いくつ覚えてる? 東京から消えた「スーパーマーケット」の数々

毎日の生活になじみ深いスーパーマーケットですが、いくつもの企業が生まれ、そして消えています。今回は東京から消えたスーパーマーケットについて、ライターのミゾロギ・ダイスケさんが解説します。

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“1強”イオンに飲み込まれたスーパーたち

 現在、日本のスーパー業界の売上高はイオングループが頭ひとつ抜き出ています。同グループは、イオンや「イオンスタイル」という総合スーパーのほかにも、都内では「ピーコックストア」「ダイエー」「マックスバリュ(前身はヤオハン)」なども運営しています。

 これらはかつて資本的に独立していましたが、お家の事情で現在はイオンの傘下に入っています。ほかに「マルエツ」もイオン系列です。このように、イオンは競合していたスーパーをグループに引き入れることで、巨大化していったのです。

 一方で、イオングループ入りにより消えた屋号もあります。そのひとつが「サティ」です。

 百貨店に近い総合スーパーだったサティを運営していたのは、大型ショッピングモール「マイカルタウン」や、シネコンの「ワーナー・マイカル・シネマズ」などのブランドでも知られていた「マイカル(旧名はニチイ)」という企業でした。

 ところが、マイカルが経営破綻により2011(平成23)年にイオングループに吸収されたことで、従来のサティの店舗は閉店となるか、イオンに姿を変えたのです。

スーパーマーケットのセルフレジ(画像:写真AC)

 大手百貨店「松坂屋」系列のスーパーとして、首都圏や愛知県に展開された「松坂屋ストア」も同様です。2007年以降の親会社や運営会社の再編などを経て、2013年にイオングループ入り。それに伴い、松坂屋ブランドが消えるのは当然でした。

 フランス発祥で、2000年に日本進出した「カルフール」も今は日本にありません。“ハイパーマーケット”と称した百貨店とスーパーをミックスしたような業態が特徴でしたが、経営不振で早期撤退。日本法人は2005年にイオンに売却されます。以後しばらくは「カルフール」の屋号が残っていましたが、2010年頃にそれも使われなくなりました。

 イギリスのスーパー大手「テスコ」が日本進出を目的に、2003年、スーパー「つるかめランド」を運営していた企業を買収したことがありました。従来のつるかめランドのほかに、テスコという屋号の店舗も展開されましたが、2011年にテスコの日本徹底により、イオンに売却されています。

栄華を誇ったダイエーの行方

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