チョウチョウ王の備忘録

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白点病(6,7日目)・硫酸銅テスターと追加投薬

2005-08-18 17:34:12 | 海水魚
硫酸銅治療の6日目と7日目は特に変化のあることも起こらなかったため、一緒に書いてしまいます。
第1回目の投薬は、飼育水の銅イオン濃度が0.4ppmになるように116ccの硫酸銅原液を入れればよかったのですが、2回目以降は投薬前にどれだけ銅イオンが残留しているかを測らねばなりません。
毎回0.4ppm分を投薬していては、残留した銅イオン濃度の分だけどんどん濃くなり、飼育魚の致死量を超えてしまうことになります。
残留銅イオン濃度を測るには、銅テスターという試薬を使います。
水質検査試薬というとpHや亜硝酸が一般的ですが、銅テスターはそれらよりもやや高価です。
色々な銅テスターを使いましたが、いずれも色の変化がわかりにくく、0.1ppmなのか0.4ppmか判断がつきかねるものもありました。(これは発売中止になりました)
アクアリウム用に販売されている製品のうちでは、レッドシーのミニラボが一番見やすかった気がします。

僕の使っている銅テスターは、ドイツの「ロビボンド簡易チェックキット・銅(フリー)」です。



ロビボンド式と呼ばれる比色による水質検査は世界中で定評のある方式で、学校のプールで塩素の濃度を測るのを見たことのある方もいるでしょう。
この銅テスターはアクアリウム用ではないために、観賞魚ショップなどでは販売していません。
日本では、(株)離合社で取り扱っています。

測定したい海水をレベルまで汲んだら、試薬(錠剤)を入れます。




付属の棒で試薬が完全に溶けるまでかき混ぜます。なかなか溶けづらく5分くらいかかります。




太陽光のあたる白い壁などを背景にして、透過光で比色します。




色の見え方はこんな感じです。縦に並んだ窓の左側が測定する海水です。右側の窓の色と比色します。この場合は、残留濃度が0.2ppmと判断してよいでしょう。




8月17日も8月18日も、投薬してから大体24時間後にテスターで測定しましたが、いずれも残留銅イオン濃度は0.2ppmでした。
0.4ppmに足りないのは0.2ppmなので、58ccの硫酸銅原液を、水道水で500ccに希釈した投与用溶液を投薬しました。

ちなみに投薬期間中は、与える餌の量を1/3くらいに抑えています。
銅イオン濃度の低下を心配してまったく与えない方もいるようですが、僕の経験では治療開始前に掃除と換水をすればあまり影響はなさそうです。
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