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2018.07.29 16:00  週刊ポスト

東京タワー水族館が閉館危機 魚と従業員の再就職先が心配

 同水族館のスタッフに話を聞くと、

「上が話し合っているようですが、詳しいことはわかりません。私たちは気持ちを切り替え、水質管理やエサやりを続けていくしかありません」

 と力なく答えるのみ。

 2010年まで、東京タワーの入場者数は年間300万人超だった。しかし、東京スカイツリーが誕生した2012年には約240万人と大幅ダウン。その後も低迷が続いている。その煽りを受けてしまったのだろうか。

 原告の日本電波塔は「法的措置に出る前に督促しましたが、未払い分をお支払いいただけず、やむなく裁判になりました」(総務担当者)と話す。

 展示されている約900種類・5万匹の魚と従業員の“再就職先”が心配だ。

※週刊ポスト2018年8月10日号

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