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2021年6月8日 19:00 マネーポストWEB
コロナ禍で在宅時間が増えたこともあり、家庭用ゲーム市場が活況を呈している。ファミ通の調査によると、2020年の国内家庭用ゲーム市場規模は3673.8億円(前年比112.5%)で、ハード・ソフトともに前年比プラスとなったのは3年ぶりのことだという。
そうしてゲーム市場が活性化する一方で、ソフトを購入したのに遊べてない、「積ん読」ならぬ「積みゲー」がどんどん増えてしまっている人たちがいる。せっかく買ったのになぜ放置してしまうのか、積みゲーに悩まされている人たちの事情を探った。
IT企業に勤める20代の男性・Aさんは、元々「PlayStation 4)を持っていたが、社会人になってから時間がとれず、友人に売却した。最近はスマホゲームのみをプレイしていたが、昨年5年ぶりに家庭用ゲーム機として、「PlayStation 5」を購入した。コロナで時間ができたこともあり、やる気満々でソフトもパッケージ版5タイトルとダウンロード版3タイトルを買ったが、全て途中でやめてしまい、放置状態だ。
「スマホゲームはイベントや更新が頻繁にあって、新鮮な気持ちでいられます。オート機能があるので効率的にプレイ可能ですが、“走り続け”なければならないプレッシャーはある。その点、家庭用ゲームは、自分のペースでプレイできるという魅力はあるけれど、“強制感”もないため、『今度にしよう』と積みゲーになりがちです。強い敵と戦うときも、課金ではなく自分のスキル頼りになる。
時間ができたので、もう一度家庭用ゲームを楽しめるかと思ったのですが、スマホゲームに慣れてしまうと、面倒でなかなか戻れない。今の僕には、効率的かつ尻を叩かれるスマホゲームの方があっているのかもしれません」(Aさん)
当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。
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