東京の感染減少 高リスク行動を控えたことが要因か[2021/11/10 10:00]
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東京で新型コロナの感染者が急激に減ったのは医療が逼迫(ひっぱく)したために市民がリスクの高い行動を控えたことが大きな要因だとする分析を東京大学の仲田泰祐准教授らがまとめました。
分析結果は厚生労働省の専門家会合で発表されました。
それによりますと、東京都で8月の後半以降に感染者が減った理由は、天候やワクチンの効果だけでは説明しにくく、医療が逼迫したために市民が飲み会やカラオケなどリスクの高い行動を控えたことなどが大きな要因になった可能性があるとしています。
現在は新規の感染者が少なくなり、病床の使用率も低いために市民がリスクの高い行動を控えることにつながらず、今後、感染者が増える恐れがあるとしています。