私の名前は坂柳有栖!天才である!そうまじな天才だ!
え?何言ってるか分からないって?そりゃそうよ、実際坂柳じゃないし。なんと私転生したんですね〜
死んだ記憶とか前世の記憶とかないけど、『ようこそ実力至上主義の教室へ』の原作知識は何故か覚えてる。そしてかなり、というか大好きな作品だ。
そして今私はバスの中にいる。そう、あの高度育成高等学校に来ているのだ。今の私は杖を持っていて障がいを持っているような感じがするが、原作と違い普通に歩ける。何故杖持ってるって?歩くのが辛い。
というのも、めちゃくちゃ体力がないのだ。どれくらいないのかと言うと、1キロ歩くと息が切れる。いや、死にそうになる。
原作よりマシかと思うが、本当に体力がないのだ。
だから私は、原作で重要な体力をあげようと必死になって、毎朝ランニングをした。結果、50メートルは、何とか走れるようになった。記録?25秒ですが何か?優しい坂柳有栖の父、坂柳パパはいつも心配してくれて少し申し訳なくなる。
まぁ、学校行っても毎朝のランニングを続けようと思う。
はい!もう体力の話やめ!思い出すだけで吐きそうになる。
そして、この体、坂柳有栖の頭のスペックである。これがもうすごい。学んだことをスポンジのように吸収するし、頭の回転がめっちゃ早い。
そして、転生してから私は決めたのだ。坂柳有栖ロールプレイをすることに!
だって、かっこよくない?いつも余裕の笑みで周りを圧倒して、誰も思いつかないような戦術を考え、実行する。そして可愛い←大事
そして今私はバスの中で原作の最初、高円寺くんの座席譲らない事件を目の当たりにし、ついに原作が始まるんだと内心ドキドキしている。平然としているが、心臓破裂しそうなぐらいやばい。
あ、あそこにラスボスが。清隆くんがいた。あの無気力そうな表情の裏にとんでもない実力があるなんて誰も思わないよね。ちなみに、1度あったことがある。パッパにお願いして合わせてもらったのだ。少しおしゃべりしただけで特別なこととかしてないけど、後で挨拶に行こうかな。
それにしても見渡しても見渡しても美男美少女だらけ。顔面偏差値高ずぎやろ。
そして、今私の隣にいるのが椎名ひよりさん、本好きの天然美少女。今も会話は続いていて本の話で盛り上がってる。やっぱり本が好きなんだな〜。
あっ、櫛田さんが席譲ってくれる人探してる。よし、私が行きますか!美少女が助けを求めてる!行かなくては!
「席譲りますよ」
「あっ!ありがとうございます!おばあさんこちらが開きましたよ」
「あー、ありがとうね〜」
よし!これで櫛田さんの私への好感度アップ!この勢いで友達100人目指すぞ!あっ、椎名さんが寂しそうにしてる…。まぁ、連絡先交換してるし、また後で話そうってことで手を振っておいた。
「さっきはありがとね。あ、その制服、高度育成高等学校のだ!同じ高校なんだね!私の名前は櫛田桔梗、よろしくね!」
「ええ、よろしくお願いします。櫛田さん、私の名前は坂柳有栖です。同じクラスだといいですね。」
よっし!原作キャラと会話出来たぞ!サラッと連絡先交換して世間話をする。櫛田さん、可愛いな〜。
あっ!堀北さんがいる!やっぱり目がキリってしていて、人を寄せつけないオーラのようなもの纏ってる。げっ、目が合った。ニッコリ微笑んでおこう。
清隆くんとも目が合ったな。目を見開いて驚いてる。珍しい、いつも無表情なのがデフォの清隆くんなのに…何かあったのかな?
いよいよ到着らしい。5分ぐらい立っていたがちょっと辛い。この体、結構車酔いなんかもして、スペックは高いのに意外と脆い。この前なんて、家族でピクニック行く途中車の中でリバースした記憶が新しい…。
ふう、やっと降りられる。ついにこの原作の舞台に来れたんだ!興奮が止まらないぜ!いざゆかん!原作の舞台へ!
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