普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。1小杉光太郎
百合度★★★★☆(4.0)
市役所のおじさんに頼まれて地方アイドルやってる奈々子が、ゆかりという女の子と一緒にユニットを組むお話です。正直雑誌で読んだだけではピンと来なかった作品なんですけど、単行本で改めて読んでみたらかなり面白くて良い作品でした!
ヒロイン奈々子のパートナーのゆかりは奈々子大好き、という設定です。
一迅社の作品はネットだと発売日当日あるいはぎりぎりまで商品紹介文が出ないので雑誌に書いてある公式の紹介文も書き移しておきましょう。
普通の女子高生だった奈々子が、ある日突然【地方】アイドル(ろこどる)に?おじさんのちょっとした手伝いをするつもりで行ったヒロイン奈々子はそこで町おこしをするため、衣装を着て踊って客と握手をするように言われ、焦るもののそこで出会ったゆかりというパートナーの女の子は綺麗な子で、思わず見とれて引け目も感じてしまうものの、明るく元気いっぱいな彼女に励まされ、しどろもどろながらもステージにあがることに。
地味なお仕事ばかりと思いきや、素敵な仲間たちと共に取材(ご近所)にテレビ(低予算ケーブル)にライブ(デパート屋上)まで!?
流川市を舞台に繰り広げられるご近所アイドルストーリーの幕が開いちゃいます。
失敗しつつも、ゆかりに助けられつつ一生懸命お仕事を頑張る奈々子、最後は涙まで流してしまうのが良いですね♪
前日のことは夢ではなかったかと思いたがる奈々子ですが、ゆかりに出会って完全に思いだします。
周りが見えてない自分が迷惑をかけているのではないかと不安になってゆかりの胸で泣き出したりするものの、「パートナーといえば家族も同然。大切なパートナーのためなら遅刻のひとつくらいどうってことない」と言って受け止めてくれるゆかりに、奈々子も彼女は自分にはもったいないくらいのパートナー、一緒に頑張ろうと決意するのが良いですね~。
ゆかりの家にミーティングに行くことになった奈々子。
ゆかりは百合な本(!)も用意して奈々子を受け入れる準備をして、おかしもたくさん、お風呂も入ろうと、豪華すぎる接待をしてしまうのでした。
初対面でおっぱいに顔を埋めたことから一発でゆかりのことを覚え、嘘だったらゆかりの胸揉み放題と聞いて、俄然嬉しそうになる友達はおっぱい好きですね(笑)。