実は魔王様の人判明というのが今年の3月の出来事で、4月にはチャー研コミュの生放送でもお伝えしたのですが、やっぱり生放送は記録に残りにくい。
本当は研究の最後に一連の流れを動画でまとめようと思っていたのですが、今の時点ですでにこの魔王様判明までの流れを知りたいという方がいらっしゃるし、動画のまとめなんてのもいつになるのかわからないので今ここで4月までの流れについて報告したいと思います。
まず最初に知って欲しいのは、チャージマン研!というアニメの声優というのはエンディングにて「劇団近代座」と一まとめにクレジットされていることです。これにより、声優さんの個別のお名前が確認できない状態にありました。
そういった事情からチャー研声優が誰なのかという調査が有志の手により進められており、たとえば他のアニメで似たような声の人を探すという手法でママの声が会田由来さんという方ではないかというとこまで判明してました。
さてさて、こうした事情を下地に、私はさらに劇団近代座についてしつこくググッてみたわけです。すると、次のサイトに行き着きました。
「財団法人 逍遙協会」
このページの一番下に掲載されている行事を見ると、
朗読 :(劇団近代座)会田由来、加藤新二、佐藤昇、倉橋秀美、久野一之
とあるではありませんか。こうして、劇団近代座に所属されている人の名前が一気に会田さんの他に4名分かったわけです。
さらにこれら判明した人たちについて一人一人検索したところ、佐藤昇さんのお名前で次のサイトを発見しました。
クリスマス朗読会『シャイロック』
これを見つけてビックリしました。まさに魔王様の声!というわけで佐藤さんについてまたまた詳しく検索しました。それで分かったことによれば、佐藤昇さんは劇団近代座に所属していたことがあり、それ以降は俳優としてテレビや映画にも出演されたことがあるとのこと。その中に「マルサの女2」という映画がありまして、これなら近くのTsutayaにある!ということでDVDを借りてきて声を聞いてみたところ、まさしくこの人だ!というとこまでが4月までの流れでした。
で、ここまでのお話を4月にニコ生で紹介したわけです。その後、様々な準備を重ねて先日の朗読会レポートへと繋がるのです。
一応お知らせしておきたいのですが、実は1年前にaradoumoさんが佐藤さんの名前に既に行き着いていたらしいんですね。で、twitterでつぶやかれたそうなんですが、残念ながら私の元まで情報が届かなかったということのようです。
あらどーもさんは「先に放送したほうが偉い」などと譲ってくださいましたが、少なからず調査に時間を費やしているはずなので、敬意をこめて紹介させていただきました。
でもこういうことってよくあるんですよね。研究の世界では。そもそも私の研究もまずは先の動画があってこそここまで来れたわけですし(実際、佐藤さんに直接お会いした際には「チャージマン研!」より「ダメおやじ」のほうがウケが良かった)。
私が中学生の頃、数学の先生に教わった話で、「ピタゴラスの定理」っていうのは名前からするとピタゴラスが発見したように感じるが、想像するにあの当時にはすでに定理の存在は多くの研究者が予知しておりピタゴラスはまとめただけなんじゃねーの?っていうのを思い出しました。
まぁそんなインテリぶった思い出はともかく、謙遜するわけではないですが、今回の研究も多くの人たちに直接的間接的問わずお世話になったことをここで申し上げておきます。
私もオフ会にはせ参じたこともある一介の
チャーケニストですが、
まさか声優さんの情報にいきつかれたとは。
イベントなどに来ていただいたら本当に嬉しいですよね。
そうですねぇ、イベントに来てくれたらファンとしてはこれほどうれしいことはないですね。
ただ、本人がどこまで当時のことを覚えてくださっているか…。