九州芸術祭文学賞、11編が最終選考へ
第52回九州芸術祭文学賞(九州文化協会など主催、西日本新聞社など後援)の入選作(地区優秀作と地区次席)が1日、発表された。地区優秀作の11編は最終選考に進み、作家の五木寛之、村田喜代子、又吉栄喜、文芸誌「文学界」編集長の丹羽健介の4氏が最優秀作を選ぶ。発表は来年1月下旬。応募総数は269編。地区優秀作は次の通り。 (敬称略)
【福岡県】「鞄の中のぬらりひょん」雨宮浩二(49)【福岡市】「正夢と言霊」翠千=みどりせん(14)【北九州市】「ふたり飯」中野和久(58)【佐賀県】「部屋」馨雪=こうせつ(48)【長崎県】「足の間」白石昇(52)【熊本県】「白いはんかち」大石綱幸(94)【熊本市】「空を掴むまえに」岡本大季(27)【大分県】「ひっつき虫」赤木圭二郎(72)【宮崎県】「ガレット102」曽原紀子(60)【鹿児島県】「司書室」徳常喜(47)【沖縄県】「明治通りに打ち上げられたクラゲ」金名サメリ(38)