トントンのFF14サブアカウント騒動まとめ

　トントンのFF14サブアカウント騒動とは、ゲーム実況グループ「〇〇の主役は我々だ!」のメンバーの一人であるトントンのファイナルファンタジーXIVのゲーム内におけるサブキャラクターでの行動に関連した出来事のことである。

2021年8月末
Twitterにて、FF14ゲーム内に一般の視聴者には公表されていなかったトントンのサブキャラクターと我々だの一部の視聴者が加入しているチャットルームの存在を告発するアカウントが作成される

9月20日
5ちゃんねる、たぬき掲示板、好き嫌い.comといったサイトに一⻫に上記の内容に関する書き込みがされ、少数の視聴者の間でサブキャラクターの行動を疑問視する声が上がる

9月21日
告発アカウントにて上記チャットルームでのチャット画像やチャットルームのメンバーにのみURL共有されていたトントンの撮影した限定動画が公開されるが、間もなく非公開になる

→チャット画像に関しては後述。動画は下記URL。内容は声有りのFF14アスレチック解説動画（画面にはサブキャラクターが映っている。場所はゲームワールド内にあるクガネという都市の潮風亭、FF14プレイヤーからはクガネ登山と呼ばれる有名なアスレスポット）

https://drive.google.com/file/d/141brxRSipJllqeB9JwXzjE63DHfDuNje/view?usp=sharing

また、チャットルームのメンバー内にトントンを含む我々だのメンバーが出演する予定であったイベント企画のスタッフが数名いることが特定された

この日は我々だのニコニコチャンネルにて投稿されているトントンのブロマガが定時である5時から遅れて21時過ぎに投稿。騒ぎにより件の説明があるかと推測されていたが、言及されなかった
投稿されたトントンのブロマガのコメント、また、上記イベント企画の運営の方に対しTwitterでこの件について幾つかのアカウントが問い合わせを行う

9月22日
チャットルームのメンバー数名が我々だの生放送企画の一つであるトンつくに頻繁に当選しているとツイートしていた事から、採用担当であるトントンが優遇しているのではと疑惑が上がる

9月23日
告発アカウントが再度チャット画像を公開。これにより、先日よりも多くの人がいっそう強く サブキャラクターについて疑問視するようになる
更に、Twitterにてこれらのチャット画像、限定動画や非公表チャットルームの存在についてを拡散をするアカウントが複数作られる

9月24日
チャットルームのメンバーがトントンとイベント企画について話をしたことを仄めかすツイー トをしていた為、スタッフからイベント企画の内容がリークされているのではという憶測が立つが、トントンの言動からは判断不能であったので憶測のままに留まる

9月25日
拡散アカウントにより、YouTubeのshortで先述の限定動画が投稿される
新出のチャット画像のスクリーンショットが拡散アカウントの一つからツイートされる

また、この日のトンつく放送にて、トントンが放送を担当していたニコニコ生放送のコメントでFF14のサブキャラクターについて説明を求めるコメントが多数寄せられる

9月26日
18時頃、トントンのサブキャラクターがチャットグループを抜けたことが確認される
22時過ぎ、トントンのTwitterにて一連の説明ツイートが投稿される

9月29日
トントンのTwitterにて説明の追記ツイートが投稿される

10月3日
Twitterでの説明後に直近となる我々だのチャンネル生放送、我々議会をトントンは欠席。出演していたメンバーからは寝坊とのアナウンスが有り、先日のツイートに関する件には言及がないまま放送を終えた

→以後、グループからも本人からも話題に上がることがなく現在に至る

　現在はTwitterのアカウントが削除されている為、ログ等を含め残っているものはない。

　8月末のアカウント作成当初は人数制限のあるチャットルームの在り方とFF14のサブキャラクターの存在をチャットルームのメンバー以外に公表していない事についての疑問をトントンの公式TwitterアカウントとFF14に関連するツイートをしているサブアカウントにメンションする形で問い合わせていたが、 トントン本人からの返答がなく、目安箱と呼ばれる我々だが視聴者からの意見を受け付けている所にメールを送った後も現状が改善されなかった為、チャット画像を公開するに至ったと弁明していた。
また、9月21日公開されたチャットメンバー限定動画は掲示板サイトで嘘つき呼ばわりされたから信用してもらう為だったとも説明。

　サブキャラクターの存在を知りチャット画像や動画を入手するに至った経緯としては、チャットルームのメンバーがTwitterの鍵アカウントで自慢するようにトントンのサブキャラクターと毎日遊んでいる事ををツイートしていたと発言していた為そこから拾ってきたのではないかと推測される。

　告発アカウントは9月24日に一度鍵をかけ全てのツイートを消した後で、一部の視聴者のみが優遇されているという嫉妬から公の場で暴露した事に対しチャットルームのメンバーから抗議を受け『晒しと捉えられても仕方のない行為をしてしまった。告発が原因でコラボ先の方に迷惑をかける視聴者が現れたのは不本意であり申し訳ない』という旨の謝罪のツイートを投稿し、9月25日にアカウントを削除した。

　今回トントンのサブキャラクターが加入していたチャットルームは、FF14ゲーム内のコミュニティCWLS(クロスワールドリンクシェル)と呼ばれる、同一データセンターであれば他ワールドにいるキャラクターでもメンバーと自由にチャットが出来るシステム。最大所属可能人数は64人となっている。
トントンの配信用アカウントである「Tonton Wrwrd」とサブアカウントの「Fio Branford」はデータセンターがMana、サーバーはAnimaなので、データセンターがManaのアカウントであればCWLSに加入する事が可能である。

　該当LSは7月14日に作成され、7月24日には定員に達している。
作成した視聴者は当初「トントンのFF14配信を見てフリートライアルを始めたプレイヤーを支援するためのCWLS」としてメンバーを募集していた。
TwitterではFFプレイヤーの呼称である光の戦士と我々だ視聴者の呼称であるd!民を掛け合わせて#光のD民というハッシュタグで呼びかけを行なっており、LSメンバーのキャラクターカードや活動の様子がツイートされている。

　LSメンバーのツイートから7月21日にはFio Branfordのアカウントが存在している事が確認出来るので、サブキャラクターがLSに加入したのはその前後のどこかであると思われる。
トントンの配信用アカウントは体験版フリートライアルの為、幾つか制限されている機能があることからCWLSの作成は出来ない。その為プレイする際に視聴者の作成したLSに加入した事には説明がつく。
しかし、製品版であるサブアカウントを作成したのであれば初心者支援を公言している配信者としてLSの主導は自らですべきだったのではないかという疑問は残っている。

　告発アカウントから公開されたチャット画像は純粋なプレイヤー支援の為に作成されたLSには相応しくないチャットの内容なのではないかという疑問を元にスクリーンショットを切り抜かれたものであり、晒しの意図はなかったという発言の通り、LSメンバーのキャラクター名や所々の発言が黒く塗り潰されている。
トントンのサブアカウントであるFio Branfordのチャット部分はイニシャルのみを残して黒塗りされるか、色付きでキャラクター名が隠されている。

9月21日、9月23日に告発アカウントが公開したチャット画像　計3枚
https://drive.google.com/file/d/1f2oLV3t1LvibTXXC1DSYabl_Ly9U8vfH/view?usp=sharing
https://drive.google.com/file/d/1qyL0e--YVNCNAT1vB4kKREgHNoV8lQEH/view?usp=sharing
https://drive.google.com/file/d/1ogq89F5MJSmszplsLvTVqB4Z3ojSphHn/view?usp=sharing

9月24日に拡散アカウントが公開したチャット画像　計3枚
https://drive.google.com/file/d/10-UpJDMdv9dI2mo0qxTnAh1m8UI33amN/view?usp=sharing
https://drive.google.com/file/d/1qJPMaDgN0ADstMJLd3908FouankvrUuK/view?usp=sharing
https://drive.google.com/file/d/1-BaVqly4DoqLXxK2quPrBCirJE0CKLPs/view?usp=sharing

　まず、前提の認識として大半の視聴者は今回の件を重大な事として捉えておらず、詳細まで書かれていないトントンの説明ツイートから騒動を認知した視聴者も多い為正しく全てを理解している視聴者は少数である。
　また、今回の件に関してグループ側からの表立った対応はトントンからの説明ツイートのみなので、あくまで憶測の域を出ない事実である。

目安箱に送られた視聴者の意見を吸い上げ、その要望を元に我々だメンバーが話し合いを行う場として月に一度生放送の枠を設けられている我々議会だが、8月末に告発アカウントが送ったメールには9月12日に放送された議会では触れられていない。その後、掲示板サイトにて件について目安箱にメールをしたと複数の書き込みがあるが、10月3日の議会でも取り上げられる事はなかった。
生放送には我々だのメンバー全員が出演しているわけではないが、当人であるトントンは生放送の出演メンバーである為説明の場としては適切であると思われていた。故に、寝坊という思いがけない形での欠席に狼狽える視聴者も少なくはなかった。

2021年6月1日から毎日7時に投稿されていた過去動画の切り抜きshortの更新が9月26日から現在まで止まっており、例外として10月15日にニコニコチャンネルの宣伝shortが一つだけ上がっている。
9月25日に拡散アカウントが投稿した限定動画には〇〇の主役は我々だ!やFF14などのタグが付けられていた為、チャンネルshortから関連して限定動画に誘導されないよう更新を止めたのではないかと推察する意見がある。
YouTubeのshort動画という新機能を試験的に導入していただけの可能性は充分にあるので、真偽の程は分からない。

告発アカウントのTwitterでのメンション、さらに掲示板サイトで疑問視され始め問い合わせは増えていたはずだが、9月23日16時頃、9月24日3時頃、8時頃とサブキャラクターのジョブや防具を変更していた事から認知は遅かったのではないかと思われる。
告発アカウントがLSメンバーから抗議を受けていたのでLSメンバーは確実に認知していたはずだが、チャットで話題が上がらなかったのは違和感を感じる。しかし、これも邪推でしかないので真意は計りかねる。

9月26日のトントンのツイートには文中にて触れられていない疑惑についてのリプライが送られている。しかし、9月29日に投稿された追記もそれらの全てに答えられたものではなかった。
また、個人によって捉え方は様々ではあるが、謝罪の言葉を述べている文章中にてそのゲーム内で行う予定の新企画を発信する行為は、FF14プレイヤーや制作企業に対してのマイナスイメージに繋がりかねないと判断出来なかったのか。謝罪部分と宣伝部分を二つのツイートに分けるだけでも受ける印象は変わるが、チャンネル登録者が90万人を超えるグループが持つ影響力、自覚が足りないと感じられた。

以上が今回の騒動の一連の流れだが、トントンがツイートした説明文では言及されていない未だに疑惑として残っているもの、解決されていない問題点を挙げていく。

説明ツイート
https://twitter.com/ton_ton1945/status/1442114778202185738?s=20
https://twitter.com/ton_ton1945/status/1443172201050611718?s=20

今回の件に関しては言及はないが、以前から乱数により無作為に選出している事が明言されているので今後の言及の可能性は低い。
しかし、目安箱等にて疑惑が上がっている事がグループに伝えられているにも関わらず10月23日の時点でトントンが採用担当である事がツイートから確認出来る為、疑惑を否定するもしくは担当を変更することでの対応が望まれている。

拡散されているチャット画像の内容の中で明確に否定されているのは有料生放送中にプレイしていた事実はないというものだけである。
ツイートには「記憶している限りでは、動画や過去の配信などで既にした話のみ」と記述があるが、アーカイブ化されていない配信もあるので全てのチャットの整合性を検証する事は不可能だとしても、視聴者の記憶にはない内容のチャットが多く見られ矛盾がある。
スクリーンショットとして開示されているものは先の項目に掲載されている6枚のみだが、告発されていない別の内容の情報漏洩も可能性としては充分に考えられる。
トントンがLSに加入していた7月中旬から9月26日の間にチャットで名前の上がっているメンバーとの放送は8月14日21時からの国営放送しかないが、その日の出演メンバーはどの動画や配信でも告知がなかったにも関わらず画像左記に表示された時刻の通り、放送前にLSのメンバーにのみ限定的に明かされているのは正式な公式アナウンスの場でない事、有料放送であるという側面からしても問題のある行動だと捉えられる。
また、トントンがLSメンバーは我々だの視聴者だと認知していた上でチャットにて他の我々だの視聴者を不満に思う内意を伝える事は、視聴者間での優劣意識を煽る行為で配信者として望ましくない行動であると理解いただきたい。

他の視聴者がアクセスする手段を持たないLS内で、新しく作成されたYouTubeの別アカウントという公表されていない場にて〇〇の主役は我々だ!というゲーム実況グループのメンバーのトントンであると明示した上で少数の人間にのみゲームのプレイ動画を公開した事実を、有料コンテンツも配信しているグループが軽率という言葉だけで収束を図ったことを疑問に思う。この事に関してグループとして今後の方針や対策が明言されないのは配信活動を軽視しているとも捉えられるので、可及的速やかな対応が期待されている。

今回の騒動は、トントンが一部の視聴者と内密に交流を行っていた事が批判されているのではなく、視聴者との交流を行う上で節度のない行動をした事、その後の対応の不十分さが批判されているとご理解いただきたく申し上げる。
グループとして有料コンテンツを提供しており配信活動以外にも企業との関わりがある事から、信用問題に発展する可能性を考慮し対応を求められているという知見を広めていきたかった事を、一連の流れをまとめるに至った経緯としてここに書き留める。