「サムソンとデリラ」より

バッカナール

カミーユ・サン＝サーンス作曲。アラビアンな雰囲気を持つ「バッカス」つまり酒宴の神に由来する踊りで、
宴の始まりにとってもぴったりな曲ですが、原始的なサウンドは華やかな宴というよりも、狂乱している様子が伺えます。YSAプロと神奈川出身or神奈川にて学ぶ、未来を担う音大生の演奏でお聴きください。

サクソフォン協奏曲

ラース・エリック＝ラーション作曲のサクソフォンとオーケストラのためのコンチェルト。
望月郁弥編。一通り現代音楽が流行った後に、ハイドンやモーツァルトなどの古典の形式を復興すべく動きのあった新古典主義スタイルの作品。形式美はクラシックそのままに、アバンギャルドなメロディがサクソフォンにぴったり。ソロは齊藤健太、最近グラズノフをよく聴くので、他のも聴きたいじゃない。
無理を承知でお願いしました。非常に楽しみですね^^

ROUNDS for 5 SAXOPHONES

CAMPION EDMUND作曲。どんな曲なのかちょっと聞きそびれまして、会場でお聴きください。
アルトサックス５本でやると聞きました。珍しい作品を聴かせてくれてありがたいですね。
横須賀出身のルイちゃんは次回のYSAで盛大にみんなでお祝いしたいですね。
何度でも祝ってあげたいほどの、そんな立派に取り組んだ証は、素晴らしい音になって人の心に届きます。

喜歌劇「メリーウィドウ」より

フランツ・レハール作曲。山田悠人編。陽気な未亡人の波瀾万丈のストーリー、舞台はフランスのパリです。
ビゼーのカルメンみたいな、国民柄でしょうか、街柄でしょうか、喜怒哀楽が激しいですね。
めまぐるしさそのままに、アルトサックスとテナーサックスの性格もよく表れてます。
音が表情をもっているような、非常に人間らしいフレーズのオンパレードです。

人生のメリーゴーラウンド

久石譲作曲、小倉大志編。国民的映画ジブリより「ハウルの動く城」より有名テーマをジャズにアレンジ。
サックスといえばジャズ!! ジャズの楽しさももっともっと発信していきたいと思います。
今回のジャズゲストはお馴染み米澤美玖ちゃんと、今回初参加の寺井雄一さん。
異文化交流みたいなのって最初はみんな緊張するけど、一致団結してガッツリ鳴らします!!

サクソフォン協奏曲

ジョン・マッキー作曲の吹奏楽とソプラノサクソフォンのための協奏曲。25分あります。
ピアノとサックスでお送りしますが、鎌倉出身の堤華奈ちゃんはこの曲を演奏し
昨年度、なんと首席卒業しました。
コロナ禍でもたくさん練習してとんでもないクオリティになっております。
本当なら沢山発表の場のある年だったのに...なんてのは置いといて、
学びの節目を迎えた本気の演奏、貫禄をまとった一人前の演奏です、お楽しみに。

風之舞

福田洋介作曲、2003年の吹奏楽コンクールの課題曲。
YSA版編曲初演。和風テイストたっぷりの曲は和楽器の音色を聞いた時と同じように、どこか血を沸き立たせるようにDNAを刺激する。

You Raise Me Up

ケルティックウーマンで一躍おなじみになった、アイルランド由来の曲。
あなたが私に力をくれる、とシンプルな歌詞を持ちますが、サックスのそれぞれの美しい音色のソロが最高のサウンドを呼び起こします。是非ゆったりとお聴きください。

Deep Purple Medley

言わずとしれた1970年代ROCKブームを代表したバンド「ディープ・パープル」の名曲を詰め合わせたメドレー。吹奏楽へと形を変えて、ロックの魂は受け継がれています。
そして今回はサックスで...ん?...サックスでロック...?やりてぇぇえぇええ！！！！

宝島

日本中に愛されたT-スクエアのTAKARAJIMAは、もちろん吹奏楽でも愛されている。
サックス吹きなら誰もが憧れるソロがあったり、定期演奏会でも必ずと言っていいほど演奏される、地球が滅亡する日まで演奏されるんじゃぁないかってくらい演奏される。うん、いつかNASAからこの曲を宇宙に発信しましょうよ。YSAの演奏で。

Disco Kid

東海林修作曲。約40年前に書かれた吹奏楽コンクールの課題曲だが、
令和となった現在も高い人気を誇り、課題曲としては突き抜けてポップ。
明るい未来を想像してしまうような、そんな元気溢れた名曲です。

さくらのうた

福田洋介作曲。YSA用アレンジ初演。
吹奏楽コンクール課題曲として登場してから、不動の人気を誇る、ブラスバラード。
４月に咲くさくらはこんなに素敵なのに、なぜさくらをテーマにした曲はどれも哀愁が漂うのか。新しさよりも去る人への名残りがみえるのだろうか。
日本人ならではの「わびさび」の詰まった感性を持って触れてみてください。

見上げてごらん夜の星を

川崎出身の大スター、坂本九の名曲バラード。
ささやかな幸せを祈ってる、と歌う素敵な曲ですね。
言われてみれば、ふと夜の空を見たとき、わりと小さな星しかないですもんね。
星すら見えない時もありますしね。でも「星でも見ようか」なんて上を向く気持ちが大切なのかもしれませんね。演奏会後に見てみてはどうでしょう。

たなばた

酒井格作曲の吹奏楽曲。青春が詰まりまくった、とってもロマンチックな曲です。
管楽器ならではのリズムやフレーズが存分に活かされている曲で、合奏の楽しさに溢れています。そういえば七夕って織姫と彦星が年に一度しか会えない日なんですよね。
少ないように思えるけど、宇宙の歴史的にみたら、１年に１回なんてもう毎秒一緒にいるようなものかも。ずっと一緒に居るも同然では...??

CASK

小倉大志作曲。
相鉄線希望ヶ丘駅から徒歩10秒の、凄腕アーティストが毎日出演する素敵なライブハウスへのプレゼントとして書かれた曲。こんな凄い店が相鉄にあったんだ!!と思ってしまう良いお店です。そして、まさにお店を表したような曲になっています。
コロナ禍を乗り越えるべく、一徹で営業しています。是非行ってみてネ^^

横浜サクソフォンアンサンブル実行委員