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河童 全国各地でいう水の妖怪。 河童と言う呼称は関東地方の方言「カワッパ」が語源とされている。 地方により水神を思わせる名前の系列、子供の姿を強調した名前の系列、動物の名前に近い名前の系列、その他の計四つに分けられる。 メドチ、ミンツチ、カワランベ、ガラッパ、祇園坊主等々。
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姿形についても地方で相違があり、 頭に皿が無いもの、赤ん坊のようなもの、亀やすっぽんのようなものと様々に伝えられている。 憑く、物に化ける、作業の手伝いをするなど、これも地方によるが、ほぼ共通しているのは大の相撲好きであることと、キュウリ等の夏の野菜、人の肝、尻子玉が好物という事。
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下がり(さがり) 岡山県邑久郡でいう妖怪。 路傍の古い榎から馬の首が下がるという。 熊本県では柿の大木、榎の大樹から馬の首が下がり、見た物を熱病にかかるという騒ぎになったという。
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足洗い屋敷 本所七不思議の一つとして数えられる怪異。 夜中に天井からバリバリという音がして、 巨大な足が下りてくるというもの。 その足は泥や血に染まっており、洗ってやると消え失せる。 その足を少しでも疎かに扱うと家屋敷を壊さんとばかりに暴れ出すという。 正体は狸という説も。
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七人ミサキ 主に川や磯、沖合など水辺に行き逢うとされ、行き逢った者は高熱を出して寝込んでしまう、 山でも四ツ辻でも行き逢う事もあり、 川で行き逢うのは川ミサキ、 山では山ミサキ、 道では「ドクロクジン」と区別される。 溺死者が七人ミサキになるとされ、七人一組で行動する。
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禰々子河童(ねねこかっぱ) 子々コとも表記される。 群馬、茨城、千葉を流れる利根川でいう河童。 利根川流域を転々と移動し、この河童が居るとされた地域では必ず禍いがあったという。 女の親分河童ではあるが、縁結び、安産、金儲け等の後利益のある神ともされている。
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雪女 各地でいう雪の妖怪。 雪女郎、雪姉サ、雪バンバ、シッケンケン、雪婆、雪バジョ等、地方ごとで呼ばれている。 凍死させてきたり、子供を攫って子供の生き肝を取る、出会うと精を抜かれてしまうという。 正体は雪の精であるとか、吹雪で行き倒れた女の霊、月世界の姫と言われている。
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twitter.com/kussikusimoto/ こちらは鳥の姑獲鳥を描きましたが・・・ 日本の伝承にある、 「子供を抱いてくれとせがんで、赤ん坊を受け取ると大力を授かる」という本来の妖怪の産女をば。 受け付けがたい体系に悩んだ末に、 自ら子供になりきり、男に抱いてもらうか結婚してもらう女性にしました。
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くっしー
@kussikusimoto
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産女(うぶめ) 一般的には難産で死んだ女の霊が妖怪になったもので、夜の道端や川べりで子供を抱いて泣いており、通りかかった者に子を抱いてくれるようにせがむ。 その赤ん坊を抱くと重くなる赤ん坊で殺されるか、大力(女限定)を授かる伝承もある。 鳥の姿の産女は中国の「姑護鳥」に由来。
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ナマトヌカナシ 鹿児島県大島郡瀬戸内町でいう妖怪、或いは民間神。 8本の角、8本の足、8本の尾を持った大きな牛で、2月初めの壬(みずのえ)の日に行われるお迎え祭りと、4月の初めの壬の日に行われるお送り祭りの際に現れるという。 恐ろしい存在ではあるが、農耕の神として信仰されていた。
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経立(ふったち) 青森県、岩手県でいう妖怪。 年を取った動物が怪しい能力を身に付け、怪異を起こす。 岩手県遠野では、猿の経立、犬の経立、雄鶏の経立といって、恐ろしいものだと伝わっている。 猿の経立は女を好み、時折人間の女房を攫う事もあるという。
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次第高(しだいだか) 山口県岩国市・厚狭郡・阿武郡・広島県、岡山県等で言う妖怪。 見上げれば高くなり、見下げれば小さくなるというもので、視線を落とさない限り、どんどん高くなっていくという。
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山女 山姫、山女郎とも呼ばれ、髪の毛が長く、色白の美女とされている。 腰に草葉の蓑を身に付けている時もあれば、十二単を着ている事もある。 出会うとゲラゲラ笑いながら、血を抜いてくる。 長い舌でとぐろを巻いて、驚かせている間にも血を抜く事もあるらしい。出会っただけでも高熱で死ぬ。
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カイナデ 京都府でいう妖怪。カイナゼともいう。 節分の夜に便所に行くとカイナデに尻を嘗められたり、撫でられるといい、これを避けるには「赤い紙やろうか、白い紙やろうか」と呪文を唱えれば良いらしい。
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九尾の狐 金毛九尾の狐(こんもうきゅうび)ともいう。 美女に化けて各国で美貌と悪知恵を生かし、王の心を奪い、 悪政に走らせ、国を滅ぼしてきた悪狐。 日本で武士に退治されるも、身体は朽ちても凄まじい怨念は石となり、常に毒を吐く石「殺生石」となった。
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描いてから参考文献で調べてみれば、 伝説は、中国の古典小説「封神演義」を元に、インド、中国、日本と発展させた伝記物語で、 九尾の狐は作品のキャラ。 物語の中の妖怪の狐ではあるが、神通力があるといわれ、日本では神獣として玉藻稲荷神社に祀られているとか。 思い切り、夢を壊すなぁ・・
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こう、異国から伝わったものを、 自分の国のものにして、形や伝説にするんじゃなくて、 ちゃんと、日本ならではのものって、無いんかなぁ・・・ トホホー。 描く側としては拘りたいから、目隠し指差しの意味が無くなるけど・・・こうなったら、選りすぐりしたいねぇ。
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気分を変えて、もう一回描こう。 今度は他国ネタ無し、創作無し、 伝記として、居たっぽい話のある妖怪が出ますように。
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誰かの真似事をするって、 何か面白くないし、出ろ出ろ、日本ならではの奴、奴~。
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七本鮫 愛知県幡豆郡佐久島、三重県志摩郡でいう妖怪。 佐久島では龍神の使いの七本鮫が来る6月14日は海で泳いではいけないという。 志摩郡では「磯部さん」とも呼び、旧暦の6月24日、25日のおごさい日という祭日に、伊雑宮に参拝に現れる。 七匹の内、一匹でも捕ると流行病を蔓延させる。
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