卒業。 | 斉藤壮馬(さいとうそうま)のお仕事ブログ

卒業。

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卒業シーズンですね。
この季節は何かと感傷的になることも多いですが、別れや環境の変化のさみしさと共に、新たな世界への期待感も同時にあって、すごく独特の空気がある時期だなあ、といつも思います。
今日は卒業について書こうと思います。斉藤壮馬です。




本日、おはスタに最後の出演をさせていただきました。
やまちゃんこと山寺さんへの感謝を盛大に伝える会でしたが、あんなにも大勢の方が心から笑って、泣いて、拍手をしているのを見て、改めておはスタという番組の歴史と、そこに携わってきた方々の思いの強さを感じました。


思えば1年前、色々なご縁があってお声がけいただいたところから、あれよあれよという間にここまでやってきました。
番組自体の歴史からすれば、1年というのは決して長い期間とは言えませんが、それでも自分が小学生の頃に毎朝見ていた番組に出演者として関わらせていただけて、本当に光栄かつ幸せに思っています。


初めてのテレビの生放送、カメラの位置をつかむのに苦労したり、カンペを読み損なったり、たくさん失敗もしました。
早口言葉やけん玉にチャレンジしたり、巨大バルーンの中に入ったり、雑巾掛けリレーをしたり、普通に生活していてはできない経験ばかりで、本当に楽しかったです。最後、かつらが取れたときには笑いが止まりませんでした……笑
月曜日メンバーはものすごく和気藹々とした雰囲気で、みんなと一緒でなければどこかで挫けてしまっていたかもしれません。
そして、その中心にはいつでもやまちゃんがいて、父のように、兄のように、ぼくたちを支えてくださいました。


ぼくはここで卒業というかたちになりますが、ハナマル……いえ、はなちゃんこと花江夏樹くんと、おのちゃんこと小野友樹さんが、歴史を継承しながらも新たに作ってゆく番組を、心から楽しみに思っております。
ぼくにとってのやまちゃん、山寺さんがヒーローだったように、おふたりはこれからの子供たちのヒーローになっていくんだろうな……!
山寺さん、スタッフの皆さん、そして見てくださった皆さん、本当にありがとうございました!




そして!
ニッポン朗読アカデミーの最終回も更新されました。
ほとんどラジオもやったことがない時期にスタートしたこの番組。
こちらは本当に手探りな状態から始めて、リスナーの皆さんと一緒に一歩ずつ歩んできました。
最近はなかなかみんなと一緒に番組に出られなかったけれど、いつ会ってもすぐにいつものかんじに戻れる、受け入れてくれる空気がとても好きでした。


イベントで男子3人でサングラスをかけて井上陽水さんの曲を歌ったり、オオアリクイになったり、毎回朗読アカデミーに行くと必ず何かドラマがあって、本当に楽しかったです。
なかなか事務所のみんなとがっつり長い期間ご一緒させていただく機会もない中、この番組をやらせていただいたことで、色んな縁が繋がりました。
こんなに面倒くさくて甘えたがりな人間をあたたかく受け入れてくれる場所は、何にも代えがたいものです……!


でも、卒業というタイトルでブログを書いておいてアレですが、朗読アカデミーはきっと、この先またかたちを変えて続いていくんだろうな、と思います。
自分たちががんばっている姿を皆さんにお届けすることが、ひとまずの2学期なのかな……と思ったり。


卒業はひとつの大きな区切りで、さみしい気持ちは変わらないのですが、それは同時に新しく始めていけるということでもあるのかな、と。
時間は止められないものだからこそ、過去といまを大切にしながら、少しずつ成長していきたいですよね。
なんて、もっともらしいことを口で言うのは簡単ですが……笑


ニッポン朗読アカデミーを応援してくださった皆さん、スタッフの皆さん、メンバーのみんな、本当にありがとうございました!




……と、長くなってしまいましたが、今日はこのあたりで。
素敵な縁と出会いをいただけて、本当に幸せです。
この気持ちを胸に、また新たに一から始めていこうと思います!
ありがとうございました!!


斉藤壮馬