pixivは2021年5月31日付けでプライバシーポリシーを改定しました。
ライス「お兄さまーー!!」
トレーナー「ライス!!」
トレーナーに飛びつくライス。
URAを制した最強のステイヤー、ライスシャワーはその後も快進撃を続けていた。
この日も数多くの強豪バ達を退け、見事1着に輝いたライスは、地下バ道で待っていたトレーナーに歓喜しながら飛びついた。
これだけなら最近ではいつもの事なのだが、今回はライスが飛びついた高さがいつもより高かった。
ライス「お兄さま!ライスね!また勝ったよ!」
トレーナー「ふーごーふーごーふーご!!」
高く飛びついたライスの胸元にトレーナーの顔が押し付けられている。
その所為でまともな声が出せないトレーナー。
ライス「あっ、ご、ごめんねお兄さま!」
トレーナー「プハッ!い、いや大丈夫だ!それよりもライス、良くやったな!」
ライス「うん!ライスね、頑張ったんだ!最後間に合うかわからなかったけど、どうしても勝ってお兄さまに褒めてもらいたくて!」
トレーナー「そうかそうか、なら今日はめいっぱい褒めるぞ!!」
少し乱暴に頭を撫でるトレーナー。
ライスはトレーナーにされるこの行為が大好きだった。
ライス「えへへ…えへへ!」
トレーナー「よし、なら今日はこの後焼き肉でも行くか!食い放題だ!御馳走するぞ!」
ライス「ほんと!?…あ………で、でもライス…結構いっぱい食べちゃうから…」
トレーナー「なーにこういう時ぐらい気にするな!それに俺は、ライスがたくさん食ってる所を見るのは好きだぞ」
ライス「うえ!?は、恥ずかしいよぉ!」
トレーナー「はっはっは!いや、でも本当に気にするな。今日はそういう気遣いは無しにしてくれ。俺がライスに御馳走してあげたいんだ」
ライス「お兄さま…うん!!」
---------------------次の日---------------------------------
カチャカチャ
ライス「部屋の鍵も机の鍵も開ける慣れてきちゃった…ライスどんどん悪い子になってるよぉ…」
少し前、ついに自分のピッキングツールを手に入れてしまったライスシャワー。
今日も慣れた手つきで愛しい人の机を開ける。
ライス「お兄さまごめんなさい。今日もライス、悪い子になります…本当にごめんなさい」
最初は早く止めないとと思っていたが、ノートを開くたびに自分への愛が書かれているその日記は、もう既にライスにとっては一種の麻薬のような物になっていた。
ライス「でもでも、お兄さま本当にいっつもさわやかで、本当に優しいお兄さんって感じで………全然ライスの事意識してるように見えなくて……この日記だけなの!お兄さまの本音が見えるの!だから…ごめんね、お兄さま」
☆月〇日 今日もライスは勝った。 ……凄いな、今自然と今日”も”って書いた。 あの子は本当に強くなった。 ヒールと言われていたあの頃の面影はもう無い。 歓喜と祝福を受けているライスを見ているだけで、 俺は幸せになれるんだ…おめでとう、ライス。
ライス「お兄さま……お兄さまのおかげだよ?ライスだけじゃ、絶対にこんなふうになれなかった…今のライスがあるのはお兄さまのお陰…いつも傍に居てくれて、ライスがダメダメになった時もずっと見捨てないで居てくれたお兄さまだから、ライスはお兄さまの事―――」
でもやっぱライスの勝負服エッチすぎると思う
ライス「好―――台無しだよお兄さま!」
あれいつか勝負服の上側ひっかけたら、 どえらい事になってしまうと思う…。
ライス「”どえらい”の所消しゴムで消した跡あるけど薄っすらと”どエロい”って書いてある!!」
地下バ道でライスが抱き着いてきたけど、 今日は妙に高く飛びついてきた所為で…こう…。 ふにょんて…ふにょんて…顔に…ふにょんて…
ライス「ごめんねお兄さまソレわざとなんだ!!」
全力で深呼吸してしまった。
ライス「あのふごふご言ってたの喋ってたんじゃなくて深呼吸だったの!?」
危うくおっぱいに負けてそのまま控室で 指輪を渡してプロポーズしそうになった。
ライス「おっぱいに負けて!!?」
おっぱいプロポーズ最低すぎるよなって思って止めた。
ライス「本当に最低だよ!?」
この指輪を使うタイミングは今ではない…。
ライス「結構この日記で出てくるから気になってたけど、お兄さま指輪いつも持ち歩いてるんだね…しかも…しかも、その…ライスのプ、ぷりょぴょーず用に…嚙んじゃった」
いつかライスが引退したらこの指輪を渡そう。 それまではどんな誘惑にも屈したりしないぞ。 ライス「お兄さま…そうなんだ…そんな風に思ってくれてるのにライスってば変に誘惑しちゃって…」
ところで、焼き肉を幸せそうな顔で食べてるライスが可愛すぎる。 私服なのもよくない。本当に良くない。 その可愛さの前で危うく指輪を渡してプロポーズしそうになった。
ライス「食べてる途中突然左手を掴んできたのってコレ!?あとさっきの決心数行で崩れたけど!!」
ただ1個申し訳ないなって思ったのは、 ライスが今日のレースについて喋ってた時だな。
ライス「申し訳ない…?お兄さましっかり聞いてくれてたと思うけど」
興奮して語ってたから気づいてなかったのか、 若干スカートが捲れててふとももが…。
ライス「!?!?」
あと今日のレースの記憶ほぼおっぱいで飛んでしまった……
ライス「えぇ…」
ライスのふとももとおっぱい…もう結婚しよ。 もうプロポーズしよ。 その時はもう心の中で決めてたね。 「おっぱいさん、結婚してください」って伝えようって。
ライス「絶対誤字なんだろうけどあまりにも酷いプロポーズ!お兄さまどれだけライスのお………好きなの!」
ただ近くに座ってたウマ娘から声掛けられた所為で とてもそんな空気ではなくなってしまった。
ライス「あの子達の所為なんだ…それでプロポーズが…ふうん…」
………
ライス「でもでも…でも流石にこの流れでプロポーズ………………………やっぱされたいいいいいい!」
けれどもその子達と話してる間に、冷静な気持ちになれた。 落ち着くんだ。 卒業までだ。 ライスがきちんとウマ娘としての活躍を終え、 無事に卒業してからプロポーズするんだ。 ライス。 もっと君がレースで皆から歓喜と祝福をもらえるように、 二人で歩いて行こうな。 そしていつか………… 俺、頑張るからな、ライス。 大好きだ、ライス。
―――この日の日記はここで終わっている。
ライス「お兄さま………うん、ライスも、頑張るね…!!」
今回の日記は、彼女に一つの決心をさせた。
その日のトレーニングを終え、寮に戻る彼女の表情は、どこか満足気だった。
----------------------同日夜--------------------------------------
ライスシャワーが書いたその日の日記には、こう書かれていた。
☆月△日(このページにはふせんが貼られている) メモ1-1:数日に1日、お兄さまに胸を当てる日を設定。 メモ1-2:慣れてしまう可能性を考慮して、毎日当てたりしない。 メモ1-3:今日は3回胸を当てたので、数日置く。 メモ2:トレーニング時、下はジャージではなく短パンにする。
メモ3: 胸を当てた1回目は冷静だったけど、2回目で確実に動揺、 3回目でおよそ20秒間の思考停止があったから確実に効果有り。 また、「今日も暑いね~」と、ジャージの下を脱いだ瞬間、 強烈な視線と共にお兄さまが鞄から何かを取り出そうとする仕草を確認。 すぐに我に返ったように元に戻してたけどおそらくアレが………。
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間違いなく、その日に見たトレーナーの日記は。
彼女に一つの決心をさせた。
「…がんばれーライス、がんばれー…おー…!」