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課題・解決手段
概要
背景
6−ベンジルアミノプリンは、出願人が世界で初めて開発した育毛用の機能性素材である(特許文献1参照)。
しかし、当該6−ベンジルアミノプリンは、優れた効能を備える一方、難溶性の素材であるため、非常に製剤設計しづらい素材でもある。
すなわち、日本薬局方基準に準拠して表現するならば、6−ベンジルアミノプリンは「メタノール、エタノールに溶けにくく、酢酸エチル、クロロホルムに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない」という溶解特性を示す。
通常、溶液系の製剤設計においては、安全性等の観点からみて使用できる溶媒は事実上エタノールか水に限られるものであるところ、上記日本薬局方表記の溶解性に関する解釈によれば、「溶けにくい」というのは「溶質1gを溶かすのに必要な溶媒量が100mL乃至1000mLの範囲」である。また「ほとんど溶けない」というのは「溶質1gを溶かすのに必要な溶媒量が1000mL以上」である。従って、水のみを使用する場合はもとよりであるが、エタノールを使用した場合であっても6−ベンジルアミノプリン配合の透明型製剤を設計するうえで、その溶解方法に係る技術困難性は明らかである。
出願人らの行った実測(日本薬局方基準)では、エタノールを溶媒として使用した場合、常温での6−ベンジルアミノプリンの溶解度は0.4重量%前後であり、水に対しては検出限界以下という事実が明らかになっている。
一方、育毛効果の面では、6−ベンジルアミノプリン自体は0.1重量%の配合量でその効果が期待できるが、製剤中での溶解度が6−ベンジルアミノプリンの皮膚へのリリースに影響を与えるほか、個体差を考慮に入れると6−ベンジルアミノプリンの育毛効果を安定に維持できる至適配合量は少なくとも0.2%以上必要であることが出願人らの研究で明らかになっている(非特許文献1参照)。
従来から、6−ベンジルアミノプリンを配合した育毛剤の商品開発においては、当該6−ベンジルアミノプリンの育毛効果に係る有効濃度を適正に維持しつつ、透明型の製剤を提供するためにエタノール主体の処方設計となっていた。
このため、製造面においては、消防法規制下でのいわゆる危険物(エタノール使用60重量%以上)として取り扱われるため、例えば、防爆設備等の投資も必要になり経費的にも不利な処方設計を余儀なくされていた。また、そればかりでなく、消費者に対しては保管上および使用上の注意喚起が必要となるほか、エタノール臭が際立つ等の使用時の不快感を伴うものでもあった。
当然、これに対処すべくエタノールの使用量を減らせば、水にほとんど溶けない6−ベンジルアミノプリンの製剤における溶解性が下がり、低温時での沈殿析出を助長するため、安定した育毛効果が発揮できないという問題を招来していた。
これらの問題解決のため、出願人らが種々添加物(溶解補助剤)の使用を試みたところ、ある程度の成果はおさめたものの、溶媒の種類と使用量に関する臨界領域の条件が見出せていなかった。したがって、6−ベンジルアミノプリンの有効使用量を調製する方法としてはいまだ不十分であり、抜本的な解決には至っていないのが現状である(特許文献2および3参照)。
概要
6−ベンジルアミノプリンの育毛効果が発揮できる至適配合量を調製する方法とその方法により得られた育毛剤組成物を提供する。 本発明によれば、6−ベンジルアミノプリンの有効濃度0.2〜1.0重量%に対し、水とエタノールとの溶媒比(重量比)が65:35〜10:90の混合溶媒を用いて溶液を調製する方法とその方法により得られた溶液を使用した育毛剤組成物が提供される。かかる育毛剤組成物は、特に、ヘアトニックとして使用することができる。
目的
本発明は、水およびエタノールの混合溶媒を使用することにより、6−ベンジルアミノプリン(6−Benzylaminopurine)の育毛効果が発揮できる至適配合量を調製する方法とその組成物を提供する
効果
実績
- 技術文献被引用数
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請求項1
6−ベンジルアミノプリンを水およびエタノール混合溶媒に溶解した溶液の調製方法であって、水とエタノールとの溶媒比(重量比)が65:35〜10:90の混合溶媒を用いて、6−ベンジルアミノプリンの濃度が0.2〜1.0重量%の溶液を調製することを特徴とする溶液の調製方法。
請求項2
水とエタノールとの溶媒比(重量比)が60:40〜40:60の混合溶媒を用いて、6−ベンジルアミノプリンの濃度が0.3〜0.5重量%の溶液を調製することを特徴とする請求項1に記載の溶液の調製方法。
請求項3
請求項4
請求項5
前記添加物がポリエチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、キシロース、マルトース、トレハロース、ソルビトール、キシリトール、エピガロカテキン、ベタインおよび乳酸ナトリウムから選ばれた1または2以上の化合物であることを特徴とする請求項4に記載の溶液の調製方法。
請求項6
請求項7
前記育毛剤組成物が、非危険物型の育毛剤組成物であることを特徴とする請求項6記載の育毛剤組成物。
請求項8
請求項6または7に記載の育毛剤組成物に、更に、c−AMPおよびその誘導体、フォルスコリン、塩化カルプロニウム、ペンタデカン酸グリセリド、ミノキシジルから選ばれた1または2以上の化合物を添加してなることを特徴とする育毛剤組成物。
請求項9
請求項10
請求項6から9のいずれか1項に記載の育毛剤組成物を使用してなることを特徴とするヘアトニック。
技術分野
0001
本発明は、水およびエタノールの混合溶媒を使用することにより、6−ベンジルアミノプリン(6−Benzylaminopurine)の育毛効果が発揮できる至適配合量を調製する方法とその組成物を提供するものである。
背景技術
0002
6−ベンジルアミノプリンは、出願人が世界で初めて開発した育毛用の機能性素材である(特許文献1参照)。
しかし、当該6−ベンジルアミノプリンは、優れた効能を備える一方、難溶性の素材であるため、非常に製剤設計しづらい素材でもある。
すなわち、日本薬局方基準に準拠して表現するならば、6−ベンジルアミノプリンは「メタノール、エタノールに溶けにくく、酢酸エチル、クロロホルムに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない」という溶解特性を示す。
0003
通常、溶液系の製剤設計においては、安全性等の観点からみて使用できる溶媒は事実上エタノールか水に限られるものであるところ、上記日本薬局方表記の溶解性に関する解釈によれば、「溶けにくい」というのは「溶質1gを溶かすのに必要な溶媒量が100mL乃至1000mLの範囲」である。また「ほとんど溶けない」というのは「溶質1gを溶かすのに必要な溶媒量が1000mL以上」である。従って、水のみを使用する場合はもとよりであるが、エタノールを使用した場合であっても6−ベンジルアミノプリン配合の透明型製剤を設計するうえで、その溶解方法に係る技術困難性は明らかである。
0004
出願人らの行った実測(日本薬局方基準)では、エタノールを溶媒として使用した場合、常温での6−ベンジルアミノプリンの溶解度は0.4重量%前後であり、水に対しては検出限界以下という事実が明らかになっている。
0005
一方、育毛効果の面では、6−ベンジルアミノプリン自体は0.1重量%の配合量でその効果が期待できるが、製剤中での溶解度が6−ベンジルアミノプリンの皮膚へのリリースに影響を与えるほか、個体差を考慮に入れると6−ベンジルアミノプリンの育毛効果を安定に維持できる至適配合量は少なくとも0.2%以上必要であることが出願人らの研究で明らかになっている(非特許文献1参照)。
0006
従来から、6−ベンジルアミノプリンを配合した育毛剤の商品開発においては、当該6−ベンジルアミノプリンの育毛効果に係る有効濃度を適正に維持しつつ、透明型の製剤を提供するためにエタノール主体の処方設計となっていた。
0007
このため、製造面においては、消防法規制下でのいわゆる危険物(エタノール使用60重量%以上)として取り扱われるため、例えば、防爆設備等の投資も必要になり経費的にも不利な処方設計を余儀なくされていた。また、そればかりでなく、消費者に対しては保管上および使用上の注意喚起が必要となるほか、エタノール臭が際立つ等の使用時の不快感を伴うものでもあった。
0008
当然、これに対処すべくエタノールの使用量を減らせば、水にほとんど溶けない6−ベンジルアミノプリンの製剤における溶解性が下がり、低温時での沈殿析出を助長するため、安定した育毛効果が発揮できないという問題を招来していた。
0009
これらの問題解決のため、出願人らが種々添加物(溶解補助剤)の使用を試みたところ、ある程度の成果はおさめたものの、溶媒の種類と使用量に関する臨界領域の条件が見出せていなかった。したがって、6−ベンジルアミノプリンの有効使用量を調製する方法としてはいまだ不十分であり、抜本的な解決には至っていないのが現状である(特許文献2および3参照)。
0010
特許第2636118号
特開平10−72321号
WO2005/030152
先行技術
0011
三嶋豊 他 FJ 20〜26 1993
発明が解決しようとする課題
0012
第一には、6−ベンジルアミノプリンの育毛効果としての必要量を適正に維持しつつ、添加物不使用でアルコール使用量を調製する方法とその組成物(透明型組成物)を提供することにある。
第二には、当該第一の課題解決がされた発明において、危険物取扱としての問題を回避しうる方法とその組成物(エタノール60重量%以下の透明型組成物)を提供することにある。
第三には、特定の添加物を使用することによって、より簡便に6−ベンジルアミンの溶解性を向上させ、特に、混合溶媒中の水の重量比を向上させ取扱い性に優れた溶液調製方法とその組成物を提供することにある。
課題を解決するための手段
0013
第一の課題に対しては、水・エタノールの混合溶媒系において、それらの特定の溶媒比率に対する6−ベンジルアミノプリンの溶解特性を明らかにすることで、6−ベンジルアミノプリンの育毛効果としての濃度調製が容易な方法の提供とその方法によって得られた組成物(透明型組成物)を提供しうるに至った。
0014
前述のとおり、6−ベンジルアミノプリンは、常温ではエタノールに0.4重量%程度しか溶けず、また、水にはほとんど溶けない特性があるにもかかわらず、エタノールと水の混合溶媒系においては、一定要件下で1.0重量%を超える濃度の6−ベンジルアミノプリンを溶解できるという驚くべき知見を得て本発明を完成するに至った。6−ベンジルアミノプリン0.2重量%ならば、実に水が製剤全体の65重量%含まれていても溶解することができ、水・エタノール重量比30:70の混合溶媒であれば、1.4重量%程度を比較的容易に溶解することができる。逆にこれ以降、エタノール比率をさらに上げると6−ベンジルアミノプリンの溶解量は低下を辿るといった固有の挙動を示すこと(臨界的領域)が判明した。
0015
すなわち、本発明によれば、6−ベンジルアミノプリンの有効濃度0.2〜1.0重量%に対し、水とアルコールとの溶媒比(重量比)が65:35〜10:90の混合溶媒を用いて溶液を調製する方法と当該溶液を使用した澄明な育毛剤組成物が提供される。
0016
第二の課題に対しては、水・エタノールの混合溶媒系において、CTP有効濃度を維持しつつ、特に水の混合比を高く設定する好ましい範囲とすることで課題を解決する方法を提供するに至った。すなわち、本発明によれば、6−ベンジルアミノプリンの有効濃度0.3〜0.5重量%に対し、水とアルコールとの溶媒比(重量比)が60:40〜10:90の混合溶媒を用いて溶液を調製する方法と当該溶液を使用した澄明な育毛剤組成物が提供される。
0017
第三の課題に対しては、6−ベンジルアミノプリンの溶解度を向上させつつ、さらにエタノール量を低減することができる特定の添加剤を使用する溶液の調製方法によって、いわゆる非危険物型の組成物を、より簡便に提供するに至った。
0018
出願人らは、従来技術において、6−ベンジルアミノプリンの溶解度を向上しうる添加物として多価アルコール類の有効性を既に確認しているが、その量論的関係、つまり6−ベンジルアミノプリンの「水とエタノールの混合溶媒比に対する溶解度特性」における多価アルコール類の挙動については特定できていなかった。そのために、6−ベンジルアミノプリンの育毛剤としての有効性を損なわずに、特にエタノールの配合比率を減ずるべく当該多価アルコール類の配合量の特定には至っておらず、自由度の高い処方設計には限界が見られていた。
0019
この問題に鑑み、多価アルコール類の挙動を確認したところ、驚いたことに、これらの中には単に6−ベンジルアミノプリンの溶解性を向上させるのみならず、水とエタノールの配合比率に対する寄与度、つまり、より水比率を向上させても6−ベンジルアミノプリンの溶解度を維持できる効果を有する物質を見出すことができた。
0020
そこでさらに追試を続けたところ、多価アルコール類と同じ特性を有する物質を最適量配合すれば、育毛効果として必要な6−ベンジルアミノプリンの量を配合する場合に、エタノール量を減ずる効果(水の使用量を増加させる効果)が得られる結果、エタノール使用量60重量%以下での処方設計化の自由度が高い調製方法が安定に得られるという知見を得、本発明を完成するに至った。
0021
すなわち、本発明によれば、6−ベンジルアミノプリンの有効濃度0.2〜1.0重量%に対し、水とアルコールとの溶媒比(重量比)が65:35〜10:90の混合溶媒を用いて溶液を調製する方法において、6−ベンジルアミノプリンの溶解性を向上させ、かつ水の使用量を増加させる機能を有する特定の添加物をさらに添加することによって、非危険物型の育毛剤組成物が提供される。
また本発明によれば、6−ベンジルアミノプリンの有効濃度0.3〜0.5重量%に対し、水とアルコールとの溶媒比(重量比)が60:40〜10:90の混合溶媒を用いて溶液を調製する方法において、6−ベンジルアミノプリンの溶解性を向上させ、かつ水の使用量を増加させる機能を有する特定の添加物をさらに添加する溶液の調製方法によって、非危険物型の育毛剤組成物が提供される。
0022
<1> 6−ベンジルアミノプリンを水およびエタノール混合溶媒に溶解した溶液の調製方法であって、水とエタノールとの溶媒比(重量比)が65:35〜10:90の混合溶媒を用いて、6−ベンジルアミノプリンの濃度が0.2〜1.0重量%の溶液を調製する溶液の調製方法。
<2> 水とエタノールとの溶媒比(重量比)が60:40〜40:60の混合溶媒を用いて、6−ベンジルアミノプリンの濃度が0.3〜0.5重量%の溶液を調製することを特徴とする前記<1>に記載の溶液の調製方法。
<3> 6−ベンジルアミノプリンの溶解性を向上させ、かつ水の使用量を増加させる機能を有する添加物をさらに添加することを特徴とする前記<1>または<2>に記載の溶液の調製方法。
<4> 前記添加物が、多価アルコール類、糖または糖アルコール類、ポリフェノール類、ベタイン類および有機酸塩類から選ばれた1または2以上の化合物である前記<3>に記載の溶液の調製方法。
<5> 前記添加物がポリエチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、キシロース、マルトース、トレハロース、ソルビトール、キシリトール、エピガロカテキン、ベタインおよび乳酸ナトリウムから選ばれた1または2以上の化合物である前記<4>に記載の育毛剤溶液の調製方法。
<6> 前記<1>〜<5>のいずれかに記載の調製方法によって調製された溶液を使用してなる澄明な育毛剤組成物。
<7> 前記育毛剤組成物が、非危険物型の育毛剤組成物である前記<6>記載の育毛剤組成物。
<8> 前記<6>または<7>に記載の育毛剤組成物に、更に、c−AMPおよびその誘導体、フォルスコリン、塩化カルプロニウム、ペンタデカン酸グリセリド、ミノキシジルから選ばれた1または2以上の化合物を添加した育毛剤組成物。
<9> 前記<6>から<8>のいずれかに記載の育毛剤組成物に植物、菌類、海藻類、微生物由来のエキスを添加してなる育毛剤組成物。
<10> 前記<6>から<9>のいずれかに記載の育毛剤組成物を使用してなるヘアトニック。
発明の効果
0023
本発明によれば、ライトな使用感調整が可能な水とエタノール系溶媒の育毛剤原液が提供され、従来のエタノール高配合でみられた刺激と刺激臭が緩和された澄明な育毛剤組成物を提供することができる。
また、本発明により得られた知見を利用することによって製剤全体に対するエタノール配合量を60重量%以下に低減した非危険物型の澄明な育毛剤組成物を提供することができる。
0024
以下、本発明について説明する。
本発明は、6−ベンジルアミノプリンの育毛効果が発揮できる有効濃度を特定比率の水・エタノール混合溶媒を用いて安定的に溶液調製する方法とその組成物を提供するものであり、混合溶媒以外に特別な添加物は用いないのが特徴である。
6−ベンジルアミノプリン(分子量225.26)は、結晶性の白色粉末であり、別名6−ベンジルアデニン、あるいはサイトプリン(以下「CTP」と称すことがある。)とも呼ばれ、育毛用の有効成分として公知である。本発明においては、育毛効果を発揮できる十分な量として0.2〜1.0重量%、薬効薬理面(薬剤利用率)と皮膚適用上の負担の点で好ましくは0.3〜0.5重量%、最適には0.5重量%を使用し、これらの範囲になるように水・エタノール混合溶媒で適宜溶液を調製することができる。
0025
本発明で規定する6−ベンジルアミノプリンの使用量0.2重量%に対しては、水・エタノール混合溶媒の重量比65:35〜10:90で自由に溶解調製することができ、1.0重量%に対しては、40:60〜10:90の範囲内で自由に溶解調製することができるため、当該範囲内で任意に調製した溶液(以下、「原液1」という)を用いた育毛剤組成物を製造することができる。
0026
また、0.3重量%の使用量に対しては、水・エタノール混合溶媒の重量比60:40〜10:90の範囲内、あるいはエタノール臭と刺激の点から考えると好ましくは60:40〜50:50の範囲内で自由に溶解することができ、0.5重量%に対しては50:50〜10:90の範囲内、あるいは、エタノール臭と刺激の点から考えると50:50〜40:60の範囲内で自由に溶解することができるため、当該範囲内で任意に調製した溶液(以下、「原液2」という)を用いた育毛剤組成物を製造することができる。
0027
育毛剤組成物の製造方法
上記比で原液1または原液2を予め調製しておき、これを用いて使用目的に応じた機能性成分を溶解することによって所望の育毛剤組成物を供することができる。この場合、原液1ないし原液2のいずれを使用するとしても、その最適な水・エタノール重量比がわかっているため、別途に機能性成分等の原液を当該水・エタノール重量比と同一の比率によって調製しておくことにより、必要で最適な濃度調製をした育毛剤組成物を簡便に製造することができる。また特に、植物からの抽出液などにおいては、溶媒の種類と比率の一致した混合溶媒を使用するためにオリや濁り等の発生がない澄明で経時的に安定な製剤を製造できるメリットもある。
0028
本発明は、さらに特定の添加物を使用することにより非危険物型の育毛剤組成物を簡便に製造する溶液の調製方法であり、本発明に規定する添加物は、6−ベンジルアミノプリンの溶解量を単純に向上するだけでなく、同時に水・エタノールの混合溶媒における水の重量比を向上させる効果を有する。このため、製剤中における6−ベンジルアミノプリンの経時的安定性の向上のみならず、6−ベンジルアミノプリンの使用量の自由度拡大が図られ、波及的にはエタノール刺激臭緩和をも実感できる発明を構成するものである。
0029
上記の性能を有する特定の添加物としては、ポリエチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールおよび1,3−ブチレングリコールなどの多価アルコール類、グルコース、ガラクトース、マンノース、フラクトース、ソルボース、リボース、アラビノース、キシロース、マルトース、トレハロース、ソルビトール、キシリトール、ラクチトール、マルチトールおよびマンニトールなどの糖もしくは糖アルコール類、カテキン、エピカテキン、ガロカテキン、カテキンガレート、ガロカテキンガレート、エピカテキンガレート、エピガロカテキンならびにエピガロカテキンガレートなどのポリフェノール類、グリコール酸、セリン、グリシン、リシン、ベタイン類、乳酸ナトリウムおよびDL−ピロリドンカルボン酸ナトリウムなどの有機酸塩類などの特定の保湿機能を有する成分および水・エタノール混合溶媒との相溶性が良好で透明の相を形成する界面活性剤があげられる。界面活性剤は傾向的にHLBが14乃至18のものが最も好ましい。
0030
このうち、特に好ましいものとしては、ポリエチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、キシロース、マルトース、トレハロース、ソルビトール、キシリトール、エピガロカテキン、ベタインおよび乳酸ナトリウムがあげられる。
0031
また、ポリエチレングリコールは平均分子量200、300、400乃至600までの液状のものから1種あるいは2種以上を選択して使用するのが溶解効果の点からは好ましいが、使用感を調整するためには1000以上のもの(1000、1500、4000および6000)を適宜組み合わせるのが好ましい。ただし、分子量20000を超えるものは分子量400との相溶性が悪いため本発明では適さない。
0032
特定の添加物の使用量は、原液1または原液2における6−ベンジルアミノプリンの使用量によっても異なるが、0.1〜10重量%の範囲内で調製すれば、1.5重量%を超える程度の6−ベンジルアミノプリン使用量であっても溶液化が可能であり、かつ、非危険物型の育毛組成物としての製造が可能である。
0034
本発明は育毛作用を有する6−ベンジルアミノプリンの育毛剤としての至適濃度を調製するものであるが、当該調製方法による原液と相溶性の良好な他の有効成分についても併用可能である。具体的には、c−AMPおよびその誘導体、フォルスコリン、塩化カルプロニウム、ペンタデカン酸グリセリド、ミノキシジルがあげられ、このうち特にペンタデカン酸グリセリドについては従来、6−ベンジルアミノプリンの存在下で低温時の経時的安定性(析出)が問題となることがあったが、本発明の調製法によってその安定性向上が図られ、かつ、使用感においてもべたつきのない製剤を提供しうる。本発明の効果が最も発揮できる量論的関係は6−ベンジルアミノプリンの1に対して0.01乃至0.2(重量)の範囲内である。
育毛活性を有する植物・菌類・海藻類・微生物由来のエキスについても適宜選択して使用することができるが、エキスを抽出する溶媒は、本発明に規定する原液と同一組成の水・エタノール系のものを用いるのが安定性上の観点から好ましいことは既に説明したとおりである。
0035
育毛活性を有する植物・菌類・海藻類・微生物由来としては、以下に掲げる素材を水・エタノール系の溶媒で抽出したものが本発明で好適に使用でき、6−ベンジルアミノプリンの育毛効果の増強、相乗的作用に寄与し得るものである。
0036
すなわち、アーモンド(ヘン桃)、アイ(藍葉)、アイアカシオ、アイヌワカメ、アイビー、アイヤパーナ(Eupatorium triplinerve)、アイリス、アオカズラ(清風藤)、アオカワモズク、アオキ(青木)、アオギリ、アオゲイトウ、アオコ、アオコナハダ、アオジソ、アオスズラン、アオツヅラフジ(木防巳)、アオテンマ、アオノリ、アオノリュウゼツラン、アオワカメ、アカキナノキ、アカキャベツ、アカザ、アカシア、アカショウマ(赤升麻)、アカスグリ、アカツメクサ、アカネ、アカバ、アカバウミウチワ、アカバギンナンソウ、アカブドウ、赤米、アカマツ(赤松)、アカミノアカネ、アカメガシワ(赤芽柏)、アカメヤナギ、アカモク、アカモミジノリ、アカユキモ、アガリクス、アギ(阿魏)、アキカラマツ、アキニレ(榔楡皮)、アグアイー・グァスー、アグアヘ、オオミテングヤシ、アクサー、アクスコパクエ、アケボノモズク、アサ(麻子仁)、アサガオ、アザミ、アサミドリシオグサ、アジサイ(紫陽花)、アシタバ、アジュガターケスタニカ、アズキ、アスコフィラム、アズサ、アスナロ、アスパラガス、アセロラ、アセンヤク、アチコリア、アチラ(ショクヨウカンナ)、アツバスジギヌ、アツバノリ、アツバミスジコンブ、アナアオサ、アナダルス、アナトー、アナメ、アニス、アノキー(Guibourtia ehie)、アビウ、アビウラーナ、アブラナ、アブラヤシ(パーム、ヤシ)、アフリカンパダウク(Pterocarpus soyauxii)、アベマキ、アボカド、アマ、アマクサキリンサイ、アマクサノリ、アマチャ、アマチャヅル、アマドコロ(玉竹)、アマナ(光慈姑)、アマニ、アマラントウスヒポコンドリアクス、アミアオサ、アミガサユリ、アミクサ、アミジグサ、アメリカブドウ、アメリカブナ、アヤギヌ、アヤニシキ、アヤメ、アラカシ、アラメ、アリストロメリア(ユリズイセン)、アリタソウ、アルカショフラ(Cynara scolymus 別名:チョウセンアザミ)、アルカナ(アルカンナ)、アルガローボ(キャベ)、アルテア、アルニカ、アルピニア、アルファルファ、アレチアザミ、アロエ、アロエベラ、アンゲリカ、アンズ果汁、アンソクコウノキ、アントクメ、アンマロク、アンミ実;
0037
または、イエルバルイサ、イエローサポテ、イガコウゾリナ(地胆頭)、イカノアシ、イカリソウ、イキクサ(景天)、イギス、イグサ(灯心草)、イクリニン、イサイヨバラ、イザヨイバラ、イシクラゲ、イシゲ、イシモズク、イソガワラ、イソダンツウ、イソハギ、イソバショウ、イソブドウ、イソムメモドキ、イソムラサキ、イソモク、イソモッカ、イタドリエキス、イタニグサ、イチイ、イチゴ、イチジク、イチハツ(一初)、イチビ(冬葵位)、イチメガサ、イチヤクソウ、イチョウエキス、イチョウ、イツツギヌ、イデユコゴメ、糸状菌、イトヒメハギ、イトフノリ、イナゴマメ、イヌエンジュ(Maackia amurensis var. buergeri)、イヌカンゾウ(Glycyrrhiza pallidiflora)、イヌコリヤナギ、イヌハッカ、イヌビユ(ホナガイヌビユ)、イヌブナ、イネ、イノンド、イバラノリ、イブキジャコウソウ、イブキトラノオ、イボツノマタ、イラクサ、イラン、イランイラン、イリス、イリス根、イロロ、イワヒゲ、イワヒバ、イワマツ(巻柏)、インチコウ、インチンコウ、インドボダイジュ;
0038
または、ウィート(チブサノキ)、ウイキョウ、ウイキョウモ、ウーロン茶エキス、ウエバグサ、ヴェロニカ、ウエンジ(Millettia laurentii)、ウォロ、ウガノモク、ウキクサ(浮萍)、ウキヤガラ(三稜)、ウキュウコンピ、ウキョウヨウ、ウグイスカグラ、ウコンエキス、ウサギギク、ウシケノリ、ウシタキソウ、ウズ、ウスギヌ、ウスキモリノカサ、ウスバアオノリ、ウスバウミウチワ、ウスバサイシン、ウスバノリモドキ、ウスバヒオドシ、ウスバワツナギソウ、ウスヒトエグサ、ウスベニ、ウスベニアオイ、ウスユキウチワ、ウチョウラン、ウチワヤシ(Borassus filabellifer)、ウップルイノリ、ウツボグサ、ウド/シシウド、ウニャデガト(ウンカリア)、ウバチャ、ウミウチワ、ウミゾウメン、ウミトラノオ、ウミボッス、ウメ、ウヤク、ウラジロガシ、ウラボシヤハズ、ウラルカンゾウ(Glycyrrhiza uralensis)、ウルシグサ、ウワウルシ、ウンボク、ウンリュウヤナギ;
0039
または、エイジツエキス、エクロニア、エゴノリ、エゴマ、エシャロット(薤白)、エストラゴン(Artemisia dracunculus L. 別名:タラゴン)、エゾイシゲ、エゾイチゴ、エゾウコギ、エゾカワラナデシコ(瞿麦、瞿麦子)、エゾスズラン、エゾツノマタ、エゾトサカ、エゾナメシ、エゾブクロ、エゾヤハズ、エチナシ葉、エツキイワノカワ、エツキウミウチワ、エツキノトサカモドキ、エツキマダラ、エーデルワイス、エドヒガシ、エナシカリメニア、エナシダジア、エニシダ、エノキダケ、エビガライチゴ、エビスグサ(決明子:ケツメイシ)、エピネ、エリンギィ、エルカンプリ、エルダーベリー、エレミ(Canarium luzonicum)、エンジュ(槐花:カイカ)、エンドウ、エンドウコンブ、エンメイソウ;
0040
または、オウギ、オウゴン、オウシュウサイシン、オウセイ、オウバク、オウヒ、オウヒササノユキ、オウレン、オオアザミ、オオイタドリ、オオイヌフグリ、オオウキモ、オオオゴノリ、オオガタホウケン、オオカラスウリ(カロコン)、オオグルマ(土木香)、オオシオグサ、オオシマザクラ、オオチヂミコンブ、オオツカサノリ、オオツヅラフジ(防己)、オーツムギ、オオバオキツバラ、オオバキントキ、オオバコ(車前子、車前草)、オオハシバミ(榛子)、オオハシラサボテン、オオバツノマタ、オオバナアザミ、オオバナオケラ、オオバナサルスベリ、オオバナセッコク、オオバノコギリモク、オオバモク、オオバヤシャブシ、オオバヤナギ、オオヒゲマワリ、オオブサ、オオホシグサ(穀精草)、オオミアカテツ、オオミサンザシ、オオムカデノリ、オオムギエキスオオムギ発酵エキス、オオムラサキシキブ(紫珠)、オオヤマザクラ、オカ、オカクサ、オカゼリ(蛇床子)、オカラ、オキチモズク、オキツノリ、オキナウチワ、オキナワセッコク、オキナワモズク、オクラ、オグルマ(旋覆)、オクルリヒゴタイ(禹州漏芦、藍刺頭)、オケラ、オゴノリ、オシダ、オシロイシメジ、オスモイン、オタネニンジン、オトギリソウエキス、オトギリソウ、オドリコソウ、オナモミ(蒼耳子)、オニアザミ、オニアマノリ、オニクサ、オニグルミ、オニコンブ、オニドコロ、オニノタケ、オニノヤガラ(天麻)、オニバシリ、オニユリ、オノエラン、オノニスエキス、オバクサ、オヒョウ(裂葉楡)、オミナエシ(敗醤)、オユーコ、オランダイチゴ、オランダカラシ、オランダゼリ、オランダセンニチ、オランダビユ(Psoralea corylifolia L.)、オランダミツバ、オリーブ、オルティガニグラ、オレガノ、オレンジエキス、オンジ(Polygala root);
0041
または、カーネーション、ガーベラ、カイケイジオウ、ガイジチャ、カイノカワ、カイノリ、カイメンソウ、ガイヨウ、カカオ、カギイバラノリ、カギウスバノリ、カキエキス、カキオドシ、カギカズラ、カギクルマバナルコユリ(黄精)、カギケノリ、カキジマコンブ、カキドオシ(Glechoma hederacea L. subsp. Grandis Hara)、カゴソウ(Prunellae Spica)、カコチャ(Kakocha)、カゴメノリ、カサノリ、カサマツ、カシ、カシア、カジノキ(楮実)、カジメ、カシュー、ガジュツ、ガショウ、カシラザキ、カシワ(槲樹、槲葉)、カスカラサグラダ、カスカリラ、カスミザクラ、カスミソウ、カセンソウ、カタオゴノリ、カタオバクサ、カタノリ、カタメンジソ、ガツガラコンブ、カッコウアザミ(Mexican ageratum)、カッコン、カツマダイ(ソウズク)、褐藻、カナムグラ、カナンガ、カニーワ、カニクサ(金沙藤)、カニノテ、カノコソウ、カバ、カバノ、カバノキ、カバノリ、カホクサンショウ(蜀椒)、カボチャ、カポックノキ、ガマ、カマプー(Physalis angulata)、カミツレ、カミヤツデ、カムカム、カメバヒキオコシ、カモーテデアザフラン、カモガシラノリ、カモミラ、カヤ、カヤモノリ、カユラベ、カラー、カライヌエンジュ(Maackia amurensis)、カラウェー、ガラガラ、ガラガラモドキ、カラクサケマン、カラシ、カラスビシャク(半夏)、カラスムギ、ガラナ(guarana)、カラハナソウ、カラヤ、ガリュウ、カリン、カルカデ、ガルシニア、カルダモン、カルドサント、カルナウバヤシ、ガレーガ、カレキグサ、カロオウ、カロット、カロフィリス、カワシオグサ、カワタケ、カワヂシャ、カワノリ、カワミドリ、カワモズク、カワヤナギ、カワラサイコ(委陵菜、翻白草)、カワラタケ、カワラナデシコ(石竹)、カワラニンジン(青蒿)、カワラヨモギエキス、カンザクラ、カンショウコウ、カンスイ(甘遂)、カンゾウ、カンゾウフラボノイド、カンタラアサ、カンタリス(Cantharides)、カンツバキ、カンデリラ、カントウ、カントリソウ(蓮銭草)、カンナ、ガンピ、カンボウイ、カンヨウ、カンラン、カンレンソウ(旱蓮草);
0042
または、キイチゴ、キウイ、キオウ、キカラスウリ、キキョウ、キク、キクイシコンブ、キクタニギク、キクトサカ、キクヒオドシ、キササゲ(Catalpa ovata G. Don)、キジツ(枳実)、キジノオ、キシュウミカン、キズタ、キダチアロエ、キダチハッカ、キッコウグサ、キツソウコン、キツネヤナギ、キッピ、キツラク(橘絡)、キナ、キナノキ、キヌア(キノア)、キヌカバノリ、キヌクサ、キヌハダ、キヌヤナギ、キハダ、キバナオウギ、キバナノセッコク、ギムネマシルベスタ、キメンカク、キャッサバ、キャベツ、キャベブ、キャラウェー、キャンデリラ、キューカンバー(キュウリ)、キュウコンキンレンカ、キュウセツショウブ(九節菖蒲)、ギョウチク、キョウチクトウ、キョウニン、キョウノヒモ、ギョクマイシュ、ギョクヨウキンカ、ギョリュウ、キラジャ・サポナリア、キラヤ、キランソウ(金瘡小草)、キリ、キリンケツヤシ、キリンサイ、キレバノウミウチワ、キンカン、ギンキョウ(銀杏)、キンギョソウ、キンセイソウ、ギンセカイ、キンセンカ(pot marigold)、キンセンソウ、キントキ、ギンナンソウ、キンブセン、キンマ、キンミズヒキ(仙鶴草)、キンモクセイ(Osmanthus fragrans var. aurantiacus)、キンラン、ギンラン、キンリョウヘン;
0043
または、グアコミスト、クアチャラーテ(クアチャララーテ、クアチャララテ)、グアバ、グァペーバ・ヴェルメーリャ、グアヤクウッド、グアユーレ、クインスシードエキス、クーズベリー、グースベリー、ククイナッツ、クゲヌマラン、クコ、クコシ(Lycium chinense,L. barbarum)、クサスギカズラ(天門冬)、クサノオウ(Greater celandine (Chelidonium majus))、クジン(苦参)、クスノキ、クソニンジン(黄花蒿)、クチナシエキス、クティティリバー、クヌギ(樸ソウ)、クバク、クビジンソウ、クビレオゴノリ、クプアス、クベバ、クマザサエキス、クマセバ(Kumaseba)、クマツツジ、クマツヅラ(Verbena officinalis L.,V. citronela)、クミンエキス、クラニゲアン、クラミドモナス、クララエキス、クランベリー、クリ、クルクリゴ・ラチフォリア、クルミ、グレープフルーツエキス、クレマティスエキス、クロウメモドキ、クローブ、クロガネモチ(救必応)、クロキヅタ、クロクモソウ、黒砂糖エキス、クロシオメ、クロソゾ、クロトサカモドキ、クロヌラクサ、クロハギンナンソウ、クロバナヒキオコシ、クロヒメゴケ、クロフサスグリ(Ribes nigrum、別名:クロスグリ、カシス、ブラックカーラント)、クロマイ(黒米)、クロミル、クロメ、クロモ、クロモジ(黒文字)、クロレラ、クロレラ・エリプソイデイア、クロレラ・ピレノイドサ、クロレラ・ブルガリス、クロロコッカス、クワエキス、クワノミモ、クワ葉、クンショウモ、グンセンクロガシラ、グンバイナズナ(セキメイ、セキメイシ);
0044
または、ケイ、ケイガイ(Japanese catnip (Schizonepeta tenuifolia Briq. var japonica Kitagawa))、ケイカンカ、ケイギス、ケイケットウ、ケイシ(桂枝)、ケイトウ(鶏冠花、鶏冠子)、ケイナイキン、ケイノコズチ根(Achyrantes root)、ケイ皮、ケウシグルサ、ケウルシグサ、ケープアロエ、月下美人、ゲッケイジュ(月桂樹)、ゲットウ、ケナシアオギリ(梧桐)、ケナシサルトリイバラ(土茯苓、山帰来) 、ケナフ、ケハネグサ、ケベリグサ、ケヤリ、ゲラニウム、ゲンカ、ケンゴシ(Pharbitis seed)、ゲンチアナ、ゲンノショウコ、ケンポナシ;
0045
または、コウカ、コウカサイ(Astragalus sinicus L.)、コウキ、コウキセッコク、コウジュ、コウシンバラ(月季花)、コウスイハッカ、コウゾ、紅茶、コウハク、酵母、コウホネ、コウホン(藁本、唐藁本)、コウリャン、コウリョウキョウ(高良姜)、コエンドロ、ゴオウ、コオウレン(胡黄連)、コーキ(Pterocarpus santalinus)、コーヒー、コーラ・アクミナタ、コーラ・ベラ、コクタン、コケモモ(越橘)、ココボロ、コゴメバオトギリソウ、ココヤシ、コザネモ、ゴシツ(牛膝)、ゴシュユ(呉茱萸)、ゴショイチゴ(覆盆子)、コショウ(Piper angustifolium)、コスモス、コチョウセッコク、コッサイホ、コトウニク、コトジツノマタ、コナウミウチワ、コナラ、コノテガシワ(Thuja orientalis L.)、コノハノリ、ゴバイシ、コパイバ、コパイババルサム、コヒガン、コヒラ、コブソゾ、ゴヘイコンブ、ゴボウエキス、ゴボウシ(Great burdock achene (Arctii fructus))、コボタンヅル、ゴマ、ゴマノハグサ(玄参)、コムギ、コメ、コメヌカ、コモングサ、コモンブクロ、コモンマロウ(Common mallow)、コリアリア、コリアンダー、コリアンデル、コリヤナギ、コルドン・デ・フラーデ(Leucas martinicensis)、コレウス・フォルスコリィ、コレカエテ、コロニーリャ、コロハ、コロフォニー(Colophony)、コロンボ、コンゴーコパルノキ(Guibourtia demeusii)、コンズランゴ、コンニャク、コンブ、コンブモドキ、コンフヨウ、コンフリー、コンロンカ;
0046
または、サーモンベリー、サイカチ(Gleditsia japonica)、サイコ、サイザル、サイザルアサ、サイシン、サイダイバラ、サイハイラン、サイミ、サエダ、サカネラン(エゾサカネラン)、サキシマボタンヅル、サキビロアミジ、サキブチミル、サクラセッコク、サクラノリ、サクランボ、ザクロ、サゴヤシ、ササ(笹)、ササニシキ、ササノユキ、ササバギンラン、ササバヤナギノリ、ササユリ、サザンカ、サジオモダカ(沢瀉)、サツマイモ、サトイモ、サトウキビ、サトウダイコン、サトザクラ、サナダグサ、サネカズラ、サネブトナツメ(酸棗仁)、サフラン、サブンリョウ、サポジラ、ザポテ、サポテアマリヨ、サボテン、ザボン、サボンソウ、サメズグサ、サヤミドロ、サラシナショウマ(升麻)、サラソウジュ、サランシトウ(砂藍刺頭)、サルスベリ、サルビア、サワギキョウ(山梗菜)、サワグルミ(山胡桃)、サンウキュウ、サンカクサボテン、サングレデグラード(クロトン)、サンゴモ、サンザシ、サンシクヨウソウ、サンジコ、サンシシ、サンシチニンジン、サンシャ、サンシュユ(山茱萸)、サンショウ、サンシン(Gardenia fruit)、サンズコン(山豆根)、サンタラ、サンダルウッド、サンチェンジ(ソウジンシ、桑椹子)、サントリソウ(Cnicus benedictus)、サンビトロ、サンペンズ;
0047
または、シア(カリテ)、シアノキ、シイタケエキス、ジオウ、シオグサゴロモ、シオミドロ、シオン(紫苑)、シカクセッコク、ジガミグサ、ジキタリス、シキンノリ、シクラメン、シクンシ(使君子)、シゴカ、ジゴクバナ(合歓)、ジコッピ、シコン、シシガシラ、シソ、シソヨウ、シダーウッド、シダモク、シダレカンバ、シダレヤナギ、シタン、シトロネラ、シドワヤ、シナカラスウリ(王瓜)、シナカンゾウ(Glycyrrhiza echinata)、シナギリ、シナセンニンソウ(威霊仙)、シナノキ、シナホオノキ、シナボタンヅル、シナモン、シナモンバーク、シナレンギョウ、シノウキン(子嚢菌)、シバ、ジフシ、シマエンジュ(Maackia tashiroi)、シマカンギク、シマダジア、シマテングサ、シメジ、シモクレン(辛夷:コブシ)、シモツケソウ、ジャイアントケルプ、ジャガイモ、シャカシメジ、シャクヤク、ジャケツイバラ(Caesalpinia decapetala)、ジャコウ、シャジクモ、シャジン(沙参)、ジャスミン、シャゼンシ(Plantago seed)、シャゼンソウ、ジャトバ、ジャノヒゲ、ジャンカン、ジュ、ジュウヨウボク(重陽木)、シュガービート、シュクコンカスミソウ、シュクシャミツ(砂仁、縮砂)、ジュズダマ、シュヤクカ(酒薬花)、ジュルベーバ、シュロ、シュンラン、ジョアゼイロ(Zizyphusjoazeiro)、ショウガ、ショウキョウ、ジョウザン、ショウブ、ショウマ、ショウライトウ、ショウリク、ショズク、ジョテイシ(女貞子)、ジョロモク、シラカシ、シラカバ、シラタマモ、シラモ、シラン(ビャッキュウ)、シロイヌナズナ、シロオオハラタケ、白薬草、シロゴチョウ、シロタモギタケ、シロッブ(Caesalpinia bonduc)、シロツメグサ(クローバー)、シロトウアズキ(鶏骨草)、シロバナイリス、シロバナタンポポ、シロバナツタ、シンイ、シンカイカバノリ、ジンガナ(Microberlinia bisulcata)、シンコナサクシルブラ、ジンジャーグラス、ジンセン、ジンチョウゲ(瑞香、瑞香花、沈丁花);
0048
または、スアビシムス(甜涼)、スイートバジル(Ocimum basilicum L. 別名:メボウキ、バジル、バジリコ、キダチメボウキ、アルファヴァカ)、スイカ、スイカズラエキス、スイゼンジノリ、スイバ(酸模)、スイムベリー、スオウノキ(Caesalpinia sappan)、スギ、スギナ、スギノリ、スギモク、スギモリゲイトウ、スクリジュ(Milania humilifollia)、スサビノリ、スジアオノリ、スジウスバノリ、スジギヌ、スジコノリ、スジナシグサ、スジムカデ、スジメ、ススカケベニ、スズサイコ(徐長卿)、スズシロノリ、スズラン、スターアップル、ステビア、ストロベリー、スピルリナ、スペアミント、スベリヒユ(馬歯けん、馬歯けん子)、スミレモ、スモモ(prune)、スリガティン、スリコギヅタ、スルガラン(オラン)、スワルツィア・ポリフィラ(Swartzia polyphylla);
0049
または、セイモッコウ、セイヨウアカネ、セイヨウアカマツ、セイヨウオゴノリ、セイヨウオトギリソウ、セイヨウカラマツ、、セイヨウキヅタ、セイヨウキンミズヒキ(Agrimonia eupatoria)、セイヨウグルミ、セイヨウサンザシ、セイヨウスノキ、セイヨウタンポポ(Taraxacum officinale Weber)、セイヨウトチノキ、セイヨウナシ、セイヨウナツユキソウ、セイヨウニワトコ、セイヨウネズ、セイヨウノコギリソウ、セイヨウハッカエキス、セイヨウハバノリ、セイヨウバラ、セイヨウヒルガオ、セイヨウフウチョウソウ、セイヨウフウチョウボク、セイヨウヤドリギ、セイヨウヤマハッカ、セイヨウワサビ、セイロンニッケイ、セージ、セージクラリー、セキイ、セキショウ(Acorus gramineus,A.gramineus var pusillus 別名:アリスガワゼキショウ、石菖蒲、銭菖蒲)、セキショウズ、セキナントウ、セダーウッド、セッコク、セドロン(Cedron)、ゼニアオイ、セネガ、セファランチン、ゼブラウッド(Microberlinia brazzavillensis)、ゼラニウム、セリ、セロリ、センキュウ、センキンシ、センクツサイ、センシンレン(穿心連)、センソ(Toad venom)、センタリウム、センダン、センナ、センニンコク、センニンサボテン、センニンソウ(大蓼)、センプクカ、センブリ、センボク;
0050
または、ソウウズ、ソウカ、ソウキセイ、ゾウゲチュウ、ソウジュツ、ソクズ、ゾクズイシ(続随子)、ソクハクヨウ、ソシンロウバイ、ソゾノハナ、ソデガラミ、ソバ、ソフォラ、ソメイヨシノ、ソメモノイモ、ソメワケグサ、ソヨウ(Perilla herb)、ソルガム;
0051
または、ダークスィートチェリー、ダービリア、ダイウイキョウ(大茴香)、ダイオウ(Rhubarb)、タイゲキ、ダイコン(大根)、ダイズ、ダイズタンパク質(サーモリシン分解物、サーモリシン様プロテアーゼ分解物)、タイソウ、ダイダイ、タイム、ダイモンジソウ、タイリクキヌヤナギ、ダウントラワス、タオヤギソウ、タカサゴルリヒゴタイ(東南藍刺頭)、タカサブロウ(旱蓮草)、タカトウダイ(大戟)、タカネザクラ、タガヤサン、タカワラビ(狗脊)、タサ、ダジモモドキ、タチアオイ、タチイバラ、タチジャコウソウ、タチバナ、タチヤナギ、タツクリ、タテハキ(刀豆)、タバコ、タバコグサ、タマイタダキ、タマゴバロニア、タマサキツヅラフジ、タマサキフジ、タマジュズモ、タマナシモク、タマネギ、タマノウゼンハレン、タマバロニア、タマリンド、タラ(Aaralia elata Seem)、タラノキ、タラヨウ、ダリア(テンジクボタン)、タルウィ、ダルス、ダルベルギア・コキンキネンシス(Dalbergia cochinchinensis)、ダルベルギア・ラチフォリア(Dalbergia latifolia)、タンキリマメ、タンシウチワ、タンジン、タンバノリ、タンポポ、ダンマル;
0052
または、チェスナット(Castanea sativa Miller,C. vesca Gaertn.,C. vulgaris Lam.)、チェリー、チガイソ、チガヤ、チクセツニンジン、チコリー(Chicory)、チシマフクロノリ、チスジノリ、チノリモ、チャ、チャノキ(Camellia sinensis)、チャボキントキ、チャボフラスコモ、チャ実、チャンカピエドラ(Chanca piedra (Phyllanthus niruri))、チューリップ、チュベローズ、チョウジ、チョウセンゴミシ(五味子)、チョウセンニレ(蕪夷)、朝鮮ニンジン、チョウセンノギク、チョウセンヨモギ、チョウセンリンドウ(竜胆)、チョコノステイ、チョレイ、チョロギ、チリメンジソ、チリモミジ、チンピ;
0053
または、ツウヤク、月見子、ツキミソウ、ツクシサカネラン、ツクモノリ、ツクリタケ(マッシュルーム)、ツチアケビ、ツヅミモ、ツヅラフジ、ツヅレグサ、ツノマタ、ツノムカデ、ツバキ、ツボクサ、ツメクサ(漆姑草)、ツユクサ(鴨跖草)、ツリガネニンジン、ツルアズキ、ツルアラメ、ツルギミドロ、ツルシラモ、ツルツチアケビ、ツルツル、ツルドクダミ、ツルナ(蕃杏)、ツルニンジン(四葉参)、ツルモ、ツワブキ、ティートリー、ディクロア根(Dichroa root)、デイコ、ディビディビ(Caesalpinia coriaria)、ティラ、ディル、テウチグルミ、テッポウウリ、デューク、デュベリー、テルミナリア、テレビン、テングサ、テンコズイ(Hydrocotyle sibthorpioides)、テンダイウヤク、テンチャ、テンマ(Gastrodia elata)、テンモンドウ;
0054
または、トウカギカズラ、トウガシ、トウカニン、トウガラシ、トウキ、トウキシ、トウキショウキョウ、トウキンセンカ、当薬、トウゴクシダ、トウジン、トウチャ、冬虫夏草、トウナベナ(川断)、ドゥナリエラ、豆乳、トウニン、トウヒ、トウモロコシ、トウリョク、トウリンドウ、トキワギョリュウ、トキワマンサク、トクサ(木賊)、ドクダミ、トゲカバノリ、トゲキリンサイ、トゲツノマタ、トゲマダラ、トゲモク、トコハルツタ、トコロ、トコン(吐根)、トサカノリ、トサカマツ、トサカモドキ、トシシ、トチノキ、トチバニンジン、トチャカ(ヤハズツノマタ)、トチュウ(杜仲)、ドッカツ、トックリイチゴ、トネリコ(秦皮)、トマト、ドモッコウ(Inula helenium)、トラガント、ドラグサ、トリアカンソス、トリビュラス、トリペラ、トルーバルサム、トルコキキョウ、トルメンチラ、トレニア、ドロノキ、ドロヤナギ、トロロアオイ、トロロコンブ、トンカマメ;
0055
または、ナイゼリアベリー、ナガアオサ、ナガイモ、ナガオバネ、ナガキントキ、ナガコノハノリ、ナガコンブ、ナガシマモク、ナガバギシギシ(Rumex crispus)、ナガマツモ、ナガミシオミドロ、ナガミル、ナギイカダ(ブッチャーブルーム)、ナギナタコウジュ(ナキナタコウジュ)、ナス、ナズナ、ナタネ、ナタマメ、納豆、納豆菌(納豆菌培養代謝物)、ナツフジ(Millettia japonica)、ナツミカン、ナツメ、ナデシコナニワイバラ(金桜子)、ナバリモ、ナベナ(続断)、ナボネグロ、ナミイワタケ、ナミノハナ、ナメコ、ナラサモ、ナルコユリ、ナワシロイチゴ、ナンカイトサカモドキ、ナンキンカンゾウ(Glycyrrhiza glabra)、ナンテン、ナンテンカズラ、ナンバンカラムシ(苧麻)、ナンブグサ;
0056
または、ニオイイリス、ニオイスミレ、ニガキ(Picrasma ailanthoides)、ニクズク、ニクホウノオ、ニクムカデ、ニセカレキグサ、ニセフサノリ、ニセフトモズク、ニセモズク、ニュウコウ(Boswella carteriiBirdwood)、乳酸菌、乳酸発酵物、ニョホウチドリ、ニラ、ニワウルシ、ニワクサ、ニワトコ(接骨木)、ニワヤナギ、ニンジン、ニンニク;
0057
または、ヌラクサ、ネオシティス・ルエトケアーナ、ネギ、ネコアシコンブ、ネコヤナギ、ネザシノトサカモドキ、ネジモク、ネジレコンブ、ネットル、ネナシカズラ、ネビ、ネブ、ネムノキ、ネムリノキ、ネンドウ;
0058
または、ノアザミ(大薊)、ノイバラ、ノウゼンカズラ(凌霄花)、ノーゼンハレン、ノゲイトウ、ノコギリソウ、ノコギリパルメット(Serenoa repens)、ノコギリモク、ノコギリヤシ、ノダケ(前胡)、ノバラエキス、ノボノリ、ノモモ;
0059
または、バーチ、ハイウスバノリ、ハイコナハダ、ハイテングサ、パイナップル、ハイビスカス、バイモ(貝母)、ハイリンドウ、パウ・ドーセ、ハウチマメ、ハウチワ、ハカタユリ、ハカマウラボシ(Drynaria Rhizome (Drynaria fortunei))、バクガイシ、バクガ、麦芽根、ハクカユマトウ、ハクサイ、ハクサンチドリ、ハクセン、白茶、ハクモクレン、バクモンドウ、ハクルベリー、ハゲイトウ、ハケサキノコギリヒバ、ハコベ(繁縷)、ハゴロモグサ(Alchimilla vulgaris L.)、ハシバミ(榛子)、ハシリドコロ、ハス(蓮)、ハスジギヌ、ハスジグサ、ハスノミカズラ(Caesalpinia globulorum)、ハゼノキ、パセリエキス、ハダカムギ、ハタケシメジ、バタタ、ハチク(竹茹)、ハチジョウイタドリ、ハチジョウテングサモドキ、バチュリー、パチョリー、ハッカ、ハッサイ、ハトムギ、ハトムギモヤシ、ハナガタカリメニア、ハナサクラ、ハナスゲ(知母)、バナナ、ハナノエダ、ハナビシ(シツリシ、シシツリ)、ハナフノリ、ハナヤナギ、バニラビンズ、ハネイギス、ハネグサ、ハネソゾ、ハネミイヌエンジュ(Maackia floribunda)、ハネモ、パパイヤ、ハハキギ・コキア(地膚子)、ハハキモク、ハハコグサ(鼠麹草)、ハバノリ、ハバモドキ、パハロボボ、ハブタエノリ、パプリカ、ハマアザミ、ハマイカ、ハマカキラン、ハマゴウ(Vitex rotundifolia)、ハマスゲ(香附子)、ハマナスエキス、ハマビシ、ハマボウフウ、ハマメリス、ハマヨモギ、ハミュラ、バラータ、バラ、ハラタケ、バラタゴムノキ、ハラン、ハリイギス、パリウルス(セイヨウハマナツメ)、パリエタリアエキス、ハリガネ、ハリビユ、ハルカンラン、バルサミーナ(ツルレイシ、ニガウリ)、ハルニレ(楡皮、楡白皮、楡葉)、バルバスコ、パルマローザ、パルメラ、ハルリンドウ、パンジー、ハンダイカイ(胖大海)、パンノキ、ハンペンレイ;
0060
または、ヒイオコシ、ピーカンナッツ、ビート、ビードロアオイ(Althaea officinalis)、ピーマン、ヒエモク、ヒオウギ、ヒオドシグサ、ヒカイ、ヒカゲツルニンジン(党参)、ヒカゲノイト、ヒカリモ、ヒガンバナ(石蒜、蔓珠沙華)、ヒキオコシ、ヒグルマダリア、ヒゴタイ、ピコン(Bidens pilosa)、ヒザオリ、ヒシ(菱実)、ピジウム(Pygeum africanum)、ヒジキ、ヒシブクロ、ヒジリメン、ピスタチオ、ビスナガ、ヒトエグサ、ヒトツバ(石葦)、ヒトツバエニシダ、ヒトツマツ、ヒナギク(デージー)、ヒナゲシ、ヒナシゲ、ヒナチヨドリ、ビナンカズラ、ヒノキ、ヒノキチオール、ヒバ、ヒバマタ、ヒビミドロ、ヒビロウド、ビフィズス菌、ヒマシ、ヒマラヤヒラタケ、ヒマワリ、ヒメウイキョウ、ヒメウズ(天葵)、ヒメガマ(香蒲)、ヒメカワモズク、ヒメクマヤナギ、ヒメゴケ、ヒメツルニチニチソウ(Vinca minorL.,Catharantus minor)、ヒメテングサ、ヒメトサカモドキ、ヒメヒビロウド、ヒメフウロ、ヒメフシツナギ、ヒメフラスコモ、ヒメマツタケ(カワリハラタケ、ヒロマツタケ)、ヒメムヨウラン、ヒメヤシャブシ、ピメンタ、ヒモゲイトウ、ヒャクゴウ、ビャクシ(Angelisa dahurica 別名:ヨロイグサ)、ビャクジュツ、ビャクシンキリンサイ、ビャクダン、ビャクヤクシ、ヒユ、ビュバンガ(Guibourtia tessmannii)、ヒヨコマメ、ヒラアオノリ、ピラエラ、ヒラガラガラ、ヒラキントキ、ヒラクサ、ヒラコトジ、ヒラタオヤギ、ヒラマメ、ヒラミル、ヒラムカデ、ヒラムチモ、ヒラワツナギソウ、ヒルガオ、ヒルナミマクラ、ビルベリー、ヒレハリソウ、ヒロハオキナグサ(白頭翁)、ヒロハセネガ、ヒロハタマイタダキ、ヒロハノトサカモドキ、ヒロハノヒトエグサ、ヒロハフシツナギ、ヒロメ、ビワ、ビワ葉、ピングイカ、ヒンシメジ、ビンロウ(大服皮、檳榔子)、ビンロウジ、ビンロウジュ;
0061
または、フィトコラージュ、フイリタサ、プーアル茶、フウトウカズラ(南籐)、フカンゼンキン(不完全菌)、フキ、フキタンポポ、フキノトウ、ブクリョウ、フクリンアミジ、フクリンリュウゼツラン、フクレシノリ、フクロツナギ、フクロノリ、フクロフノリ、附子(フシ、ブス別名トリカブト)、フコイダン、フサイワヅタ、フサノリ、フシキントキ、フシクレノリ、フシスジモク、フシツナギ、フシナシミドロ、フジバカマ(蘭草)、フジマツモ、フジマメ、フジモドキ(チョウジザクラ、芫花)、フタマタハコベ、フダラク、プチグレン、フトイギス、フトイグサ、ブドウ、ブドウ葉、フトジュズモ、フトモズク、ブナ、ブナシメジ、フノリノウシケ、フヒョウソウ、フヘイ、ブラーニェン、ブラジルカンゾウ、ブラジルニンジン、ブラジルボク(Caesalpinia echinata)、プラチミスシウム・トリニタティス(Platymiscium trinitatis)、ブラックベリー、プラム、フリッチエラ、ブルウキモ、ブルーベリー(セイヨウヒメスノキ)、プルーン、フルセラリア、フルセリア、プレロータスエリンジ、フローラルブランカ、ブロンドサイリウム、ブンドウ(緑豆);
0062
または、ベイ、ヘイフラワー、ベイベリー、ヘーゼルナッツ、ペグアセンヤク(Acacia catechu Willd.)、ベチバ、ヘチマ、ペチュニア、ベチュラ、ヘツカラン、ベニオゴノリ、ベニスナゴ、ベニタサ、ベニバナ、ベニフクロノリ、ベニモズク、ベニヤナギコリ、ヘネケン、ペパー、ペパーミント、ヘライワヅタ、ベラドンナ、ヘラリュウモン、ベリー、ペルーバルサム、ベルガモット、ペルセア、ベルノニアミグダリナ(Vernonia amygdalina)、ベルノニアアンセルミンティカ(Vernonia anthelmintica)、ベルノニアシネレア(Vernonia cinerea)、ベルノニアトメントサ(Vernonia tomentosa)、ベルノニアノベボラセンス(Vernonia noveboracense)、ベルノニアプラエアルタ(Vernonia praealta)、ペルビアンバーグ、ペレスキア・グランディフォリア、ベロニカ、ベンケイソウ、ヘンナ;
0063
または、ボアドローズ、ボイセンベリー、ボウアオノリ、ホウキギ、ホウコウエイ、ホウサイラン、ホウショウ、ホウセンカ(鳳仙、急性子、透骨草)、ポウテリア・サポタ、ポウテリア・ルクマ、ホウノオ、ホウノキ、ボウフウ、ホウレンソウ、ホオズキ(登呂根)、ホオノキ(厚朴:コウボク)、ボケ(木瓜)、ホコウエイ、ホシツリモ、ホシミドロ、ホソアオゲイトウ、ホソイボノリ、ホソエダアオノリ、ホソコザネモ、ホソナガビユ、ホソバアブラギク(苦ヨク)、ホソバオグルマ、ホソバナオケラ(蒼朮)、ホソバナミノハナ、ホソバノキリンソウ(景天三七)、ホソバノトサカモドキ、ホソババレンギク、ホソバミリン、ホソベニモズク、ホソメコンブ、ホソユカリ、ボダイジュ、ボタン、ホップ、ポプラ、ホミカ(Strychni Semen)、ボリジ(ルリチシャ)、ボルドー、ボルボックス、ポレオベルデ、ホワートルベリー、ホンアンズ、ホンオニク(肉じゅ蓉、大芸)、ホンコン、ホンシメジ、ホンセッコク、ホンダワラ;
0064
または、マーガレット(モクシュンギク)、マイカイ(Rosa maikwai H.Hara)、マイカイカ、マイズルテンナンショウ(天南星)、マイタケ(舞茸)、マイロ胚芽、マオウ(麻黄)、マカ、マガタマモ、マカデミアナッツ、マキア・シンエンシス(Maackia chinensis)、マグノリア・スプレンゲリ、マクリ(海人草)、マクロシスティス、マクロシスティス・インテグリフォリア、マクロシスティス・ピリフェラ、マコンブ、マサキ、マサゴシバリ、マサランズーバ・ド・セアラー、マサランヅーバ、マシェイラ・デ・ボイ、マタタビ(木天蓼)、マタボウ、マチコ、マツ、マツカサ、マッタ・オーリョ、マツタケ、マツノキ、マツノリ、マツブサ、マツモ、マツヨイグサ、マツリカ、マティコ(コルドンシージョ)、マフノリ、マメ、マメザクラ、マメダオシ、マメタワラ、マヨラム(ハナハッカ)、マリアアザミ、マリーゴールド、マリモ、マルバアカバ、マルバシタン、マルバツノマタ、マルバフダラク、マルバルキノカリン(Pterocarpus marsupium)、マルベリー、マルメロ、マレイン(ビロウドモウズイカ)、マロニエ、マンケイシ、マンゴー、マンゴスチン、マンサーニャ(アンデスカミツレ)、マンサク、マンジャニラ、マンシュウグルミ、マンダリン、マンネンタケ、マンネンロウ;
0065
または、ミカヅキモ、ミカン、ミシマサイコ(柴胡)、ミズアサガオ(竜舌草)、ミズオオバコ、ミスジコンブ、ミズナラ、ミズバショウ、ミゾオコノリ、ミゾカクシ(半辺蓮)、ミゾジュズモ、ミソハギ(千屈菜)、ミチガエソウ、ミチヤナギ、ミツイシコンブ、ミツガシワ、ミツバ、ミツバハマゴウ(蔓荊子)、ミツマタ、ミドリサポテ、ミドリハッカ、ミニササニシキ、ミモザ、ミヤマザクラ、ミヤマヤナギ、ミョウガ、ミラクルフルーツ、ミリン、ミル、ミルノベニ、ミルラ、ミロバラン;
0066
または、ムイラピランガ(Brosimum acutifolium)、ムイラムアーマ(ボロボロノキ)、ムカデノリ、ムギワラギク、ムクゲ(木槿)、ムクノキ、ムクロジ、ムシ(Guibourtia coleosperma)、ムチモ、ムニャ、ムニンガ(Pterocarpusangolensis)、ムラサキイガヤグルマギク(Centaurea calcitrapa)、ムラサキイモ、ムラサキイリス、ムラサキカバノリ、ムラサキシキブ、ムラサキセンブリ、ムラサキタガヤサン(Millettia pedula)、ムラサキトウモロコシ、ムラサキナツフジ(昆明鶏血藤)、ムラサキヤマイモ、ムラチドリ;
0067
または、メガカンサ・オプンティカ、メカブ、メギ、メドウフォーム、メハジキ(Leonurus japonicus)、メマツヨイグザ、メラロイカ、メリッサ、メリロート、メルボウ、メロン、メンジツ(綿実);
0068
または、モウコタンポポ、モウコヨモギ、モウソウチク、モクキリン、モクゾク、モクツウ、モクボウイ、モクレン、モサオゴノリ、モサヤナギ、モジェ(コショウボク)、モズク、モダマ、モチノキ、モッカ、モツキチャソウメン、モツキヒトエ、モッキン、モッコウ、モッショクシ(Chinese nutgalls (Galla rhois))、モツヤク、モツユレナ、モツレユナ、モミジイチゴ、モミジバダイオウ、モモ、モモ葉、モヤシ、モレロチェリー、モロイトグサ、モロヘイヤ(黄麻);
0069
または、ヤーコン、ヤーバサンタ、ヤエヤマシタン(Pterocarpus indicus)、ヤカワムラサキイモ、ヤクチ(益智)、ヤクモソウ、ヤグルマギク、ヤグルマソウ、ヤグルマハッカ、ヤコウトウ、ヤシャジツ、ヤシャブシ、ヤタベグサ、ヤチマタイカリソウ(インヨウカク)、ヤチヤナギ、ヤツデ、ヤツデアオギリ(Sterculia foetida)、ヤツデガタトサカモドキ、ヤツマタモク、ヤドリギ(柳寄生)、ヤナギ、ヤナギタデ、ヤナギノリ、ヤナギモク、ヤハズグサ、ヤハズソウ、ヤバネモク、ヤブガラシ、ヤブコウジ(紫金牛)、ヤブソテツ、ヤブタバコ(鶴虱、天名精)、ヤマグワ、ヤマゴボウ(商陸)、ヤマザクラ、ヤマゼリ、ヤマダグサ、ヤマノイモ、ヤマハギ(Lespedeza bicolor)、ヤマハンノキ(山榛)、ヤマブドウ、ヤマモモ、ヤマヤナギ、ヤマヨモギ、ヤレウスバノリ、ヤレンズラ;
0072
または、ライガン(雷丸)、ライフクシ、ライム、ライムギ、ラウオルフィア、ラカンカ(羅漢果)、ラズベリー、ラタニア(クラメリア)、ラタンジョット(Arnebia属種)、ラッカセイ(落花生)、ラッキョウ、ラッパモク、ラバンジン、ラベンダー、ラン、ランシウムドメスティクム(Ransium domesticum)、ランタナ、ランブータン;
0074
または、ルイボス、ルリタマアザミ(ウラジロヒゴタイ、新彊藍刺頭);
0075
または、レイシ、レグロ、レタス、レッソニア、レッドカーラント、レッドピタヤ、レッドルーテッドセージ(red rooted sage (Salvia miltiorrhiza))、レモン、レモングラス、レンギョウ、レンゲソウ;
0076
または、ロアサウレンス(Loasa urens)、ロウバイ(蝋梅)、ロウヤシ、ローガンベリー、ローズウッド、ローズマリー、ローマカミツレ、ローヤルゼリー、ローレル、ログウッド、ロコン(ヨシ、蘆根)、ロジン、ロスマリヌス(Rosmarinus);
0077
または、ワームウッド(Artemisia absinthium L. 別名:ニガヨモギ、アブシントソウ、アルセム)、ワカメ、ワサビ、ワサビダイコン、ワタ(cotton)、ワタフジウ、ツギ(密蒙花)、ワタモ、ワツナギソウ、ワレモコウが、あげられる。
0078
本発明の育毛剤組成物は、医薬品、医薬部外品および化粧品のカテゴリーとして許容しうる形態を含むものであり、その剤型としては、本発明の目的とした透明系の製剤設計に利点を有するものである。具体的には例えば、水・エタノール系の溶液製剤、液状かどうかを問わずに本発明の原液を利用したゲル、エッセンス等の可溶化製剤およびエアゾール等の噴射剤混合製剤である。
0079
本発明の原液を使用して所望の透明系製剤を調製する場合、水またはアルコールの添加は急激におこなわず、徐々に行なう点に留意する。また安定な系を破壊しないよう添加時の溶媒温度にも留意する。いずれも、原液に溶解している6−ベンジルアミノプリンの濃度が高い場合には、低温時において経時的に沈殿が発生しやすくなるから十分な配慮が必要である。
0080
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲は下記の実施例に限定されるものではない。なお、実施例中、「CTPの溶解濃度」とは、6−ベンジルアミノプリンが析出なく安定に溶解し、澄明な状態で溶ける最大量を意味する。
0081
表中では、以下の略記を用いることがある。
CTP:6−ベンジルアミノプリン
PEG:ポリエチレングリコール
PG:プロピレングリコール
di−PG:ジプロピレングリコール
1,3−BG:1,3−ブチレングリコール
0082
6−ベンジルアミノプリンの溶解特性25℃
表1に、添加物不使用時の水とエタノールとの混合溶媒に対するCTPの溶解濃度を示す。表中上段には、混合溶媒の水とエタノールとの混合比を示す。
0083
0084
特定の添加物による6−ベンジルアミノプリンの溶解度特性への影響 25℃
表2−1から表2−14に、水とエタノールとの混合溶媒に、さらに添加物を用いたときの6−ベンジルアミノプリンの溶解濃度を示す。
0085
0086
0087
0088
0089
0090
0091
0092
0093
0094
0095
0096
0097
0098
0099
処方例
<処方例1>ヘアトニック(重量%)
A
エタノール・水混液(70:30) 97.0
6−ベンジルアミノプリン1.0
B
センブリエキス1.0
(エタノール・水 70:30で抽出したもの)
ショウキョウチンキ1.0
(エタノール・水 70:30で抽出したもの)
Aに属する成分を均一に撹拌、6−ベンジルアミノプリンを溶解し調製原液を製造する。当該原液に、別に均一に溶解したBに属する成分を徐々に加え、均一に撹拌して澄明で安定なヘアトニックを製造した。
0100
<処方例2>ヘアトニック(重量%)
A
エタノール・水混液(55:45) 96.0
6−ベンジルアミノプリン1.0
B
セージ葉エキス2.5
(エタノール・水 55:45で抽出したもの)
タイムエキス0.5
(エタノール・水 55:45で抽出したもの)
Aに属する成分を均一に撹拌、6−ベンジルアミノプリンを溶解し調製原液を製造する。当該原液に、別に均一に溶解したBに属する成分を徐々に加え、均一に撹拌して澄明で安定なヘアトニックを製造した。
0101
<処方例3>ヘアトニック(重量%)
A
エタノール・水混液(55:45) 94.0
グリセリン3.0
6−ベンジルアミノプリン1.0
B
トレハロース1.0
タイムエキス0.5
(エタノール・水 55:45で抽出したもの)
アシタバエキス0.5
(エタノール・水 55:45で抽出したもの)
Aに属する成分を均一に撹拌、6−ベンジルアミノプリンを溶解し調製原液を製造する。当該原液に、別に均一に溶解したBに属する成分を徐々に加え、均一に撹拌して澄明で安定なヘアトニックを製造した。
0102
<処方例4>ヘアトニック(重量%)
A
エタノール・水混液(60:40) 94.0
ポリエチレングリコール400 2.0
6−ベンジルアミノプリン1.0
B
トレハロース2.0
タイムエキス1.0
(エタノール・水 60:40で抽出したもの)
Aに属する成分を均一に撹拌、6−ベンジルアミノプリンを溶解し調製原液を製造する。当該原液に、別に均一に溶解したBに属する成分を徐々に加え、均一に撹拌して澄明で安定なヘアトニックを製造した。
0103
<処方例5>ヘアトニック(重量%)
A
エタノール・水混液(40:60) 95.0
ポリエチレングリコール400 1.0
ジグリセリン1.0
グリセリン0.5
6−ベンジルアミノプリン0.5
B
乳酸ナトリウム液 1.0
リンゴエキス1.0
(エタノール・水 40:60で抽出したもの)
Aに属する成分を均一に撹拌、6−ベンジルアミノプリンを溶解し調製原液を製造する。当該原液に、別に均一に溶解したBに属する成分を徐々に加え、均一に撹拌して澄明で安定なヘアトニックを製造した。
0104
<処方例6>エアゾール(重量%)
A原液
ニコチン酸ベンジル0.01
ビタミンEアセテート0.05
6−ベンジルアミノプリン0.5
プロピレングリコール2.0
エタノール・水混液(40:60) 適 量
B
液化石油ガス(噴射剤) 原液Aに対する重量比20
Aに属する成分を均一に混合溶解してエアゾール容器に入れ、常法によりBを容器に加圧充填してエアゾールを製造した。
実施例
0105
<処方例7>エアゾール(重量%)
A原液
ニコチン酸ベンジル0.01
ペンタデカン酸グリセリド0.1
6−ベンジルアミノプリン0.5
プロピレングリコール2.0
ジグリセリン1.5
エタノール・水混液(40:60) 適 量
B
液化石油ガス(噴射剤) 原液Aに対する重量比30
Aに属する成分を均一に混合溶解してエアゾール容器に入れ、常法によりBを容器に加圧充填してエアゾールを製造した。
0106
本発明の溶液の調製方法によれば、6−ベンジルアミノプリンを有効成分としエタノールの刺激臭が緩和された澄明な溶液を得ることができ、特に、育毛剤組成物として有用である。さらに、エタノール配合量を60%重量以下に低減した非危険物型の澄明な育毛剤組成物を提供することができる。
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