和田家の男たち #4[字]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
和田家の男たち #4[字]
【脚本・大石静による、令和の新しいホームドラマ誕生!】息子×相葉雅紀、父×佐々木蔵之介、祖父×段田安則…男だらけのマスコミ一家が織り成す、異色のホームドラマ!
◇番組内容
父・秀平(佐々木蔵之介)から、母・りえ(小池栄子)の死に関する新事実を聞かされた優(相葉雅紀)は、あまりの衝撃に動揺を隠せずにいた。関わりすぎると命の危険もあると脅され、怯えながら生活する優だったが、ふと気付くと誰かに尾行されているような気配を感じ…!?そんな中、優を心配した三ツ村(正門良規)と志麻(石川恋)が和田家にやって来て、祖父・寛(段田安則)と意気投合し大騒ぎ。やがて怪しい気配の正体が明らかに…!
◇出演者
相葉雅紀、佐々木蔵之介、段田安則
小池栄子、正門良規(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、石川恋、駒木根隆介、岡部たかし、宮澤美保
【ゲスト】草刈民代、高橋光臣
◇脚本
大石静、荒井修子
◇監督
星野和成
◇音楽
ワンミュージック【主題歌】Peach&Apricot『Watching Over You』(ワーナーミュージック・ジャパン)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】中川慎子(テレビ朝日)
【プロデューサー】残間理央(テレビ朝日)、本郷達也(MMJ)、布施等(MMJ)
◇おしらせ
☆番組HP
https://www.tv-asahi.co.jp/wadake/
☆Twitter
https://twitter.com/wadake_tvasahi
☆Instagram
https://www.instagram.com/wadake_tvasahi/ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
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キーワード出現数ベスト20
- 三ツ村
- 清宮
- 秀平
- 和田
- 大丈夫
- 棚田
- 今日
- お父さん
- プロポーズ
- 仕事
- お母さん
- 亜蓮
- 滝口
- 誕生日
- 本当
- バズ
- 乾杯
- 結婚
- 時間
- コロナ
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?
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(優)あっ…。
〈あれから 僕は おかしい〉
〈すごくおかしい〉
〈なぜ
こんなにおかしいかというと
父に
すごい話を聞いちゃったからだ〉
(和田秀平)お母さんを
死に追いやったのは
清宮恭介と その父親だ。
(和田 寛の声)
清宮恭介 入閣したな。
(秀平の声)
ついに来たかという感じです。
警察は ろくに調べもせず
事故死と結論づけた。
だが 事故じゃない!
お母さんは清宮に殺されたんだ。
俺は諦めていない。
報道局で力を持って
自分の意志で
政権の闇に切り込む事。
それが お母さんの遺志だったし
お母さんの供養だとも思うから…。
今 その闇が暴かれる時なの…?
〈母の死について
ずーっと知りたかったけど
今となっては
知らないほうがよかったような
知ってもよかったような…〉
あれ?
あっ…。
(女性)あら…
置いていかれちゃったの?
ああ…。
大丈夫?
大丈夫です。
〈全然 大丈夫じゃないけど〉
〈だって 僕
殺されるかもしれないんだもん〉
動くな。
それは なんとも言えません。
あの子を守れ。
りえさんも 今は
それを望んでるよ きっと。
〈祖父は 僕の命を心配している〉
〈父は 母の事件に
突っ込もうとしている〉
〈突っ込みすぎると 僕の命は
危険にさらされる… らしい〉
〈う~ん… 死ぬのは ちょっと
さすがに まだ やだなあ…〉
ああ~… はあ…。
〈母を殺した清宮は憎い
許せない〉
〈だけど 僕が死ぬのは嫌だ〉
〈父は 僕が死んでも
いいんだろうか?〉
〈そんなわけないよな〉
〈でも このまま
終わらせる気もないよな…〉
〈怖いなあ…〉
〈父は すごくて怖い〉
〈怖くて すごい〉
あっ…。
うん…?
あっ… すいません。
どうした?
ああ…。
ああ~!
相撲部創立100周年の
マグカップじゃないか。
えっ 相撲部だったんですか?
ああ。 小兵だったが
あらゆる技を駆使して
意外に強かった。
ひえ~… それで
新聞社に入ったんですか?
相撲部である事は評価されたぞ。
(手をたたく音)
ちょっと待って…。
なんすか? なんすか?
痛い 痛い 痛い 痛い…。
痛い 痛い 痛い 痛い…。
ちょ ちょ ちょ ちょ…。
〈祖父も 怖くて すごい〉
♬~
〈うちは みんな すごいなあ〉
〈僕は
ビクビクして 駄目だけど〉
〈でも これが普通だよな〉
〈普通 普通〉
〈僕だって調べたよ〉
〈でも 母の死に関する記事は
どこにも見つからなかったんだ〉
仕事しなきゃ…。
♬~
ふぅ…。
〈これって スランプ?〉
(ため息)
(滝口 剛)うぃっす。
おはようございます。
うぃっす。 今日の項目表です。
清宮がトップじゃ弱いだろ。
いや 局長が これでいけって
言ってるんですよ。
なんで?
さあ…。
俺が聞いてくる。
(滝口)いやいや…。
それは ちょっと…。
和田さん!
(井上智子)何があったんですか?
うん?
なんもないんだけど
なんか 1人で
戦闘モードになってるんだよな。
(智子)何か
つらい事でもあるのかしら?
君も いちいち
じっとりするな。
私 好きなんです 和田さんの事。
(滝口)わかってるよ。
み~んな 知ってるよ。
みんな 知ってるんですか?
いや だだ漏れてんじゃん。
いや まあ いいんだけど
あんまり
だだ漏れるのはどうかな。
周りが… ねえ 落ち着かないから。
(滝口)
清宮の過去素材 用意しといて。
(智子)はい。
(棚田 宏)よろしくお願いします。
わかりました。
局長 トップは
財政省職員による横領問題の
続報でいきたいと思います。
(棚田)清宮じゃいけないの?
今 大人気じゃないの。
事故現場でパフォーマンスするような
政治家に
我々こそ
だまされてはいけないと思います。
でも 視聴者は見たいと思うけどな
清宮。
見たいと思うものだけを
並べていたら
我々が介在する意味はありません。
視聴者が気づいていない事
見えていない事を報道するのが
我々の仕事です。
(棚田)入社したての若者なら
その意見も美しいと思うけど
君の立場で
それを言っちゃなあ…。
それでは トップは
財政省職員の続報で
いかせてもらいます。
♬~
りえの事で知ってる事は
全部 優に話しましたから。
話したの!?
そんなに驚く事じゃないでしょう。
かわいそうじゃないか。
あの子に背負いきれるのかな?
知らないのも
かわいそうじゃないですか。
それに もう 40前ですよ。
あんたみたいに
闘う気を起こしたら
どうするんだ?
それは ないでしょう。
そっか… そうだなあ。
この先 どう 心の中で
母親の死を受け止めるかは
優に任せます。
でも きっと
知らないより知ってよかったと
優は思うと思うんです。
あっ そう…。
じゃあ まあ それでいいか。
いいと思います。
あんた なんで
そんな自信満々なの?
お父さんの子ですから。
おやすみなさい。
ああ…。
♬~
ああ~…。
はあ~…。
♬~
《今日も 不燃ごみを出し忘れた》
《ごみだらけになっちゃうな
家が》
《しっかりしなければ》
ピシッ…!
身辺に気をつけろよ。
あんたも
安易に動くんじゃないぞ。
お母さんの事?
そうみたいだな。
《やっぱり 僕
かなりやばい状態だ》
あんたも ネットニュースとはいえ
マスコミの端くれだ。
清宮サイドは
そういう事には敏感だから。
あんまり
優を脅かさないでくださいよ。
脅かしてるつもりはないよ。
いつ死んだっていいように
やりたいように生きろと
言いたいだけだ。
脅かしてるじゃないですか。
えっ 脅かしてるじゃないですか!
そんな事ないよ。
あれ? ボタン また取れてる…。
それ 僕が付けたとこ?
そうかな?
う~ん… やっぱり 彼女のほうが
こういう事はうまいな。
歯医者さんだから
手先が器用なんだよ。
歯医者じゃないよ 目医者だ。
お父さんの恋人は
目医者さんなんですか?
昔の恋人ね。
昔でもない。 割と最近。
割と最近という昔。
(優と寛の笑い声)
おかわり ちょうだい。
あっ はい。
♬~
(携帯電話の着信音)
(着信音)
こんにちは。
あっ わざわざ どうも。
この頃
アップする記事が少ないから
どうしたのかなと思って。
あっ… すいません。
ネタが浮かんでこなくて…。
ああ~ 50日目の壁って
あるんすよねえ。
業界あるあるですね。
(荒い息)
(三ツ村)安西さん!
あっ 新たにバズとぴに参加された
ライターさんです。
ああ~。
どうも 安西です。
ああ… 和田です。
よろしくお願いします。
(安西)はい。
(さと美)安西さんって
元警察官なんすよ。
(三ツ村)バリバリの
捜査一課だったんですよね?
えー… まあ はい。
ヘヘヘヘヘ…。
なんで辞めたんですか?
ああ… 婚活に成功して
結婚したんです。
そしたら かみさんが
命の危険のある仕事は
やめてほしいって言いまして
思いきって 警察 辞めました。
バズとぴさんでは
警察関連の裏ネタとか
やってますよ。
(三ツ村)和田さんも頑張んないと
居場所なくなっちゃいますよ。
…はい。
♬~
♬~
(風の音)
(風で窓が揺れる音)
♬~
どうぞ。
おお…。
すいません ここんとこ
買い物 行けてなくて…。
いいよ。
毎朝 ご飯 作ってくれるだけで
誰も そんな贅沢 言わないから。
本当 本当。
いただきます。
いただきます。 フフッ…。
最近 誰かに つけられてるんです。
狙われてるかも。
お父さんが脅かすからですよ。
じゃあ 今日は 私が 買い物
行ってやるから 大丈夫 大丈夫。
そういう問題じゃないですよ。
優 怖がりすぎだよ。
俺たちは なんにも
悪い事してないんだから
毅然としてればいい。
心配するなら
俺が本気で動いてからにしろ。
動くんかい!
動くんですか!?
♬~
♬~
(物音)
尾行された。
あっ…。
あんたの被害妄想じゃなさそうだ。
でしょ?
ああ。
清宮恭介が大臣になったから
あっちも
古傷を消し去りたいのかな?
け… 消し去られるんですか?
僕ら。
そんな簡単には
消し去られはしないが
今日は家にいよう。
お父さんに電話したほうが
いいよね?
やめておけ。 仕事中だ。
でも 仕事中に
僕らが死んじゃったら…。
とりあえず 家にいよう。
(滝口)あっ 清宮だ。
『朝まで討論』に出るんですかね?
清宮大臣!
『フロンティアニュース』の
プロデューサーの
和田と申します。
ぜひ うちの番組にも
ご出演ください。
どうも。
(棚田)突然 失礼じゃないか。
下がりなさい。
♬~
(和田りえ)何かあったの?
(清宮隆三)恭介。
清宮の事か?
清宮の事で何をつかんだんだ!?
(りえ)離して!
♬~
(滝口)どうしたんですか?
大嫌いな清宮ですよ。
ちょっと話してみたかったんだ。
だって
清宮のVは全カットなのに
「ご出演して頂きたい」って
おかしくないですか?
おかしいよな。
うっ…。
うっ…。
最終的には
身ひとつで戦うしかないかんね。
あっ 駄目だ。
はあ… はあ…。
イテッ… イデデデ…。
ああ 痛い…。
♬~
どちら様ですか?
♬~
どちら様ですか?
♬~
お目にかかりたかったです。
私が愚かでした。
《この人か…
プールのボタン付け》
《眼科医だ》
お目にかかりたくて
何度も来たんですけど
あなたにも お孫さんにも
声がかけられなくて…。
《殺し屋じゃなかった…》
♬~
もう一度
プールサイドのプロポーズまで
時間を戻して頂けませんか?
もう一度
プールサイドのプロポーズまで
時間を戻して頂けませんか?
結婚しよう。
(亜蓮)遅いわよ。
私は医者よ。
仕事があって忙しいの。
♬~
それはできない。
《プロポーズしてたのか》
《そうなんだ》
私は覆水を盆に返す男ではない。
過ぎた時間は取り戻せない。
お帰り願いたい。
本当に そうお思い?
私の事 惜しくないの?
惜しくないかと言われれば
惜しい。
しかし 筋は筋だ。
筋って なんですか?
意地ですか?
意地なんて通したって
幸せにはなりませんよ。
素直になりましょう。
ねえ 寛さん。
筋を通すという事は
その場の雰囲気に
流されないという事だ。
私は新聞人としても 男としても
筋を通す生き方を貫いてきた。
ここで曲げるわけにはいかない。
(亜蓮)私は ずっと1人で
仕事だけあればいいやと
思ってきたんですけど。
寛さんと知り合って
1人で食べるご飯よりも
2人で食べるご飯のほうが
おいしいとか
1人で見る映画よりも
2人で見る映画のほうが
楽しいとか
1人でウォーキングするより
2人でウォーキングするほうが
楽しいとか
いろんな事を知りました。
ずっとプロポーズ
して頂きたかったんですけど
なかなか して頂けなくて…。
そのうち コロナになっちゃって
お寂しかったのか
突然 プールサイドで
プロポーズされたんです。
でも それって
コロナだからでしょう?
私は コロナになる
何年も何年も前から
ずっと待ってたんです。
コロナでなくても
プロポーズしてほしかったんです。
それで あの時
気持ちが よれてしまって…。
すいませんでした。
あなたのお怒りは
よくわかります。
でも…。
許して頂けませんか?
♬~
許してください。
私は あなたの事を
心から愛してます。
♬~
お二人も
応援して頂けないでしょうか?
応援します。
♬~
あなたの気持ちはわかりました。
しかし
あの時 被った屈辱と傷は
この先も乗り越えられないと
私は思います。
私も無念だ。
でも お帰りください。
もう遅いから
車を呼んでやってくれ。
はい。
♬~
(泣き声)
すいません 意固地な父で。
♬~
(泣き声)
(泣き声)
《2人とも
泣くほど好きなのに…》
(泣き声)
あっ 車 5分で来ます。
(泣き声)
よくあんな事 言えるね。
何?
「車 あと5分で来ます」って
あんなに泣いてたのに。
優こそ 「応援します」とか
よく言えるな。
応援しちゃうでしょう
あの場合は。
雰囲気に流されすぎ。
流されてはいけないと
親父も言ってただろ。
だけど… あの人は ないなあ。
えっ そうなの?
ないだろう。 そもそも
なんで好きになったのかな?
スラッとしてて
きれいだからじゃない?
あの人が家に入るなら
俺 出てくよ。
だって
もう駄目になっちゃったから。
そうだな よかった。
よかったー!
寛さん 次の恋には
巡り合えないだろうな 74だもん。
いいだろ もう。 なあ。
うわあっ!
♬~
(さと美)すっごい家っすね。
(三ツ村)別に働く事ないんじゃ
ないかって思っちゃうよな。
(さと美)全然見えないけど
和田さんって
いいとこの子なんですね。
(さと美)すいません 突然。
(三ツ村)和田さんの記事が
上がってこないから
志麻ちゃんが
様子を見に行こうって言うんで。
この1週間
いろんな事があったんですけど
もう大丈夫です。
何があったんすか?
あっ… ちょっと説明しにくいな。
(さと美)ふーん…。
すいません。
はい どうぞ。
(三ツ村)いただきます。
(さと美)ありがとうございます。
ただいま。
おかえり。
(さと美・三ツ村)お邪魔してます。
祖父です。
バズとぴ編集デスクの
三ツ村さんと志麻さんです。
いらっしゃい。
あっ… ごめんね ここんとこ
ちょっと機嫌悪いんだ。
かっこいい! おじいちゃん。
あの… 本人の前では
「おじいちゃん」って言わないでね。
嫌がるから。
(三ツ村)全然似てないですよね。
血が繋がってないもん。
僕 母の連れ子だから。
ああ… そういう事ですか。
じゃあ この家って
相続できないの?
そんな事 考えた事ないや。
(さと美)考えておいたほうが
いいっすよ。
私も それ くれ。
あっ ちょっと待って
コップ入れるから。
ああ そのままがいい。
あっ…。
これ 三ツ村と志麻さんからの
お土産なんです。
これが?
いただきます。
あの
和田さんのおじいちゃんって…。
あっ 寛さん… 寛さん。
あっ 寛さんって
新聞社の方なんですよね?
東西新聞でコラムを書いてます。
論説委員なんだよ。
(さと美)ふーん。
東西新聞のワダカンといえば
新聞界のレジェンドなんだ。
この前も その話したろ。
あっ ウェブペディアに
載ってる~。
あっ 今日 誕生日じゃん!
「1946年11月16日
淡路島に生まれる」
淡路島 行った事ないんだよな。
ねえ 寛さん 今日 誕生日なの?
そうだ。
なんで言わないの?
誕生日は申告するもんなのか?
あっ いえ…
そういうわけじゃないんだけど。
お祝いしなきゃ。
誕生日が めでたい年じゃない。
特別な事をするな。
あっ ねえ 昨日のあの人
一緒に誕生日を祝いたいから
1日前に
仲直りしに来たんじゃないの?
あの人?
和田さん あの人って誰っすか?
あんたらには関係ない!
じゃあ とりあえず
ペットボトルで乾杯しましょう。
そうだね そうしよう。
さあさあさあ…。
ありがとう ありがとう。
ほら 寛さん せっかく
乾杯してくれるっていうんだから。
寛さん お誕生日 おめでとう!
(さと美)おめでとうございまーす。
(三ツ村)おめでとうございまーす。
(さと美)はいはい 寛さん
飲んで 飲んで 飲んで 飲んで。
あ~ もうちょっと! あ~!
はい 志麻ちゃんも。
(さと美)いやいや 私…
レモンサワーなんですよ。
レモンサワーっす。
じゃあ 三ツ村 いけ!
はい いただきます。
よし。 はいはい。
はあ…。
買い物 行ってないからなあ。
でも うちの孫は
なんで モテないんだろうな。
私が若い頃は
女に不自由するような事は
全くなかったけどな。
別に 僕らの世代
モテたいとか思ってないですよ。
オスとして崩壊してるな。
オスがマッチョみたいなの
古いな~。
でも でも 韓流ドラマの男って
ガンガン
女 口説くじゃないですか。
だから みんな
夢を求めて見るわけでしょ?
マッチョ
実は求めてるんじゃないっすかね。
そういう意味じゃ
あの子は程遠いな。
(さと美)ってか ってか 寛さん
韓流ドラマとか見るんだ?
ああ ヒョンビンには
シンパシーを感じてるな。
えっ えっ えっ えっ どこに?
どこ… おい おい もう あんたも
こっちに来て飲みなさいよ。
はい。
どうぞ。
(さと美)うわあ!
じゃあ じゃあ じゃあ じゃあ
じゃあ もう一回 乾杯!
えっ… ああ そう。
よいしょ。
ありがとう。
どうぞ。
じゃあ… 乾杯!
ハハハッ!
(三ツ村)乾杯!
寛さん
ますます元気でいてくださーい!
ありがとう ありがとう。
あっ ハッピーバースデー 歌ってない。
そんなもん いらん。
歌なら 私が歌う…。
あぶ… ああっ!
(さと美)危ない 危ない。
危なっ!
全然 大丈夫。
大丈夫?
全然 大丈夫。 全然 大丈夫。
(三ツ村)本当ですか?
ああ…。
♬~「なつかしい痛みだわ」
♬~「ずっと前に忘れていた」
♬~「でもあなたを見たとき」
♬~「時間だけ後戻りしたの」
♬~(さと美・寛)
「“幸福?"と聞かないで」
♬~(三ツ村・さと美・寛)
「嘘つくのは上手じゃない」
♬~(4人)「友だちならいるけど」
♬~「あんなには
燃えあがれなくて」
♬~「失った夢だけが」
♬~「美しく見えるのは
何故かしら」
♬~「過ぎ去った優しさも今は」
♬~「甘い記憶 Sweet memories」
(4人)イエーイ!
あっ!
(三ツ村・さと美)あーっ!
(割れる音)
(さと美)ちょっと 寛さん
何してんすか!
危ないから ちょっと酔ってる人
近づかないで!
(三ツ村)全員 酔ってるよ。
僕が片すから。
(さと美)危ない 危ない!
ちょ… 危ない 危ない 危ない!
(いびき)
(寝息)
(いびき)
(寝息)
昨日も今日も どうなってんの?
あーっ! ああ 痛っ!
ああ 痛っ! ああ~!
ああ~ 痛っ!
おかえり…。
ああ~ 痛っ! ああ…。
割れたグラスぐらい
片付けておけよ!
おお… おお~…。
どうぞ。
うん。
(ドアの閉まる音)
どうしたんだ?
まさか 清宮一派に
襲われたんじゃないだろうな?
何も覚えてないんですね。
昨日は ごめんなさい。
なんの事?
お父さんが割ったグラスで
怪我をして
夜中にタクシーを呼んで
病院に行ったんです。
私 グラス割ったの?
すぐに片付けなかった
僕が悪いんだから
もう いいんだよ。
本当に ごめんなさい。
自分が悪いと言えば
それで済むと思ってるんだろ。
(舌打ち)
嫌だな~ 朝からイライラして。
誰に似たんだろう。
いただきます。
おはようございます。
(棚田)おっす。
おい。
清宮恭介 『フロンティアニュース』
出る気 満々だったぞ。
はあ…。
君が出てくれって
言ったんだろう おととい。
わかってます。
今週中に出せ。
足 どうしたの?
(エレベーターの到着音)
ちょっと…。
ああ 僕っぽくないな…。
♬~
どうしたの?
ああ…。
いや ちょっと…。 何?
なんだ…
私の事ばっかりじゃないか。
ネタは暮らしの中から
拾うんだよ。
僕もプロっぽくなってきたな。
自画自賛するところが
秀平に似てきたな。
実の父親じゃないけどね。
一緒に暮らしていれば
みんな家族だ。
…な~んて ありきたりな事
言っちゃったよ。
僕も この家 来てよかったなあ…。
あんた… 目が腫れてるぞ。
えっ?
ゴロゴロしないか?
いや… しないけど…。
そりゃあ ちょっと
診てもらったほうがいいな。
はっ?
見えなくなっちゃ
原稿も書けないだろう。
いい眼科あったかな?
(ため息)
あの先生のクリニックに
行けって事? だったら
寛さん 診てもらったほうが
いいんじゃないの?
あんたでなければ駄目だ。
どうして?
それ以上 もう 聞くな。
眼科 行ってくれ。 一生の頼みだ。
一生の頼みなの!?
だったら あの夜
なんで あんな意地張ったの?
うーん…。
よくわかんないけど あの夜…。
あの時 被った屈辱と傷は
この先も乗り越えられないと
私は思います。
…って言ったでしょ?
それを聞いて 僕
あっ そういう事もあるんだと
思ったんだ。
寛さんらしいなって
思ったんだけど
それ もう 変わっちゃったの?
うん 変わっちゃったの。
変わっちゃったんだ。
うん。
この頃は若かった。
迷わずに意地を通せた。
でも 私は 昨日
75歳になってしまった。
久しぶりに行った東西新聞で
コラムの回数を
減らすとも言われた。
まあ わかっていた事だが
年を重ねるという事は
失う事なんだよな。
仕事も女も失って
この先10年… もしかしたら
20年も生きてしまったら
私は どうしたらいい?
ゆうべ そう思ったら
恐ろしくなった。
そして 彼女を取り戻したいと
切実に思ったんだ。
なるほどね。
また 1人で泣いちゃったよ。
割と よく泣くんですね 寛さん。
亜蓮の眼科 行ってくれる?
うん… いいですけど…。
でも 僕 何すればいいですか?
目も腫れてないのに。
これを渡してきてくれ。
ポストすればいいじゃないですか。
あんたに
あいつの顔を見てきてほしい。
いや 自分で行ったほうが
いいと思うけどな…。
一生の頼みだ!
♬~
(受付)初診の方ですか?
はい。
ご予約は?
してません…。
少し お時間かかるかも
しれませんけど
そちらで お待ちくださいませ。
はい。
(看護師)最後の患者さんです。
(亜蓮)今日は多かったね~。
(看護師)本当ですね。
(看護師)お待たせしました。
お入りください。
お荷物 こちらに。
失礼します。
どうしました?
あの… 目が腫れちゃって。
どちら側ですか?
こっちです。
はい 診てみましょうね。
あご のせてください。 はい。
♬~
どちらも問題ないようですけど。
♬~
他に 何か ご用が
あるんじゃありませんか?
すいません 実は そうなんです。
ここではない 違う場所で
お話しできないでしょうか?
な~んだ。
寛さんがいるのかと思ってた。
でも そんなベタな事されたら
引いちゃうと思ってたから
いなくてよかった。
話ってなんですか?
あの 実は その…
ベタな事についてなんですけど。
すいません。 いるんです。
今度は断らないでくれ。
結婚しよう。
結婚します!
♬~
2度もプロポーズしてくれて
ありがとう。
♬~
75歳…。
♬~
(ドアの開く音)
ただいま。
おかえり。
どうだった?
フフフフ…。
万事順調だ。 あんたのおかげだ。
おめでとう!
あっ…
お父さんにも言わないとね。
ああ 秀平には自分で説明するよ。
心配するな。
早くしてね。
僕 隠しておくの つらいから。
うん。 秀平の事だけど…
あんたに
言っておきたい事があるんだ。
はい…。
うん…。
(棚田)本日は
ありがとうございます。
あなたに言われなければ
出なかったですよ。
(棚田)型破りで
いろいろ失礼な事が
あったかもしれませんが
彼は うちのエースなんですよ。
(恭介)そういうオーラ
出ていますよ。 かっこいいです。
控室にご案内します。
打ち合わせは そちらで。
(棚田)もう 愛想が悪くて
すみません…。 どうぞ どうぞ。
りえさんの事
全部 秀平から聞いてるよな?
はい。
秀平は 26年前から
りえさんの事件に関しては
常軌を逸している。
あのまま 秀平が
事件の真相を暴こうとしていたら
秀平もあんたも
命はなかったと思う。
秀平も あんたを育てている間は
ひとまず この事件からは
手を引いていたし
諦めたと私には感じられた。
だけど 清宮が入閣して
秀平が抑え込んでいた
清宮への憎しみと
真相を暴きたいという本能が
顔を出してきた。
(但木陽一郎)将来の総理候補と
いわれていますけれども
ご自身では どうですか?
(恭介)当然 目指します。
(水谷内 毬)頼もしいですね。
(恭介)政治家になった以上
そう思わない政治家は
いないと思います。
(但木)熱い思いをお持ちですね。
それでは 引き続き
清宮大臣のお話を
伺っていきたいと思います。
まずは 清宮大臣の政治家としての
これまでの歩みをまとめました。
ご覧ください。
(優の声)お父さんは偉いと思う。
26年経っても諦めないのが
すごいと思うし…
怖いとも思う。
お母さんの事は
僕だって悔しいよ。
このままでいいとは思わない。
だけど 僕は 結局
何もできないと思うんだ。
それでいいんだ。 何もするな。
それでいいの?
秀平に感化されず
あんたはあんたの人生を
全うする事が大事だ。
お母さんの事は
無念だろうと思うが
取り戻せない事のために あがいて
つまずいてはならない。
〈父の言う事より
祖父の言う事のほうが
今の僕には理解できた〉
♬~
寛さんのプロポーズの話
聞こうと思って待ってたんだけど
全然違う話になっちゃったね。
ハハハハ…
人生とは そういうものだ。
恋も死も ごっちゃに
押し寄せてくるものなんだ。
覚えとけ。
はい 覚えました。
それじゃ。
(棚田)
どうもありがとうございました。
♬~
(棚田)お疲れさん。
♬~
♬~
♬~
どうぞ。
ありがとう。
(せき払い)
ああ… いや…。
あれこれ あったけど
冬木亜蓮と結婚する事にした。
だけど この家に亜蓮は入れない。
彼女は仕事も忙しいし
私も今の暮らしを失いたくない。
だから 別々に暮らすのが
いいんじゃないかな
という事になったんだ。
別居結婚ですか。 新しいですね。
まあ うん… この年だから
べったり一緒にいても
疲れるだろ?
時々寄り添い 愛し合えれば
それが一番いいんじゃないかな…。
時々寄り添い 愛し合う
花の生涯ですね。
ちゃかすんじゃない。
私は本気だよ。
照れてるだけですよ。
おめでとうございます。
おめでとうございます。
たまに 亜蓮が この家に来ても
快く迎えてやってくれよな。
もちろんです。
秀平も頼む。
お父さんが大事な人は
大事にしますよ。 当然でしょう。
じゃあ ご飯にしましょうか。
うん 今日 俺 早いんだよ。
(3人)いただきます。
(片岡直樹)うちの専属になって
コラムを連載してください。
バズとぴより格上じゃないか。
辞めさせてください。
(三ツ村)
戻る場所は ありませんからね。
「料理研究家 絶品ご飯」。
(片岡)テレビの
出演オファーがきました。
1000万!?
(さと美)和田さん 大変ですよ!
炎上してます。
バズとぴが舞台のアナザーストーリーが
TELASAで独占配信。
なんと 中村嶺亜さんも ご出演!
このあとすぐ配信スタート。
(3人)見てね!