この記事は Google Maps Platform プロダクト マネージャー Ryan Cassidy による Google Cloud Blog の記事 "Meet the next generation of mobile-optimized maps" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

カスタマイズされた地図は、スムーズなエクスペリエンスを提供するうえでの鍵となり得るもので、ユーザーを惹き付け、ユーザーの関心を集めてくれます。自由度の高い地図は、不動産会社が地図上のスポット(POI)に微調整を加えて、購入者が住む場所を決める際の手助けになるときや、地図のスタイル設定をしている地域の薬局が、自分たちのロケーションを競合他社に比べて目立たせる場合でも同じであると考えます。だからこそ Google は、スポットの密度とフィルタリングの管理ズームレベルのカスタマイズ、さらには業界別に最適化された地図のスタイルといった機能を通した能力の強化を重視してきました。ですが、お客様の地図を次のレベルに押し上げるためのサポートは、これにとどまりません。この度、2 つのアップデートを一般提供します。それは、新しい Maps SDK for Android と、Android と iOS 向け SDK のクラウドベースのマップスタイル設定機能の拡張です。この 2 つでネイティブ モバイル マップ エクスペリエンスを強化することで、すべてのプラットフォームにわたる一貫性のある最適化された地図の提供が簡単に実現できるようになります。また、現在 Google が取り組んでいる追加機能の一部についても紹介します。

Maps SDKs for Android をアップデートしてユーザー エクスペリエンスの強化を実現

世界中のデベロッパーは、ドライバーの配達のサポートや、小売業者が注文の配送先住所を視覚的に確認する際のサポートといった、重要性の高いエクスペリエンスの提供を Maps SDK for Android に依存しています。消費者がアプリに費やす時間は増加し続け、アプリの使用が日常的で欠かせないものになる中、消費者の高い期待に応えられるモバイル エクスペリエンスが、かつてないほど重要になってきています。

今回リリースした Maps SDK for Android のバージョン 18.0.0 では、新たなレンダラによって実現した、より充実した地図描画のエクスペリエンスをアプリユーザーに提供します。新しいレンダラによるタイル表示やレンダリング アーキテクチャの最適化を導入したことで、品質を落とさずに地図データのサイズを軽減できました。これにより、ネットワーク負荷、デバイス上の処理、メモリ消費量が削減され、よりスムーズで安定したエンドユーザー エクスペリエンスにつながります。また、地図のラベルに特化した改善も行いました。今回のアップデートによりラベルの柔軟性が増し、より正確に位置取りできるようになったことで、マーカー管理機能の未来が切り開かれました。さらに、操作の処理全体を強化したことで、アニメーションの向上や、よりスムーズなパンやズームを実現しました。

Maps SDK for Android は引き続き Google Play 開発者サービス SDK の一部として継続して提供されるため、バージョン 18.0.0 にアップグレードしたとしても、APK サイズを増加させることなくすべての改善点を活用することができます。

一貫性があり、カスタマイズされた地図を複数のプラットフォームでデプロイするのは、クラウドベースのマップスタイル設定でボタンを押すだけというシンプルさです。

モバイル向けクラウドベースのマップスタイル設定による一貫性のあるクロス プラットフォーム マップ エクスペリエンス

今年前半の Google I/O にて、Google は JavaScript 向けクラウドベースのマップスタイル設定の一般提供を発表しました。それ以来お客様は、より優れたカスタマイズ機能やクラウドで強化された効率的なデプロイのワークフローを利用して、ミュンヘンのインタラクティブな地図の作成から、Cadbury が主催した仮想イースター エッグ ハントなどの楽しいイベントまで、数多くのマッピング エクスペリエンスを提供しています。この度、クラウドベースのマップスタイル設定機能は、Maps SDK for Android(バージョン 18 以上)と Maps SDK for iOS(バージョン 5.0 以上)の一般提供バージョンでサポートされます。

クラウドベースのマップスタイル設定により地図のカスタマイズに必要なコードがクライアントからクラウドに移動することで、新機能を使用するための修正や、新しい構成のテストが簡単にできるようになります。このようにクライアント コードとカスタマイズ コードを分離したことで、すべての対応プラットフォームにわたる多数のアプリにおいて、単一ブランドの管理や最適化したスタイルの管理がより簡単に実現できるようになります。また、プラットフォームやインストール ベース全体でのマップスタイルの変更が、ボタンを押すだけで同時に公開できるようになります。クラウドベースのマップスタイル設定は、スポットのフィルタリングとスポット利用の促進ズームレベルのカスタマイズランドマーク商業地域用スタイル設定などの、増え続ける新たな一連のカスタマイズ機能の基盤となるものです。

ズームレベルのカスタマイズでは、マップのさまざまなズームレベルでユーザーが目にする情報を微調整できます。

モバイル デベロッパーは、Google Cloud Console で MapID を作成することで、Dynamic Maps におけるクラウドベースのマップスタイル設定機能やシンプルなクロス プラットフォーム カスタマイズが活用できるようになり、Maps SDK for Android または Maps SDK for iOS 内で使用できるようになります。Maps SDK for Android または Maps SDK for iOS を介して Map ID を読み込んだ Dynamic Maps は、Maps JavaScript API(Dynamic Maps)と同じ SKU で請求され、同一の毎月 $200 分のクレジットの利用が可能となり、使用量に応じた料金が適用されます。デベロッパーは、新しい Maps SDK for Android にアップグレードした場合でも、これまでと同様に無料で引き続きクライアントのスタイル付き地図の利用が可能です。

現在取り組んでいる追加機能¹

Google は、差別化されたエクスペリエンスを提供し、ユーザーを惹き付けるうえで、地図のカスタマイズに関して多様なニーズがあることを理解しています。Google は、さらなるクラウドベースのマップスタイル設定機能の開発に取り組んでおり、ご要望に応じたサポートが提供できるように、マーカー機能、マップの要素、データドリブンのスタイル設定に力を入れています。Google は一連の新しいマーカー機能、簡単なピンのカスタマイズ、Marker Collision Management、パフォーマンスの最適化、カスタム マーカー要素などに取り組んでおり、これらはしっかりカスタマイズされ高度に最適化されたマーカー ドリブン エクスペリエンスの迅速なデプロイの実行を可能にするものです。また、より詳細な地図を求めている人向けに、詳細なストリート マップの可用性とカスタマイズをさらに多くの都市に拡大しています。さらに、新しい API を公開し、プログラムで地図要素のスタイル設定を簡単にする機能にも取り組んでいます。これにより、お客様のデータに基づいた Google の保有する行政界データを用いて、スタイル設定機能を応用した階級区分図を簡単に作成することが可能となります。

これは、Google がデベロッパー コミュニティ向けに構築しているサービスのほんの一部です。Google が追加機能の実現に向けて懸命に作業を進めている間に、詳細をウェブサイトでご覧いただき、デベロッパー向けドキュメントを確認し、カスタマイズとモバイル地図の強化をぜひスタートしてください。

¹プロダクトの機能、特長、今後のスケジュールは変更される可能性があります。

Google Maps Platform に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。ご質問やフィードバックはページ右上の「お問い合わせ」より承っております。


Posted by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Developer Relations Engineer



この記事は Google Maps Platform プロダクト マネージャー Alicia Sullivan による Google Cloud Blog の記事 "Enhanced map style rolling out as default basemap in November" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

昨年、地図全体における自然特性の描写を強化したことで、Google マップの外観が進化しました。同時に、このスタイルは Google Maps Platform で Cloud ベースのマップスタイル設定を使用するユーザーのデフォルトの地図になりました。どんな場面でも最新の Google マップによるエクスペリエンスをご利用いただけるようにするため、11 月から API バージョンと SDK バージョンに同じ地図スタイルを展開します。また 2022 年 5 月までに、サポートされているすべての環境でこの地図スタイルをデフォルトとします。


この記事は Google Maps Platform プロダクト マネージャー Alicia Sullivan による Google Cloud Blog の記事 "Enhanced map style rolling out as default basemap in November" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

昨年、地図全体における自然特性の描写を強化したことで、Google マップの外観が進化しました。同時に、このスタイルは Google Maps Platform で Cloud ベースのマップスタイル設定を使用するユーザーのデフォルトの地図になりました。どんな場面でも最新の Google マップによるエクスペリエンスをご利用いただけるようにするため、11 月から API バージョンと SDK バージョンに同じ地図スタイルを展開します。また 2022 年 5 月までに、サポートされているすべての環境でこの地図スタイルをデフォルトとします。

唯一の変更点は、デフォルトのベースマップの自然地形の見え方です。新しく衛星から情報取得したカラー マッピング技術により、Google マップ アプリ、ウェブサイト、そして Google Maps Platform の Cloud ベースでスタイル設定された地図で、より詳細かつ色鮮やかな表示を実現できました。

タイムライン

Maps JavaScript API や Static Maps API に Cloud ベースのマップスタイル設定をすでに使用していて、2020 年 9 月以降にスタイルを作成した場合は、新しいデフォルト地図がすでに有効になっています。

Cloud ベースのマップスタイル設定を使用していない Maps JavaScript API や Static Maps API のお客様の場合、Maps JavaScript API の通常のバージョニング チャネルを通じて新しいデフォルトの基本地図に移行されます。対象は 2021 年 11 月のウィークリー チャネルのバージョン 3.47 以降で適用されます。

Maps Embed API を使用している場合、2021 年 11 月に新しいデフォルトの基本地図が有効になります。

カスタム JSON スタイルを使用しているモバイル SDK のお客様は、Cloud Console の地図スタイル エディタで JSON スタイルのインポート用ツールを使用することで、今回の新しいデフォルト地図での表示を視覚的にプレビューできます。

2022 年 5 月には、すべての環境とすべてのバージョンの SDK で、新しいベースマップがデフォルトでご利用いただけるようになります。対象となる Maps JavaScript、Static Maps、Android SDK と iOS SDK には、デフォルトで新しいベースマップが表示されます。


フィードバックをお寄せください

問題やバグを共有するには、公開されている Issue Tracker から Issue 203429433 宛に送信してください。また、Google Maps Platform API と各 SDK でのテスト方法の概要や、新しいスタイルがそれぞれデフォルトになる時期については、以下の表をご確認ください。

API

テスト方法

新しい地図スタイルがデフォルトになる時期

Maps Embed API

--

2021 年 11 月

Maps JavaScript API

Maps JS ウィークリー チャネル(2021 年 11 月)の v3.47、Cloud ベースのマップスタイル設定

2022 年 5 月

Static Maps API

Cloud ベースのマップのスタイル設定

2022 年 5 月

Maps SDK for Android

プレビュー版のスタイル設定

すべての SDK バージョンで 2022 年 5 月

Maps SDK for iOS

プレビュー版のスタイル設定

すべての SDK バージョンで 2022 年 5 月

Google Maps Platform に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。ご質問やフィードバックはページ右上の「お問い合わせ」より承っております。


Posted by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Developer Relations Engineer 

Google Cloud Learn 

12 月 9 日(木)詳細・お申し込みはこちら


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日程 : 12 月 9 日(木)10:30 - 16:30

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※ プログラムは変更になる可能性がございます。最新の情報は上記 Web ページにてご確認ください。


【お問い合わせ】

Google Cloud イベント運営事務局
Email : g-cloud@event-info.com



この記事は Google マップ、Google Maps Platform エンジニアリング リード Travis McPhail による Google Cloud Blog の記事 "Richer data visualization on Google Maps Platform using deck.gl" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
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この記事は Google マップ、Google Maps Platform エンジニアリング リード Travis McPhail による Google Cloud Blog の記事 "Richer data visualization on Google Maps Platform using deck.gl" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

Google Cloud Next では、最新のオープンソース データ可視化ライブラリ deck.gl(バージョン 8.6)をご紹介しました。このリリースでは、ロケーション インテリジェンス プラットフォーム CARTO、vis.gl Technical Steering Committee(TSC)、Google Maps Platform と Google Cloud のチームとの密接な連携により、Maps JavaScript API の WebGL Overlay View 機能と deck.gl の緊密な統合を実現しました。この統合により、2D と 3D といった形式でデータを美しく可視化し、さまざまな知見を得ることができる deck.gl の機能を活用して、新たなレベルのデータ マッピング エクスペリエンスを作り出せます。

deck.gl と WebGL Overlay View の統合により実現したさまざまな可視化の例。

この新しい可視化機能は、地理空間情報を使用する、あらゆるユースケースでご活用いただけます。CARTO チームは、deck.gl と Maps JavaScript API の統合による優れた機能を示すために、テキサス州で電気トラックの可能性を示す各種データソースを可視化したサンプルアプリを作成しました。このサンプルアプリでは、WebGL を利用したマップ機能ツールと deck.gl によって、CARTO がテキサス州の面積と人口の規模を、完全にインタラクティブな地図として可視化した様子がわかります。

deck.gl を使用して、テキサス州のトラックを電化できる可能性を可視化した CARTO のストーリー マップ

deck.gl と Maps JavaScript API が連携する

deck.gl は、これまで Maps JavaScript API のラスター ベースマップをサポートしてきました。今回の新しいリリースでは、インターリーブ モードでのベクター ベースマップもサポートされるようになります。deck.gl によって Google のベクター地図とデータレイヤを組み合わせることができるようになるため、ラベルや 3D などのコンテンツを損ねることなく深度とオクルージョン(手前にある物体が背後にある物体を隠す状態)を確保した完璧なレンダリングを行う、ピクセル パーフェクトな可視化を実現できます。

具体的な仕組みとしては、同じ WebGL レンダリング コンテキストをベクター ベースマップと deck.gl が共有することで、地図上にレンダリングされる描画のパフォーマンスと柔軟性が向上します。つまり、deck.gl によって地図上にレンダリングされて可視化されるのではなく、地図の一部としてレンダリングされるようになりました。この WebGL コンテキストの共有は容易ではないため、Google Maps Platform チームと CARTO チームが協力して両社のライブラリを進化させ、サポートを提供しています。

例を見てみましょう。

以下のコードでは、オープンソース ライブラリの loaders.gl を使用して CSV ファイルからデータを読み込み、deck.gl の可視化レイヤである Hexagon Layer と Google Maps Platform 用のオーバーレイを作成して、最終的に地図に追加しています。

deck.gl の Hexagon Layer で可視化するための簡単なコード。
上記のコードによる Hexagon Layer の可視化が適用された英国の地図。


高度な可視化機能

deck.gl には、可視化表現の作成と既存の可視化の利用に使用できる柔軟性の高いフレームワークが用意されています。参考として、deck.gl ウェブサイトにある例と CARTO のデモギャラリーをご覧ください。

デモギャラリーをご覧ください。

柔軟性の高い deck.gl により、CARTO のテキサス州のデモのように優れた可視化を実現できます。主な可視化表現の種類をいくつかご紹介します。

Hexagon Layer

Hexagon Layer は、集計データを可視化する際に便利です。人口などのプロパティを使用して、六角形の色や高さを定義できます。次の例では、テキサス州の人口がいくつかの大都市に集中していることがわかります。

テキサス州の人口密度を Hexagon Layer で可視化した例。

ベクタータイルを使用した大規模データセットのマッピング

送電線の可視化のように、大規模なデータセットを可視化する場合は、データをタイルにして徐々に読み込む必要があります。deck.gl では、MVTLayerTileLayerTile3DLayer など、さまざまな既製レイヤが用意されています。

Tile3DLayer を使用したテキサス州の送電線の可視化。

この地図では、約 70 MB に上る送電線の公開データセットを可視化しています。この可視化では、deck.gl の CartoLayer を使用して、データを 512 KB 未満の小さなベクタータイルにして読み込みます。

アニメーションと充実した地図作成機能

地図作成機能に加え、アニメーション機能によって、さらに充実した可視化機能とシームレスなユーザー エクスペリエンスが実現しました。以下の例は、テキサス州の再生可能エネルギー源を示しています。

アニメーションとトランジション効果のサポートにより、データ可視化エクスペリエンスがさらに充実。
アニメーションとトランジション効果のサポートにより、データ可視化エクスペリエンスがさらに充実。


ルートのアニメーション化と 3D 対応

ルートのアニメーション化は、deck.gl の可視化の中でも特によく使用されています。インターリーブのサポートにより、建物など Google Maps Platform の機能をすべて損ねることなくルートを描画できます。

TripsLayer により、データを時系列に可視化。

TripsLayer により、データを時系列に可視化。


こちらからコードをご確認いただけます。

お試しください

まず、deck.gl と Google Maps Platform のデモをご覧のうえ、deck.gl のウェブサイトで、レイヤのカスタマイズ方法や独自レイヤの作成方法の詳細をご確認ください。また、テキサス州のデモのソースコードも自由にご利用いただけます。

deck.gl と Google Maps Platform を活用して、優れた視覚化を実現していただければ幸いです。CARTO の詳細情報、無料アカウントの作成方法、BigQuery のデータをオーバーレイする方法については、CARTO のウェブサイトをご覧ください。

Google Maps Platform に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。ご質問やフィードバックはページ右上の「お問い合わせ」より承っております。




Posted by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Developer Relations Engineer



DevFest は、Google Developer Group(GDG)コミュニティによって世界各地で開かれるデベロッパー向けイベントです。参加者は Android、Firebase、Google Cloud Platform、TensorFlow、Web などの Google のデベロッパー テクノロジーに関する技術情報、知識やアイデアを共有できます。

それぞれの DevFest は、主催するコミュニティとその地域のニーズに沿ったユニークな内容となり、日本では下記のイベントが現時点では企画がされています。情報は追加、更新されていきますので、ブログ記事やツイッターをご確認ください。

■ DevFest Kyoto 2021(Flutter テスト講座)
    日時 : 2021 年 10 月 23 日(土) 13:30~17:00
    場所 : Youtube Live
    参加費 : 無料
    定員 : オンライン 視聴枠(人数制限なし)
         オンライン LT 発表枠参加(6 名)
    申込サイト : こちら
    主催 : GDG Kyoto
    内容 : Flutter 開発でテストができるようになる視点や技術基礎と経験談をご紹介


■ DevFest Shikoku 2021

    日時 : 2021 年 11 月 7 日(日) 13:00~
    場所 : Google Meet
    参加費 : 無料
    定員 : オンライン 視聴枠
         オンライン LT 発表枠参加(8 名)
    申込サイト : こちら
    主催 : GDG Shikoku
    内容 : FIDO などの Web 上での認証コードをコードラボを通して学習
      Google Analytics のデータを集計して可視化するハンズオン


■ DevFest Tokyo 2021
    日時 : 2021 年 12 月 11 日(土)
    場所 : Youtube Live
    参加費 : 無料
    定員 : 人数制限なし
    申込サイト : こちら
    主催 : GDG Tokyo
    内容 : 技術テーマは絞らずに幅広くセッションを予定中


※ リンクがない箇所は、情報が入り次第更新していきます。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。


Posted by Takuo Suzuki - Developer Relations Team

この記事はプロダクト マネージャー、Yana Yushkina による Chromium Blog の記事 "Helping users explore the web and continue prior tasks" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

皆さんがインターネットで情報を探したり、プロジェクトの作業に取り組んだりする場合、そのプロセスは直線的には進まないはずです。同じものを何度も探したり、ページ間をジャンプしたり、Google 検索に戻ったり、二度と見つけられないページを探すために履歴をたどったりするかもしれません。これは困難な作業であるだけでなく、なにより、用事を済ませるために使えるはずの時間を奪ってしまう可能性があります。

そこで今回、2 つの新しい試験運用を始めます。その目的は、ウェブで見つけたものを開いたり、詳しく調べたり、履歴を管理したりする作業を簡単にすることです。

ウェブの検索を続ける

あるトピックについてすでに調査を始めており、数日または数週間程度さまざまなサイトにアクセスしている場合、再度アクセスしたい有用な情報を見つけていることでしょう。しかしその過程で、ニュースを読む、友達にメールを送信する、新しい靴を買うなど、多少寄り道していることはほぼ確実です。そこで、完了した検索についての情報を評価したり、有用な情報に再度アクセスしてトピックの検索を続けたりする際に役立つように、Journeys という新機能を試しています。

数週間にわたってヨセミテ国立公園への旅行について調べている場合を考えてみましょう。Journeys は、アクセスしたページのうち、ヨセミテ国立公園に関連するものをすべてまとめてくれます。そのため、閲覧履歴を細かく調べなくても、そのページを簡単に参照できます。さらに、関連する検索の提案も表示されるので、すぐに旅行の計画の続きに取りかかることもできます ...
この記事はプロダクト マネージャー、Yana Yushkina による Chromium Blog の記事 "Helping users explore the web and continue prior tasks" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

皆さんがインターネットで情報を探したり、プロジェクトの作業に取り組んだりする場合、そのプロセスは直線的には進まないはずです。同じものを何度も探したり、ページ間をジャンプしたり、Google 検索に戻ったり、二度と見つけられないページを探すために履歴をたどったりするかもしれません。これは困難な作業であるだけでなく、なにより、用事を済ませるために使えるはずの時間を奪ってしまう可能性があります。

そこで今回、2 つの新しい試験運用を始めます。その目的は、ウェブで見つけたものを開いたり、詳しく調べたり、履歴を管理したりする作業を簡単にすることです。

ウェブの検索を続ける

あるトピックについてすでに調査を始めており、数日または数週間程度さまざまなサイトにアクセスしている場合、再度アクセスしたい有用な情報を見つけていることでしょう。しかしその過程で、ニュースを読む、友達にメールを送信する、新しい靴を買うなど、多少寄り道していることはほぼ確実です。そこで、完了した検索についての情報を評価したり、有用な情報に再度アクセスしてトピックの検索を続けたりする際に役立つように、Journeys という新機能を試しています。

数週間にわたってヨセミテ国立公園への旅行について調べている場合を考えてみましょう。Journeys は、アクセスしたページのうち、ヨセミテ国立公園に関連するものをすべてまとめてくれます。そのため、閲覧履歴を細かく調べなくても、そのページを簡単に参照できます。さらに、関連する検索の提案も表示されるので、すぐに旅行の計画の続きに取りかかることもできます。


重要な点は、皆さんが Journeys のエクスペリエンスをコントロールできることです。たとえば、Journeys はいつでもオフにすることができます。また、Chrome の設定を使うか、アドレスバーに「clear browsing data」と入力することで、いつでも簡単に閲覧履歴を削除できます。必要に応じて、特定の内容に関する履歴だけを削除することも、履歴全体を削除することもできます。なお、現在の Journeys の試験運用はデバイス内の履歴をグループ化するだけで、Google アカウントには何も保存されません。今後のバージョンでは、ユーザーのフィードバックと関心を踏まえて、(ブックマークやパスワードのように)複数のデバイスの Chrome から Journeys にアクセスする機能を提供するかもしれません。

Journeys は、デスクトップ向けの Chrome Canary 版で試験運用として公開します。広く展開する前に改善できるように、皆さんのフィードバックをお待ちしています。

Chrome OS で検索結果を簡単に比較する

過去の履歴に再アクセスする機能に加えて、何かを積極的に検索するときに、探しているものを簡単に見つけるための方法についても試しています。贈り物の買い物、旅行の計画、友人と会食するためのレストランの比較、夕食のレシピの検索などをしているとき、皆さんは必要なものを見つけるために複数のサイトにアクセスしているはずです。

Chrome で検索結果を簡単に比較して、探しているものをすばやく見つけられるように、Chrome OS の Dev チャンネルで新しいサイドパネルの試験運用を行っています。これを使うと、ページと検索結果を同時に見ることができます。メインブラウザのウィンドウに直接ページを表示できるので、ページを行き来したり、検索結果を失ったりすることはなくなります。この試験運用の目的は、先月お知らせした機能と同じく、結果を比較するユーザーを Chrome がどのくらいサポートできるかを確認することです。

検索バーの隣の G アイコンをクリックするだけで、サイドパネルを開いて結果を表示できます。探しているものが見つかった場合や、もう結果が不要になった場合は、いつでもパネルをクローズできます。この機能の試験運用は、まず Chrome OS の Dev チャンネルの Google 検索で行います。今後は、この機能を広く展開することで、多くのプラットフォームの多くのデフォルト検索エンジンに拡大したいと考えています。
今回の試験運用は、Chrome によるウェブの検索をさらに便利にするために試行を繰り返しているもののうち、わずか 2 つにすぎません。Journeys はデスクトップ向けの Chrome Canary 版で、新しいサイドパネルは Chrome OS の Dev チャンネルで、近日中に確認できるようになります。動作の仕組みについては、もう少し詳しく説明する機会を設けたいと思っています。また、いつものように、皆さんのフィードバックもお待ちしています。

Google Cloud Japan は 10 月 20 日 (水)21 時より Google Cloud オフィスアワーを開催いたします。

Google Cloud オフィスアワーは、Google Cloud の最新情報をお届けする場です。
また、みなさまからの質問に Google Cloud エンジニアが直接お答えします。当日は YouTube Live で放送します。
参加登録不要でご視聴いただけますので、ぜひお気軽にご参加ください。

10 月開催のセッションでは、モダンなアプリケーション開発について紹介します。
今回は Next で発表されたアップモダナイゼーションに関する最新情報と、最近リリースされた、デプロイのためのマネージド サービス Cloud Deploy について解説します。

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開催概要

名 称 Google Cloud オフィスアワー

日 程 2021 年 10 月 20 日(水)21 時~22 時

対 象 開発エンジニア、インフラエンジニア、運用エンジニア

参加費 無料、事前登録不要

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