松井圭太郎展 『HOUSE of CARDS』 2012.9.11~9.23
「心の扉」をテーマに、伝統的な漆技法を使いつつ独自の造形表現を追求する作家、松井圭太郎氏による個展。
…次に向かって進むために人はその都度選択を迫られます。進む先は果てしなく、続く世界は決断の繰り返し…自身の中にあるそんな心象風景を表現したと言います。HOUSE of CARDSとはトランプで作られた家のことを示し、脆くて危うい幻想の空間を意味しています。扉は選択肢、鍵は決断の象徴。様々な意味を込められた扉たち。感じるイメージから扉を選び、その先に続く未来に思いを馳せて下さい。
心の中にある切り取られた一瞬の時間と空間。そんな世界を是非とも御高覧いただけたらと思います。