質問されたら「なんで?」と短く切り返して黙るの術

相手の術中にまんまとハマらず、できるだけ自分の有利な会話にもっていくための俺的小手先テクの心得です。
仕事でもプライベートでも使いやすいコツです。


■質問に即答すると負ける

あなたが誰かから何かの質問を受けたとき
特に考えもなしにすぐ回答を始めると大体負けます。

相手(質問を行う人)は当然のことですが
事前にどんな質問を行うか内容を知っています。

また、相手(質問を行う人)は、質問に対しあなたから得る回答内容について
どんな言葉が得られそうか、質問を行う前に予想を立てることができます。

ということは、相手(質問を行う人)は
あなたからの回答がこう来たらこう返そう、という対策を十分に練ったうえで
最初の質問を行うことが可能です。

その上で初回の質問が投げられていた場合
特に考えもなしにすぐ回答を始めるとあなたは大体
負けを喫し、メンタルを奪われることになります。



■超人は別ですよ

どのような質問にも即回答して相手を叩きのめすことができるのは
以下のような人々です。

・よっぽど認められた人がその優位性を用いて
 パワハラ的な会話を展開する(あるいは再現性のない理論を説く)

・よっぽど話の上手い人がその話術を用いて
 詭弁を弄し続ける(あるいはお涙頂戴する)

・よっぽど賢い人がその頭の回転を用いて
 相手の矛盾を突く(あるいは矛盾を捏造する)

・よっぽど聖人君子がその愛を用いて
 全人類の幸せを説いて全人類をその足元に跪かせる


質問に即答しても圧勝できるのは以上に示すような超人だけです。
凡人はそこを目指さない方がよいでしょう。時間のムダです。



■本題、質問されたら「なんで?」と短く切り返して黙るの術

先述の超人に該当しない俺たち凡人は何も考えず
誰かから何かしらの質問を受けたときには「なんで?」と短く切り返して黙る、
コレを試すのが有用です。

慣れぬうちはどんな質問だろうが脊髄反射でやってしまってもよいでしょう。

・○○の件はどうなってる?⇒なんで?
・○○しようと思うんですがどう思いますか?⇒なんで?
・○○のやり方を教えてほしい⇒なんで?
・〇〇の仕事、終わった?⇒なんで?
・〇〇行く?⇒なんで?
・○○には参加するつもりか?⇒なんで?
・○○してくれる?⇒なんで?
・○○にする?⇒なんで?
・〇〇していい?⇒なんで?
・〇〇についてどう思ってる?⇒なんで?
・〇〇って知ってる?⇒なんで?
・〇〇の話ってしたっけ?⇒なんで?

「なんで?」の出しどころを明らかにミスしたときは
瞬時に次の言葉を適当に継いで会話をはぐらかせば大体どうにかなります。
多少ミスしても、それは「なんで?の出し忘れをしてしまう」よりははるかにマシです。
慣れぬうちは脊髄反射でマシーンのように「なんで?なんで?」と言っておけばよいでしょう。



■より早く慣れるためのコツ

コツは2個あります。


コツ①Yes/Noで答えられそうな質問には特に「なんで?」をぶつけること

⇒Yes/Noで答えられそうな質問は、相手が事前の「回答予想・その後の会話対策」を立てやすいです。
 再述しますが、相手がこちらに投げる質問は問答の想定を行ったうえで行われている可能性があるものです。
 事前対策がしやすいYes/No形式の質問は特に注意が必要です。


コツ②「なんで?」を言ったら、しばらく黙って顔芸に集中すること

⇒こちらが「なんで?」と言った直後にこちらが続けて話し出すと相手の思うツボです。
 会話の雰囲気的に、こちらがなんだか「言い訳っぽくなる」からです。

 ただし、「なんで?」と言った後にこちらがじっと黙ってると
 場の空気が相手が一方的に責められているような感じになる可能性があります。
 その結果、後日相手が周囲にクレームを言いふらすなどして自分の立場が不利になる危険があります。

 「なんで?」と言ってから相手の回答が得られるまでの間は、顔芸を駆使してください。
 ・相手を責めていない
 ・こちらは純粋に質問をしたい(話の続きに興味関心を持っている)
 といった感じのポジティブな雰囲気をどうにか醸し出して
 相手に話の続きを促すようにしてください。



──

以上です。

これは仕事でもプライベートでも使いやすいコツです。
ぜひ「なんで?」「なんで?」と試しに言いまくってみてください。
周囲からヤヤコシイ奴認定を受けることにより
クソしょうもないメンタルを奪うための質問が来る機会が減って
結果、今までより相当ラクに生きられるでしょう。


という提案でした。


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