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最終更新日:2021/5/27
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テレワーク支援制度を導入し、2020年3月からテレワークを実施しています。
大学院修士・博士課程で有機金属化学を研究した池田さんの趣味はケーキ作り。「ケーキ作りも化学の実験と同じかもしれませんね」と話す。人懐っこい笑顔が印象的だ。
当社には製紙用薬品と樹脂の2つの事業部があります。製紙用薬品事業では、紙に様々な機能を付与するための薬品を作っています。例えばティッシュペーパーの場合、鼻をかんだ時に破けてしまわないように、紙を水に強くする薬品が使われています。一方、樹脂事業では紙の上に印刷するインキやプリンターのトナーの材料となる樹脂を製造しています。インキやトナーは顔料で色を表現しますが、顔料を紙面に定着させるためには、バインダーと呼ばれる樹脂が必要で、当社の樹脂が活躍しています。私は入社後、樹脂事業部でオフセット印刷用のインキに使うロジン変性フェノールという樹脂を開発してきました。そして2019年5月に技術企画部に異動。技術企画部は同年1月に新しい事業の立ち上げを目的として誕生した部署で、技術的観点から会社の将来を企画することがテーマです。技術企画部への異動は突然でしたが、将来の会社に必要な事業を考える部署に配属されることをうれしく感じるとともに、会社の意気込みも感じました。当社の製紙用薬品事業・樹脂事業をベースとして、新しいビジネスを起こすことが今後の目標です。独自開発、共同研究あるいはM&Aも含め、さまざまな方法を検討しており、既に当社樹脂事業部と子会社の一つである台湾の新綜工業で、粘着剤の高機能化に貢献する新しい材料の共同開発をスタートしました。当社は製紙用薬品の国内トップクラスのメーカーでありながら、セルロースナノファイバーや銀ナノワイヤーといった先端材料の開発にも積極的に取り組む、研究開発志向の企業です。企業規模は単体で500人程度で、一人ひとりの意見を大切にする社風があります。今後は新しい事業を創出するべくチャレンジを続け、星光PMCという会社をより多くの人に知られるような存在にしたいと思います。当社のグループ企業は、前述の粘着剤を扱う新綜工業、化成品を扱うKJケミカルズ、製紙用薬品を扱う中国子会社2社でしたが、このたびベトナムでの子会社設立も決まりました。当社は、今後ますます必要とされる環境技術を軸に、事業領域の拡大を通じ、持続的社会の実現に貢献するグローバル企業を目指していきます。(技術本部 技術企画部 池田洋輔/2015年入社)
『私たちは、新たな技術の創造により、人と環境が共生する豊かな社会の発展に貢献します。』当社は2018年に迎えた設立50周年を機に経営理念を刷新しました。環境への優しさは当然として、さらに一歩進めて、環境を改善するための技術を通して新しい機能やサービスを提供することが、私たちの進むべき道です。持続可能な成長を続ける企業としての役割と使命を表現したこの理念を社員一人ひとりが常に意識し行動することで、当社の事業成長が地球環境への貢献につながってゆくことを目指しています。当社は技術力重視の経営方針で、継続的に売上高の約7%を研究開発費に投入、研究開発職に社員の約30%が従事しています。また、若手の社員が常に技術的な刺激を得られる様に産学連携プロジェクトに参画、国内外のお客様の工場設備における当社薬品の性能試験や社内外の研究発表会への積極的な参加などと共に、社内での事業間人事交流も行うなど、R&D環境を整備しています。このような環境から創り出される当社製品は、紙や印刷用品に求められる様々な機能を与えるだけではなく、生産性・操業性の向上や環境負荷の低減など、「+α」の付加価値をお客様にお届けしています。