼対空化しているのが特徴。
同時期に作られたバリステアと同じく防御力以外は全体的なバランスがとれていた。
本級もまたクライプティア級駆逐艦から一部設計を流用しており、合理的な建艦思想が見受けられる。
アーキル連邦軍の駆逐艦や軽巡を軽々と葬り去ることの出来るほどの重装備で、小柄な船体にたくさんの砲が積まれているのが特徴。
まさに全身火薬庫。主砲は20.5cm、第二紀においてこのサイズの砲では十分高火力な域だ。
他の帝国艦同様に本級もまた4機のグランビア戦闘機を搭載、射出することが可能。
絶対建造数は決して多くないが、帝国軍にとってアルバレステアは十分に頼れる存在でありつづけた。
連邦軍はこの船を戦艦として認知している模様。事実、船体に対する火力は重巡のポテンシャルを超えていた。
使い勝手が良いバリステア級軽巡と同様にリューリア作戦の時代まで運用されており、地方貴族の主力として奮闘した。
帝作戦にて本級の運用は終了した。
第三紀世代
乗員 | 780名 |
動力 | 生体器官x3 循環器x2 |
代謝 | 2000q |
最大速度 | 150km/h |
武装 | 28cm三連装砲x4 15cm連装榴弾砲x8 四連装機関砲座x18 艦載戦闘機グランツェルx6 艦載戦闘機グランバールx4 艦載偵察機x2 機銃多数 |
生体部分:グレーヒェン工廠製
船体設計:ハスコーヒェン厩工製
ガリアグル級軽巡と並行して開発された帝国の第三紀重巡空艦のコンセプトモデル。
連邦が重巡という艦種を芸術的なレベルにまで落とし込んでいた反面、帝国では重巡というタイプの船は設計しづらいものがあったらしく
第二紀の艦艇の近代化改修などでお茶を濁している状況であった。そこでガリアグル級とともに新世代の重巡をロールアウトさせようということで開発されたのが本級だ。
グレーヒェン級で実証されたスラリとした傾斜装甲に余裕のあるバルジによる容積確保。
そしてハスコーヒェンお得意の艦載機運用設備が合わさり帝国軍が欲するすべての要求を満たした艦になるはずだった。
しかし、すべてを足し算式に設計していったためもはや重巡というレベルを超えてミニ戦艦と言えるような船体まで大型化してしまう。
彼女は、戦艦にしては武装と装甲が貧弱であり、重巡にしては燃費も極悪く遅い、とても空を巡航するという言葉とは程遠い仕上がりとなってしまった。
これらの背景から、1隻のみのワンオフ艦となってしまい、維持にもカネがかかるということで仮死状態でドックに眠らされてしまったわけである。
これにちょうど目をつけたのがノスギア軍管区で当時そこそこの存在感を出していたニルギリ家。
当時の当主アレン・ニルギリが座乗していたアルバレステア級ドュリアドが器官不調で病床についているところ出征の名が下り、本級を二代目ドュリアドとして買い取ったのである。金のなせる業である。
このドュリアドは当主亡き後も次代のティアナ・ニルギリに相続され、そこそこの活躍をするのであるが―
600年代の中頃にニルギリ家にてちょっとしたお家騒動があったらしく、その後の行方は記録に残っていない。
武装を展開した図
第三紀世代
乗員 | 420名 |
動力 |
生体器官x1 循環器x2 |
出力 | 1320q |
最大速度 | 154km/h |
武装 |
28cm連装砲x1 15cm連装砲x2 14cm単装砲x8 5cm連装機関砲塔x7 艦載戦闘機グランバールx12 |
グレーヒェン工廠製
生体器官は巨頭種プレイグィの胴上部分を使用。尾部は酵素操作で発育しないように組まれているので見た目は非常にアンバランスだ
帝作戦後に建造された航空母艦。リューリアにおいて航空攻撃の有用性を知ったグレーヒェン工廠が建造したが、
かれこれ100年近く採用していた戦列ドクトリンを捨てきれず艦砲を設置したことにより、空母としても戦列艦としても中途半端な性能になってしまった。
滑走甲板上にある砲塔は艦載機発進時には下に格納され戦闘時には上に上がる方式のため一見合理的に見えるが、これを載せたために艦載機格納庫を縮小せざるを得ず、また防御力が低下したため滑走路脇に増加装甲を設置せざるを得なくなった上、緊急着艦ができないなどの欠点が多く見つかり、運用後期は取り外された。
だが今までのグレーヒェン製にはない対空防御の充実、一体式の生体器官を積んでいることからくる機動性の高さ及び整備のしやすさ、装甲化された艦橋などにより様々な戦線で運用されたという。
リューリアの軌跡の第三艦隊記録「リューリア、第三艦隊の軌跡
沈黙の空中艦編」に登場
第二紀世代
乗員 | 800名 |
動力 | 生体器官x1 循環器x2 補助鰭x8 |
代謝 | 1770q |
最大速度 | 142km/h |
武装 | 艦首・艦尾衝角 63.8cm臼砲x4 17cm側面臼砲x8 重噴進筒発射管x14 下部速射砲(大)x4 下部速射砲(小)x10 艦橋後部機関砲x1 |
建造:インペリーア・ヴィマーナ造船所 改修:テクノクラート
大火力の臼砲を4門備えた、第二紀特有の火力主義が特徴の帝国戦艦。
一番艦バルデンと二番艦ナイジーラの2隻が建造され、ナイジーラは連邦との戦闘で大破着底している。
長らく地方艦隊の旗艦として利用されてたが、帝人重工の解散とともに行き場を失い行方をくらましている。
一番艦バルデンはリューリア艦隊戦にて突如出現。
強化された装甲と音熱探知器官を備えて、壊滅状態でさまよう連邦第三艦隊と会敵。
その相手こそ、生き別れの二番艦ナイジーラの成れの果て、戦艦ノイギリェだった。
ノイギリェは大破したナイジーラを連邦が徹底的に調査し、残骸をベースに組み直した戦艦だ。
▲連邦戦艦ノイギリェ
敵同士という形で再開を果たしたバルデンとノイギリェはそのまま"万年霧の禁足地"と呼ばれる濃霧空域に突入し
音響・熱源・空振を頼りに、さながら潜水艦戦といった苛烈な戦闘を繰り広げ、両者とも相打ちとなった。
目覚め作戦後に異常気象が収束するまで、姉妹は発見されることなくただただ静かにその身を岩場に横たえていた。
第一紀世代
乗員 | 890名 |
動力 | 生体器官x3 生体翼x36 |
代謝 | 9330q |
最大速度 | 80km/h |
武装 | 艦首70cm制圧砲x16 艦尾70cm制圧砲x16 20.5cm連装榴弾砲x9 30cm三連装榴弾砲x12 対空重爆雷発射管x4 護衛戦闘機マコラガx2 70トン殲滅爆弾x6 |
帝人重工製
530年代、帝国軍初期の総旗艦。
総旗艦の名に恥じない当時最大最強の超大型戦艦。戦艦はおろか一都市をも敵に回すことができる、まさに無敵の超兵器といえるものだった。
しかし運が悪いことに、彼女の初陣は後に「パルエ史上最も短時間のうちに、一方的に、多くの将兵と戦力を失った作戦」として知られる「東方作戦」。
精鋭5艦隊というそうそうたるメンバーを率いてノスギア山脈を超えた大森林地帯、通称旧市街地へ侵攻。
そこには彼らが予想していたような未開民族はおらず、かわりに無数の旧兵器たちで溢れかえっていたのだった。
実際のその戦場を見たものは誰一人としておらず、「旧兵器によって屠られた」と結論付けられた。
この推論は160年後の「目覚め作戦」にて実際に大量の帝国軍艦艇の残骸が発見されたことで証明されることとなる。
「突然その場で時間が止まったよう」と言わしめるほどに整然と並んだ艦艇の残骸の位置関係を分析した結果、多くの艦が当時の戦列様式に則った形で沈んでいることがわかった。
彼らは何に襲われたのかも理解する間もなく撃破されたようだ。
スペックだけを見ればすさまじい攻撃力だが、砲弾はほとんど鉄球に爆薬を詰め込んだものといった中世レベルの代物だった。
爆弾もとにかく大きければ強いというゴリ押し理論をもって作られていたのがわかります。70トンといえばヤークトティーガーの重量に匹敵する。
冷静に考えれば、火薬を抱えた爆撃艦(戦闘機付き)といった失敗兵器のたぐいだが、530年台といえば北国諸国が気球戦艦をせっせと膨らませつつ浮遊機関の使い方を解明している時代であり、すぐに失敗兵器と決めつけるのはせっかちというものだろう。
第二紀世代後期
乗員 | 590名 |
動力 | 生体器官x2 循環器x3 |
代謝 | 2700q |
最大速度 | 154km/h |
武装 | 30cm連装砲x4 35cm連装榴弾砲x2 艦首15cm連装砲x1 15cm単装砲x10 対空重機関砲x2 対艦砲x2 煙幕放出孔x2 小型爆雷 機銃多数 |
グレーヒェン工廠製
帝国軍の艦隊旗艦型戦艦。
ヨダ地区の防衛を任されているグレーヒェン家の指揮官が座乗する艦として有名。
帝国軍では珍しく火力よりも指揮能力に特化している設計で、とても優雅なフォルムが特徴。
旗艦ということもあり装甲はとても強固に設計され、連邦の砲撃を弾くこともしばしば。
純粋な戦闘艦としてはイマイチな部類だが、総合的な戦闘能力はきわめて良好。
中央の構造物は意思伝達用の枝としても働く。これがキコキコ動いて通信するのだ。
第二紀艦船の集大成であり、第三紀艦船のベースともなったエポックメイキングな艦。
根本が太く、集中砲火を食らっても脱落しにくい生体器官の配置が秀逸。
第二紀世代後期
乗員 | 850名 |
動力 | 生体器官x2 循環器x2 |
代謝 | 4700q |
最大速度 | 142km/h |
武装 | 30cm4連装砲x5 35cm連装榴弾砲x2 15cm単装砲x16 艦首大型対艦ロケットx6 重爆弾x4 機銃多数 |
インペリーア・ヴィマーナ造船所製
グレーヒェン級とほぼ同時期にロールアウトした戦艦。
アドミラーレ・クヅォネス級戦艦の次世代型として設計された本艦は、攻撃力にステータスを全振りしたような圧倒的な主砲門数を誇る。
重巡主体の連邦艦艇には向かう所敵なし…というのは第二紀後期までの話で、第三紀に入ると射程負けするようになる。
貴族の旗艦用として量産されており、ベストセラー戦艦と言ってもよいだろう。
裕福な貴族艦隊にはたいてい当艦の姿が確認できる。だがあまり前線へ出ることがなく、積極的な攻勢に出たのはリューリア作戦である。
その頃には延命措置として長砲身型となった個体も存在している。
帝作戦時の騒動でで少なくとも3隻が失われている。
最後の姿が確認されたのはシルクダッド戦役で、無砲身型の5番艦"リューリヤラント"が臼砲戦艦を率いて参戦した。
第三紀世代
乗員 | 550名 |
動力 | 生体器官x2 循環器x3 |
代謝 | 3900q |
最大速度 | 170km/h |
武装 | 28cm連装砲x5 35cm連装榴弾砲x2 3連装突撃空雷x2 15cm単装砲x12 艦橋砲x6 防護機関砲x4 |
基礎設計:インペリーア・ヴィマーナ造船所建造:グレーヒェン工廠製
1隻のみが建造された帝国の高速戦艦。帝国に帰化したメルパゼル系3世のクルメ=マギア提督の座乗感として知られる。
フレイア級、バリステア級、ガーランド級と快速艦を乗り継ぎ、彼女の跨る最後の艦としてふさわしい性能を誇っている。
その船体は前面装甲と速力を最重視して設計されており、高速で敵艦隊に切り込むような場面で真価を発揮する。
もともとはインペリーア・ヴィマーナ造船所が起死回生をかけて建造した新型戦艦だったが、ストラティア級に注力するために素体ごと封印されていたものだった。
その扱いに困った同造船所が、驚異的な速度で武勲を上げていたクルメに授ける新型艦の素体としてライバルのグレーヒェン工廠に売り渡したのがこの艦のルーツである。
艦型はグレーヒェン式の優美な曲線装甲が目を引くが、武装配置や肥大化した生体器官はヴィマーナのDNAを感じさせる。
左右に張り出した生体器官はそれ全体がエネルギー変換器官であり、この艦の高速性能を支えている。
クルメ艦隊はその高速性能をもって連邦の小艦隊の追撃を繰り返していたためノスギアの船体は被弾痕だらけとなり、クルメ戦法の何たるかをその身で体現しているようだった。
フリーランスのごとく好き勝手に出撃を繰り返していた際は戦果を上げていたが、その攻撃力を評価されて主力艦隊の指揮のもと各戦線へ投入されると途端に被害が出始めた。
ノスギアはクルメ自身の指揮のもと、有利な戦況で運用してこそ最大限の破壊力を持つ船だったのである。
最終的にはテルスタリ戦線で復帰不可能な大ダメージを負い、その亡骸は皇都付近の大森林地帯に横たえているという。
彼女を仕留めたのは、テルスタリ・メルガードから発射された常軌を逸したサイズの砲弾の直撃とされている。
第三紀世代
乗員 | 610名 |
動力 |
生体器官x3 循環器x3 |
代謝 | 3800q |
最大速度 | 160km/h |
武装 |
40cm連装臼砲x6 28cm連装砲x3 15cm単装砲x12 三連装対空砲x6 艦首噴進弾発射管x14 機銃多数 |
ハスコーヒェン厩工製
帝国の大貴族、マルアーク家の長男であるエミールのために発注された戦艦。
駆逐艦並みの速度で敵艦隊に突入し、すれ違いざまに大火力を投射するコンセプトで建造され、
素性不明の男”ダマルカン”の座乗艦である”マイネンローグ”の試作艦にあたる。
マルアーク家はマイネンローグを建造する費用も出資していて、その見返りとしてエミールはダマルカンから戦術指南を受けており、
ただのボンクラ貴族に突撃戦法を植え付けた、しかしダマルカンの好きな虎柄は植え付けれなかった。
武装は連邦の空雷戦術を真似た大量の噴進弾と伝家の宝刀である連装臼砲、
そしてダマルカンの助言に基づき設置された多数の単装砲である。
帝作戦においてこれらの武装を駆使し、皇帝艦に大量の火力を投射したがその高機動性のために損害は機銃創しかなかったという。
第三紀世代
乗員 | 720名 |
動力 |
生体器官x2 循環器x2 |
代謝 | 3700q |
最大速度 | 148km/h |
武装 |
30cm連装砲x6 三連装対空砲x8 艦首噴進弾発射管x4 機銃多数 |
グレーヒェン工廠製
帝国の大貴族、マルアーク家の次男であるアルマイルのために発注された戦艦。
帝国の傑作戦艦であるグレーヒェン級の設計を踏襲しており、
グレーヒェン級やガリアグル級などよりもより傾斜のかかった装甲により生存性が向上している。
だが、グレーヒェン級の弱点である生体器官の付け根が弱いことが改善されておらず、依然としてそこは弱点のままである。
しかし下部生体器官を内側へ畳んだり、上部の生体器官を下側に移したことにより全体的な防御力は格段に向上している。
武装は一般的な帝国戦艦の使う30cm連装砲などであり、噴進弾発射管や装甲戦艦という名前にしてはそこそこの速さをもっており、
全体的にコンパクトにまとまっておりポテンシャルは高い。
帝作戦においては不純な目的ではあったが近衛騎士団側についている。
第三紀世代
乗員 | 680名 |
動力 |
生体器官x3 循環器x3 |
代謝 | 4000q |
最大速度 | 158km/h |
武装 |
30cm連装砲x6 28cm連装砲x2 17cm臼砲x10 15cm単装砲x6 重噴進筒発射管x8 艦首衝角x1 機銃多数 |
グレーヒェン工廠製
帝国の大貴族、マルアーク家の三男であるイーゼルのために発注された戦艦。
水鳥が両翼を広げたような優雅な姿は帝国一美しいとされる。
インペリウム級などの影響を受けて前方に火力が集中しており、
その美しい両翼に大口径砲や大型ロケットなどを搭載している。
突破戦艦の名の通り、正面火力と速度が高いがシャープな形状をした正面装甲には不安が残る。
武装は30cm連装砲が6基と重噴進筒発射管が8基あるがこれらは正面にしか撃てず、同航戦や反航戦では不利に立たされる。
また、時代錯誤も甚だしい艦首衝角を装備しており、これは貴族達の懐古趣味の象徴になっている。
帝作戦においては圧倒的な正面火力で皇帝艦にダメージを与え、最後にはその衝角で皇帝艦に突き刺さった。
ハスコーヒェン廠工から流出した青写真、実物は虎柄の塗装をされてるという。
第三紀世代
乗員 | 480名 |
動力 |
生体器官x12 循環器x2 |
代謝 | 4100q |
最大速度 | 170km/h |
武装 |
15cm回転砲x8 12cm連装砲x1 艦首大型対艦ロケットx2 艦首衝角x1 |
ハスコーヒェン厩工製
素性不明の司令官、ダマルカンのために発注された戦艦。
ダマルカンはあの近衛騎士団長ラツェルローゼ肝いりの司令官であり、新興貴族にもかかわらず、
最新鋭戦艦と艦隊を所持することを許されており、またリューリアで残された連邦敗残兵からの信頼も厚いという謎の男である。
本人と会ったものによると肌の色が褐色であり、帝国語もどことなくなまっていて虎柄を好むとのことである。
ダマルカン……一体何ハンなんだ………
本艦はダマルカン戦法と言われる駆逐艦並みの速度で敵艦隊に突入し、すれ違いざまに大火力を投射する戦術を最大限生かすために、
既存の戦艦とは全く異なった設計をしており、本艦の試作型であるドラッシェとクライプティア級の設計を取り込んでいる。
ダマルカンの意見によって、帝国ではとうのとっくに滅びたはずの回転砲を搭載しているが、
この回転砲、第一紀のそれとは似て異なるものであり、砲塔内部は高度な生体式自動装填装置、
そして砲塔を高速で回転させるための回転筋肉で埋め尽くされており、これらの生体パーツのコンビネーションの結果、
分発100発という高レートをたたき出すことに成功した。
横に突き出した多数の生体器官により回転砲を片舷斉射しても安定した姿勢をとれるようになっており、
船体の半分を占める生体器官と合わせることによって驚愕の170km/hを出す快速艦となっている。
しかし砲がすべて小口径で短砲身であり打撃力が低く、速度を出すために装甲を薄く、小さくした船体のために携行弾数は回転砲を二回撃つだけしか
載せられていないため、長時間の戦闘ができない。
初陣は空母でもないのにシルクダット会戦であった。
第三紀世代
乗員 | 1200名 400名(歩兵) |
動力 | 生体器官x5 循環器x4 |
代謝 | 6600q |
最大速度 | 140km/h |
武装 | 40cm4連装砲x2 28cm連装砲x5 22cm臼砲x20 対艦空雷x6 側面速射砲x6 重噴進筒発射管x6 グランツェルx7 雑多な武装は以下省略 |
グレーヒェン工廠製
近衛騎士艦隊が所属する超大型空中戦艦。連邦軍が恐れたいわゆる"超クンバカルナ級"。
皇帝艦を除くありとあらゆる軍艦を凌駕するように作られたこの船は、旧兵器の光学レーザーをも数発程度耐えることができました。
辺境艦隊が離反しても皇帝を護ることができるだけの継戦能力や、小規模ながら武装の製造設備まで備えてある戦略兵器です。
リューリア作戦や帝作戦、目覚め作戦にて活躍しました。
同型艦は
一番艦:近衛艦隊旗艦 ラドゥクス・インペリム Radcus Impelium (RIと略される)
二番艦:近衛艦隊 ネイダール・ノイエラント Neider Neueland (NNと略される)
三番艦:殿下座乗艦 名称募集
の3隻。
近衛艦隊は一般的な艦隊とは違い遭遇戦を想定しておらず、反乱軍の鎮圧などといった明確な目標の撃破に特化しています。
主砲の前方集中配置もこの思想が顕著に現れている一例です。
もう一つの特徴として帝国軍として珍しく長砲身砲塔を装備していることが上げられます。
対艦攻撃を対地曲射攻撃の延長として考えていた旧来の戦闘ドクトリンからまた一歩前進した作りです。
二番艦はリューリア作戦で想定外の攻撃を受けて戦没していますが、それでも帝国最強の戦艦であることは間違いなしです。
三番艦には武装が自衛程度のものへダウングレードされており、塗装も純白でまとまっていて違った印象を受けます。
第二紀世代
乗員 | 27名 |
動力 | 生体器官x1 循環ポンプx1 |
代謝 | 35q |
最大速度 | 108km/h |
武装 | 15.2cm榴弾砲 36cm重砲x1 多目的砲x2 機銃x1 |
帝人重工製
帝国軍の重砲艦。
小型化された船体に、この世界における戦艦主砲レベルに匹敵する巨大な砲を1門備えているのが特徴。
帝国の支配下の辺境都市上空に通常1,2隻が配備されている。
この艦の設計は敵国たる連邦艦を一撃で行動不能にし、援軍到着までの時間を稼ぐことにある。
第二紀において、この砲に耐えられる船は連邦軍に存在しなかった。
一方防御力は漁船レベルで、肝心な主砲も旋回させるために体液を大量にバイパスせねばならず(その分艦の機動力が損なわれる)非常に使い勝手が悪い。
多くの士官候補生はこの艦の艦長を経験せねばならない。
RPGだとチュートリアルで出てきて真っ先に沈むタイプ。
後期になればなるほど貧乏貴族にこき使われるようになる。
第一紀世代
乗員 | 150名 |
動力 | 生体器官x2 循環器x1 |
代謝 | 76q |
最大速度 | 118km/h |
武装 | 8連装ロケット弾x2 対地速射砲x1 軽ロケット発射基x2 対空砲x2 |
帝人重工製
第一紀に建造された、対都市制圧に特化した艦。
ロケット砲や地上掃射用の速射砲を備え、対地目標をやすやすと破壊してしまう。
対艦戦闘は考慮されていないので装甲は薄い。
500年代初期の南北のファーストコンタクトの際に用いられた。
北軍の弓矢や投石を物ともせず、一方的に地上目標を蹴散らした。
帝国に併合された続領民にとっては、忘れたくても忘れることのできない艦だ。
現在では艦隊戦で用いられることはなく、夜間の対地襲撃に少数が備えている。
第一紀世代
乗員 | 2名 |
動力 | 生体器官x2 循環ポンプx1 |
代謝 | 21q |
最大速度 | 130km/h |
武装 | 対地対艦噴進砲x2 38連発機銃x6 |
帝人重工製
第一紀帝国地方艦隊の主力艦。主に夜間強襲艦と共に行動する。
正面に6門の対地対艦噴進砲を備える火力重視の船だ。
敵機の機銃掃射で生体器官の内蔵を撒き散らしながら墜落してしまうほどの紙装甲だが、小隊規模での一斉射撃は集落程度なら軽々と壊滅させてしまうだろう。
第一紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 生体器官x1 |
代謝 | 12q |
最大速度 | 80km/h |
武装 | 榴弾x4 |
帝人重工製
小型の対地ユニット。4発の榴弾を撃ち込んでそのまま帰投する。
非常に無防備だが、設計当初は空軍をもつ敵国が皆無だったため問題なく運用できた。
アーキルを盟主とした連邦軍が組織され始めると被害が激増。
しかし蛮族にそのような力があるわけがないと認めなかった上層部によりこの艦艇は引き続き運用された。
カルラ市奪還戦で残存する最後の12隻全てが、地上からによる徹甲弾の狙撃によって全て撃破されている。
第二紀世代
乗員 | 2名 |
動力 | 生体器官x1 |
代謝 | 14q |
最大速度 | 90km/h |
武装 | N/A |
帝人重工製
小型のパトロール艇。
辺境都市では見られず、帝都でのみ活動しているレアなユニット。
基本構造が単純なため100年近く大事に使われている。
後の増設で操縦席は密閉式となり、長時間の警戒任務もたやすくなった。
耳目省や統治省など様々な省庁が独自に運用した乗り物だ。
第三紀世代
乗員 | 5名 |
動力 | 生体器官x1 |
代謝 | 30q |
最大速度 | 180km/h |
武装 | 連装軽機関銃x1 |
テクノクラート製
テクノクラートが開発した大型のパトロール艇で、夜間における監視任務に特化している。
胴体下部に取り付けられた監視眼は暗視および熱探知も兼ねており、スカルプトの調達コストの4割を占めている。
このユニットはテクノクラートのみ保有している。
また、不確かながらも六王湖が武装を強化して重戦闘機として運用しているといった情報があるが…
乗員 | 120名 |
動力 | 生体器官x1 |
代謝 | 300q |
最大速度 | 80km/h |
武装 | 15cm殲滅砲x10 |
帝人重工製
帝国空中艦隊黎明期において、主に指揮官が地上部隊を指揮するために用いた空中司令艦。
主に帝国軍が南半球の諸国家を攻略していた頃の産物で、空中目標との交戦は全く考えられていない。
南北戦争が始まり、アーキル連邦軍が空中艦を繰り出してくるようになると良い的となり早々に引退。
引退後は貴族たちが懐古趣味のひとつとして所有していた。歴史上の英雄に憧れる指揮官は第二紀になっても使用していたが、
この頃になると航空機の掃射で容易に撃破されてしまう。
小説「フライトグライド」にてローラントの上官であるブッフハルト将軍の乗艦として活躍した。
第二紀世代
乗員 | 987名 |
動力 | 生体器官x1 高速循環器x8 ポンピング用エンジンx4 エンジン再起動用発電機x2 非常用蓄電池x5 |
代謝 | 6800q |
最大速度 | 80km/h |
武装 | 450cm対都市噴進榴弾x9 対艦砲x4 4連装掃射砲x1 |
乗員 | 50名 |
動力 | 生体器官x2 循環器x1 |
代謝 | 1900q |
最大速度 | 90km/h |
武装 | 9連装軽ロケット弾発射基 消火器x1 |
帝人重工製
ザ・キング・オブ・爆発要員・オブ・ザ・イヤー
帝国軍の対地攻撃型艦艇。帝国が保有する艦艇の中では最大級の威容を誇る。その艦首には口径4,500mmの対都市噴進榴弾発射管を9門揃える。
下部には戦艦主砲クラスの弾を地面に叩きつける速射砲塔を完備、自衛火器はなし。噴進弾1発で1つの村落を殲滅可能。
荒廃した土地で細々と集落を形成して暮らす人々が大半なこの世界では存在自体が極めて脅威。帝国軍はその武力で周辺国家を属領化することが出来る。
あまりに弾が大きいため発射・管制施設が巨大で、艦と言うよりは空飛ぶ発射装置である。その重量を支えるために更に大きな生体エンジンを積んでいるのでいい的である。狙わなくても当たるね(!?)
9発全てを撃ち尽くすとそばに待機している装填艦が艦首に接舷、昔の銃のように弾を込めるわけだが、装填中に撃たれでもしたら大惨事である。そもそも双方の存在自体が爆発フラグなのでそんな心配するもおかしいのだが…。
あまりに足が遅い上、敵にとっては最重要攻撃目標とされるので艦隊からは嫌われている。
なお装填中の様は下士官の間で下品なジョークの対象となっている模様。
第一紀世代
旧兵器を発掘してしまい、全速力で地上へ脱出しながら迎撃している このあとメチャクチャ壊れた
乗員 | 113名 |
動力 | 初期蒸気式ボイラ 循環ポンプx1 昇降エンジンx2 |
代謝 | 生体器官は使われていない |
最大速度 | 昇降70km/h |
武装 | 6cm発破用超重ガトリング砲x1 対地爆雷x6 4連装掃射砲x1 軽ロケット砲発射基x2 9連装軽ロケット弾発射基 20cm連装砲 |
オージア・コンキエ製
かつての独立国家オージアが運用していた民間掘削機を接収、改造したもの。
縦に長い坑道を上下のレールで自由に行き来し、引き続き希少鉱石の発掘に従事。
いつ古代兵器を掘り起こしてしまうかわからないので、帝国式の自衛火器を備えている。
その総合火力は駆逐艦1.2隻分で、民間用としては最強の火力。ほとんどの武装が軍部からの流出品。
第一紀世代
乗員 | 85名 |
動力 | 発掘エンジンx3 |
代謝 | 生体器官は使われていない |
最大速度 | 50km/h |
武装 | 艦首リコゼイ光子砲 16連装対地ロケット弾発射基 152mm榴弾砲 12cm連装砲 |
現地製
ガイアーと同世代の艦。これは陸上用のもの。自治区などに配備され、工作作業に従事している。
駆逐艦レベルの火器を持つ。廃材で作られた艦なので形が非常に歪である。
リコゼイ光子砲は、帝国からの独立を密かに企む作業員たちにより極秘裏に装備された発掘兵器。帝国には内緒だよ。
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