ジャパンライフ元会長「本当に破綻するとは考えていなかった」
2021年11月10日 19時37分 TBS
ジャパンライフ元会長「本当に破綻するとは考えていなかった」
健康グッズなどの「預託商法」を展開し、顧客からおよそ1億6500万円をだまし取った罪に問われたジャパンライフの元会長が被告人質問で、「本当に破綻するとは考えていなかった」などと話しました。
経営破綻した「ジャパンライフ」の元会長・山口隆祥被告は2017年、資金繰りに行き詰まり、出資者に配当できる見込みがないにもかかわらず、業績が好調であると装い、顧客からおよそ1億6500万円をだまし取った詐欺の罪に問われています。
山口被告は、初公判で起訴内容を認めていますが、10日の被告人質問で検察側から「なぜ事業を途中でやめなかったのか」と問われると、「大変な騒ぎになると思ったので絶対にできなかった」「本当に破綻するとは考えていなかった」と話しました。そのうえで山口被告は、「言葉に表せないくらい申し訳ない」「私は間違えてしまった」と号泣しながら謝罪しました。(10日18:48)
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