「労災に値しない」“コロナ後遺症”での失職が増加[2021/11/12 18:22]
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コロナに感染し、その後遺症に苦しんだ挙句、仕事を失ってしまった人もいます。大手企業で働くこちらの男性。1月に感染後、体調が戻らず仕事に復帰できずにいました。
「コロナ後遺症」に苦しむ男性:「会社からは(傷病休暇の)満了期間がここまでなので満了をもって退職して頂きますということを電話で言われまして」
後遺症でパソコンを長時間見ることもできず、頭痛や吐き気など働けない状態でしたが、勤務していた会社の病気休暇の認定期間が満了したこともあり8月に退職せざるを得ませんでした。
男性は労災を申請。しかし今月、労基署から届いたのは「労災に値しない」という答えでした。
渋谷区のクリニックでは、後遺症で退職・解雇になった患者はこれまで94人に上り、今も増加傾向にあります。
「コロナ後遺症」に苦しむ男性:「子どもがまだ2歳と6歳で小さいし、家もローンがかなり残っているところで生活をしていくのがいつまでできるのかな、というのは当面の一番の悩み」
労働問題に詳しい川人博弁護士は。
労働問題に詳しい・川人博弁護士:「(新型コロナは)個人の努力では感染を防げない特殊な病気ですよね。そのために職を失ったり、職を失った後の補償がなくなるのは救済の方法を考えるべきではないか」