はしっぽ花星 こがわみさき
百合度★★★★☆(4.5)
昔スカートめくりをしていて、ヒロインの小梅がほのかな恋心を抱いていた男の子若葉は実は女の子だった…というお話。
灰色の中学生活を経て、念願の花詰高校に入学したばかりの小梅は、入学できた感動も早々、日々退屈に感じていた。そんなある日、小梅は同じクラスの友人から”百物語”の恋バナバージョンである”花物語”という遊びに誘われます。若葉も誘い、一緒に参加することにした小梅が話し出したのは昔スカートめくりをされたものの優しくもされた男の子…と見せかけて実はこれは若葉という少女だったのですが、このお話を恋バナとして紹介することにした小梅は、その子に恋心を抱いていたんですね。パンツは見られちゃったけどその子にまた会いたいなーと思っていたところ、目の前にいる少女がその子だと知ってびっくり。
若葉は幼い頃男の子のように育てられていてそれが自分でも気に入っていたため、スカートめくりをしたいという願望もそのままで、集まった女の子のスカートを華麗にめくってしまうことに。
そして小梅も戸惑ったりショックを受けたりすることもなく、再会した若葉の笑顔は一緒だなぁと嬉しくなるのでした。
翌日は走ってきたら角でぶつかった若葉の胸に顔を埋めてしまう小梅。やっぱり運命の相手っぽいですね(笑)。
小梅の友達の塚ちゃんは「スカートめくりが癖になってる女子っておかしいでしょ」と忠告しにきたりするものの、全然そんなことは気にならず、逆に塚ちゃんに若葉への偏見をなくすように言って譲らず、塚ちゃんも歩み寄ってあげるのでした。
一方スカートをめくりたいという若葉の欲求も、ちゃんと満たさせてあげるよう工夫する若葉が良いですね。若葉もゾクゾクしてしまうのでした(笑)。続きを読む