むしろなぜ今まで読んでいなかったのか悔やまれるレベル。『無限大の日々』『惑星の影さすとき』どちらも最高です。ちょっとpanpanyaさんの気配もするような。
音楽では久々にミステリージェッツの2nd以降をがっつり聴いたけどやはりこのバンドがとても大好きです。セロトニン出ちゃいますね。斉藤壮馬です。
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さて、明日は……というかもう数時間で、デジタル配信曲『ペトリコール』の発売日でございます!
梅雨の時期にどうしても出したかったこの曲、本当はCDでお届けしたかったのですが、諸般の事情で配信というかたち落ち着きました。
そのぶん様々な媒体で聴いていただけるかと思いますので、何卒よろしくお願いいたします!
以下、なんとなく曲の簡単な紹介をしたいと思います。まずはまっさらな状態で聴いていただくほうがいいかもしれませんので、その場合はもうしばらくお待ちいただいて、配信後にお読みいただけますと幸いです!
梅雨の時期のしとしと降る雨の中、濡れた石畳の上、散歩なのか帰り道なのか、ひとりふらふら歩いている人影。夢見心地のような、なぜだか楽しいような、そんな気分なのかもしれません。歌詞はわりといつもどおりのような気もしますが、ことばの語幹が雨粒のようなものを中心に選んでいます。まるくて、うすいような。視聴が絶妙にいいところで終わっているのですが、この後の展開が個人的にとても気に入っています。ぜひ聴いていただきたいですね。
音楽的には、なんといってもサックスのリフ。これを思いついたとき、ペトリコールの全体像がふっと掴めたのを覚えています。他には、ベースとキックの音をかなり強く出していて、ヒップホップみたいにハードなリズム隊になっています。あと、よく聴くと後ろの方でめちゃくちゃなノイズギターが鳴っていて、それらが雨音の中に紛れてくっつりたりぼやけたり、色々な聴き方ができるんじゃないかな、と思っています。
ぼく自身、雨に濡れるのはあまり好きではないけれど、部屋の中で雨だれの音に耳を傾けてぼうっとするのはとても好きです。
聴いているうちに、雨に対して違う角度のまなざしを持てるような曲になったらいいなあ、と思っております。
ぜひ雨のお供にしっとりとお楽しみくださいませ。
そして、ここからは怒涛の連続リリースです!
次の曲はかなり夏っぽい、ポップな音像になっています。でも随所に遊び心があって、これまた今までにあまりない方向性かなと。
3曲目は……まだとっておきたいと思います笑
夏の終わりから秋にかけての曲になると思うので、そりゃあまあエモいかんじになるのではないでしょうか。
そしてその先には……また面白いものをお届けできるよう、たくさん曲を書いていきたいと思います!
長々と書いてしまいましたが、新曲『ペトリコール』、どうぞよろしくお願いいたします!
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それでは今日はこのあたりで!
ではではー!
斉藤壮馬