「あなたの婚約者は」について
2021年 10月24日 (日) 22:35
こんばんは、河原です。
先日投稿しました「あなたの婚約者は」に関しましてです。
私が想像するよりも遥かに多くのアクセスがあり、多くの方々に読んでいただけているようで大変驚いております。そして評価、ブックマークに留まらず、感想も多くいただいており、本当に感謝しております。ありがとうございます。
皆様のご意見を拝見し、その多くにジェイクへの非難が含まれていることを確認しております。
今回この話を作るに辺り、モヤモヤしたヒーロー像を描くことに決めていました。ですので皆様のご指摘はご尤もであり、しかし私が想像する以上にゲスな男として皆様の目に映っていることを知り、自分の描写次第でもう少しマシな見せ方が出来たのではないかと痛感しております。
文字数が多く最後まで目を通すのに時間が掛かる作品だと思うのですが、読後に不快な気持ちを残してしまわれた皆様には申し訳ございません。
そして、こちらの作品の感想欄ですが勝手ながら閉じることにしました。
通読するのにも時間は掛かりますが、感想を打つのにも時間は掛かることと思います。わざわざそのひと手間を掛けて気持ちをお伝えいただけたことは本当に嬉しいのですが、ある感想にキャラクターに対して「死んでしまえ」という一文がありました。
キャラクターに対するコメントであって作者に対するコメントでないことは重々承知していますが、「死んでしまえ」という一言はインパクトが強く、見たときにはぎくりとしました。その感想を見るのはキャラクターではなく作者ですし、コメントの一文であったとしても誰かに対して送るには重い言葉だと思います。
私の表現の稚拙さが招いたことですが、アクセス数の多さ等、色々と押し寄せることもあってあわあわしてしまっているので、このような措置を取ることにいたしました。
晒し上げになってしまうので該当の感想を削除した上で受け付けを停止いたします。
時間を割いて感想を送って下さった皆様には改めてお礼申し上げます。設定を作った自分では気付けない読者様の視点やタグの付け方等とても参考になりますし、温かいお言葉もすごく嬉しいです。
本当にありがとうございました。
コメント
- ブロックする
- ミュートする
あまりにジェイク王子に批判的な意見があり驚きました。
文章の中に王子はレティが好きなんだ、という気持ちが散りばめられていて、王子の気持ちになり読んでいくと切ないお話でした。
レティが婚約者を降りたがっているのを知っている。それも、自分を庇い負った怪我の所為で足を悪くしてしまった。
好きでもないマリーナとカフェバルコニーに行く。
でも、其処から彼は愛するレティを見ていたのだろうな、本当は彼女を連れて来たいと思っていたんだろうな…どちらも素直になれない二人の物語だと思いました。… 違っていたらごめんなさい。
最後には、レティを抱き抱え踊る… カッコいい王子様です。
感想欄を閉じておられるので、簡単に。
ストーリーだけ追いかければ王子様を非難したい気持ちもわからないではないけれど、
そこまで言われるほど酷いことをしたわけではないと思うのです。
二人とも年相応に不器用で傲慢で卑屈で、リアルな人間像だと思う。
だからこそレティに感情移入するあまり王子を罵倒する・・・。
(真面目すぎる不器用な若い男の子なんてこんなもんだとは思うけれど)
少数派かもしれませんが、私は中庭のシーンでの王子の告白で胸が痛くなりましたけどね。
だって好きな子が自分から遠ざかろうとしてたのだから。
すれ違い、なんだよね。
私は、ここの作者と読者の関係は、
作者=自分の時間と愛情をもって作り上げた世界を人に分かち合ってくれる人
読者=分かち合った世界を感謝しつつ渡り歩く人
と考えています。
お話が好きだからブックマークする。
作者が好きになったからお気に入りに入れる。
できればそういうプラスのアクションだけにして欲しい。
お話やそのキャラクター、まして作者を貶めるのはやめて欲しい。
嫌いなら見なければ、離れれば済むことだから。
そういうことで好きな作者が消えてしまうのは、本当に切ない。
私はこの作品が好きだし、今上がっている他の2作も読みました。
このお話は多分今後も何度も読み返すことになると感じています。
次に上がる作品を心からお待ちしております。
他作家さんでも作家さんのコメントだったり、読者のコメントだったりでみかけるんですが、登場人物が気に入らない件についてクレームに近い感想を投げかける方が予想以上に多いようで不思議です。
スパダリなヒーロが好き!等それ自体は好みの問題なので良いと思います。
わざわざ強い言葉で否定文を投げてくるくらいなので、その部分以外は好きなのにということなのかもしれませんが、すべての作品が完璧ヒーローや無双ヒロインでは面白みがないので(個人的には無双ヒロインが食傷気味だったりしますw)過激なコメントはスルーで作家さんのおもむくままに多様なキャラクターで作品を発表していただけると嬉しいです。
長々と申し訳ありません。
第三王子視点も読んで、初めて物語の全容がわかりそうな作品ですね。
公爵令嬢が、彼女の矜持で身をひこうとしてるけど、心の中では割り切れずに第三王子を気にしてしまい、だけどこれが王子のためである、と心を律してし行動してる様がとても切なかったです。
第三王子のほうは、恩人である公爵令嬢の望みを叶えようと、他の婚約者候補を探そうとしたけれど、やっぱり諦められずに、子爵令嬢の暴走を止めず、わざと衆目のある場で言い逃れできない形で候補から追い落とし、公爵令嬢が逃げられないように外堀を埋めたように感じました。
第三王子視点のお話も楽しみにしています。
それだけ、感情移入される方も多いということですから。
あまり気にされませんように。
出来れば、モヤモヤヒーロー目線も読んでみたいと思います。
奇麗にまとめようとする努力は認めますが、キャラクター設定で無理がありすぎます。
作品に対しては「王子の若気の至りで主人公や周囲が振り回されるお話」を表現したかったのかな?という印象を受けましたので「モヤモヤするヒーロー像を書くと決めていた」との一文に深く納得いたしました。
それであっても、キャラクターに対してであってもキツい言葉で糾弾されてしまうのは辛かったですね……。
それだけ作者様の物語へ読者を惹き込む力が素晴らしかったのだと、ポジティブに受け取られると良いと思います。