ウェビナー登壇はじめての方必見!現役アナウンサーが教える伝わる話し方10ポイント
2021.09.01
「はじめてのウェビナー講師!でも自分の伝え方や話し方に自信がない……」
人前で話すのは誰でも緊張しますよね。でもウェビナー講師にとって、緊張しつつも時間内に要領よく明快に話すスキルは必須です。
そこで私ども「まるなげセミナー」では、はじめてウェビナーに登壇する方でも質の高い講義ができるよう、「誰でも実践できる伝わる話し方」を伝授する講座を開催しました。
講師は現役アナウンサーとして活躍しながら、話し方・伝え方の研修講師としても豊富な実績をもつ三浦由紀子さんです。
今回は三浦さんの講義をもとに、ウェビナー講義にたっぷり活用できる「伝わる話し方10ポイント」をわかりやすくまとめました。
目次
今回の講師はこんな方
株式会社アンドワーズの代表取締役として活躍している三浦 由起子さん。
都内でラジオ番組や、アナウンサーとしてニュースの読み上げを担当するほか、自ら作り上げた「伝わる話し方のテンプレート」を使って社会人向けに研修も行っています。
受講者総数は2,000名以上のベテランの人気講師です。
伝わる話し方の10個のポイント
重要なポイントから10個解説していきますので、「いきなり全部実践するのは無理!」という方は、上から1つずつマスターしていきましょう。
ポイント1:「友達と一対一で会話している」とイメージする
セミナー登壇ではなく一対一の場面で話を伝えるシチュエーションを意識します。
「まずは一通り話すから最後まで聞いて、後から質問とか感想があったら聞かせて」というスタンスで話すことです。
ポイント2:安心できる人の顔を想像しながら話す
不特定多数の顔が見えない人と話すのは怖いので、具体的に誰か特定の人を意識しながら話します。
パソコンのカメラの横に写真や名前を書いたポストイットを貼って、その人に話している感覚で安心しながら話しましょう。
ポイント3:画面上の映り方を工夫する
パソコンと自分の距離が近いと、画面に顔だけしか映らず「生首状態」になってしまいます。
パソコンと自分との距離を70cm~80cmぐらいあけて、画面の中央で左右は同じぐらいあけます。顔と上半身が大体1対1ぐらいのバランスで映るようにパソコンと自分を設定します。
ポイント4:画面を明るくする
画面を明るくするのがポイントです。
夜のセミナーなど画面の明るさが足りない場合は、パソコンのカメラの横に外付けのライトを用意し、正面から自分に光が当たるように設定します。
ポイント5:冒頭の第一声を決める
冒頭の第一声がうまくいくと本題もうまくいく可能性が高いです。
・挨拶:「皆さんこんにちは」
・セミナー参加へのお礼:「本日はセミナーへのご参加ありがとうございます。」
・名乗る:「私は〇〇の〇〇です。」
この3つは必須です。
その上で「今日はよろしくお願いします。」と伝えれば、ウェビナーをスムーズに始められるでしょう。
ポイント6:少し遠くに向かって話す
冒頭の第一声、例えば「皆さんこんにちは」という言葉をパソコンのカメラを見て、自分から1mくらい離れている人に届ける意識で話すのがポイントです。
そうすると声のボリュームが大きくなって、明るい雰囲気になります。
ポイント7:「えー」「あのー」はなるべく言わない
「えー」「あのー」「そのー」などの間投詞はなるべく言わないようにします。少しくらい出るのは構いませんが、何度も繰り返すのは避けましょう。「迷いながら話しているの?」と勘違いされてしまうからです。
重要なのは冒頭です。話し始めるときに言わないように気をつければ、全体を通して間投詞を減らせるので試してみてください。
ポイント8:高低アクセントをつける
文章の始まりの音程を高く、終わりを低く話す方法を高低アクセントと言います。
一本調子や棒読みになってしまうので、言葉の始まりを少しだけ高く始めることを意識しましょう。
ポイント9:文末をシンプルにする
文末はシンプルが一番です。
文末は「~です。」「~ます。」「~でした。」「~ました。」この4パターンのどれかを使うようにしましょう。
ポイント10:読まずに話す
ウェビナーで投影して共有している資料をただ読み合わせているという感覚になってしまうと聞き手の集中力が落ちてしまいます。
箇条書き、イメージ映像、資料のみを投影して、手元の資料を見ながら話しをする方法を取りましょう。
まとめ
普段から話し慣れていないと最初は緊張すると思います。緊張をほぐすには「慣れ」が肝心です。
ウェビナーは登壇者のスキルが成果に直結します。今回紹介した「ポイント」を取り入れてスキルを磨けば、話し下手の方でも緊張せず上手に話せるようになります。
「まるなげセミナー」は、1人でも多くのウェビナー成功者を生み出していきたいと考えています。今後も情報発信に力を入れて参りますので、ぜひ参考にしてください。