【妻たちの衆院選①】米山氏を支えた室井佑月さん 激戦の舞台裏・新潟5区
衆議院選挙の舞台裏をシリーズでお伝えしています。
候補の夫とともに戦った「妻たち」に光をあてます。
夫を国政へ送り出したい。それぞれの決意を胸に挑んだ夫婦共闘の選挙戦を追いました。1回目は、新潟5区です。
夫婦としての門出の日。
念入りに髪をセットする夫に、白無垢姿の妻。
新潟5区で初当選を果たした米山隆一さんと妻で作家の室井佑月さんです。
去年電撃結婚した2人。神前で夫婦の契りを交わしました。
結婚するときは選挙に出るとは言ってなかったという米山さん。
【妻の室井佑月さん】
「好きになっちゃったからどっちでもいいと思ったんですけどこんなに巻き込まれるとは思ってませんでした」
その言葉とは裏腹にひとたび選挙が始まれば・・
<室井さんの演説>
「もう長岡の住民になりました。皆さんがよくなる政治をいたします。私がさせます!」
妻として臨む初めての選挙戦。
有権者に駆け寄るときも夫婦2人で・・
街頭演説でも夫婦そろってマイクを握ります。
つかの間の食事休憩も2人がそろうとまるでデートのようです。
2018年、女性問題で県知事を辞職した米山さん。そのことを妻に聞いてみると―。
【妻の室井佑月さん】
「皆さんの信頼していただいた1票を受けてそれを放り投げてしまったのは最悪だと思っています。だからこそ、今度は私が支えたい」
夫婦で手を取り合って臨んだ最後の訴え。
<室井さんの演説>
「皆さんのためになる正しい政治がしたいんです。お願いします。お願いします。どうか米山隆一を勝たせてください。米山隆一を助けてくださいどうかみなさんよろしくお願い申し上げます」
あとは選挙当日にふたりで吉報を待つだけでした。
“夫婦共闘”でつかんだ初当選でした。
次回は、新潟1区です。
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