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小型ロケット「イプシロン」、打ち上げ再延期

 打ち上げが直前で中止された小型ロケット「イプシロン」5号機=1日午前9時51分、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所(共同通信社ヘリから)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、同日午前に予定していた小型ロケット「イプシロン」5号機の打ち上げを中止した。内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町)で最終準備を進めていたが、上空の風の影響を考慮した。打ち上げの中止は1日に続いて2度目で、再延期となる。

新たな打ち上げの日程は改めて公表する。イプシロン5号機は1日、地上のレーダー設備に不具合が見つかり、予定時刻の直前に手動で打ち上げを緊急停止していた。

7日も打ち上げの最終準備を進めていたが、上空の風が打ち上げの条件を満たさなかったという。JAXAは「詳細について確認を進めている」としている。

イプシロンの打ち上げは2019年1月の4号機以来で、これまで4回連続で打ち上げに成功している。5号機は企業や大学などが製造する9基の人工衛星を搭載している。「宇宙ごみ(デブリ)」に近づき、除去する技術を実証する川崎重工業の衛星や、国立高専10校が開発した衛星などを載せている。

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