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rick
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となりの高橋さん

となりの高橋さん - rickの小説 - pixiv
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5,499文字
高橋さん
となりの高橋さん
思いついたのをなんとなく書いてみました。書くのは初めてなので、拙いところがありますがお手柔らかにお願いします。

追記:runonpu様に高橋さんの絵を描いていただいたので、挿絵として追加させていただきました。ありがとうございます!!
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2020年7月19日 15:14

椅子の上に立っている彼女のふくらはぎの筋肉がムキッムキッと躍動する。一般的な男子よりも、圧倒的に逞しい筋肉を、真面目そうな細身の女子が盛り上げている。自分がここまで彼女のふくらはぎの筋肉に魅了されることになるとは、前までは想像もつかなかった。



今日は高校の入学式だ。通学路には桜が咲き、新入生の門出を祝っている。そんな中、僕はさまざまな期待を胸に膨らませながら歩いていた。 僕は自慢ではないが、かなりの筋肉女子好きだ。初めて女性の筋肉に興味を持ったのは中学生のころで、後ろの席の女子が力瘤を盛り上げているのをみて、それ以来女性の力瘤が大好きになっていた。中学生のころは、女子が髪を結んでいるところを見るのが趣味だった。筋肉のある女子なら、髪を結ぶ時に力瘤が盛り上がるので、それをひそかに楽しみとしていた。特に中学生の頃はさまざまな女子の力瘤を見ることができた。ただ一方で、筋肉女子好きといいながらも、他の筋肉にはあまり興味がなかった。興奮するのは基本的に力瘤だけだった。とりあえず高校でも女子の力瘤がたくさん見られることを期待して、学校に入っていった。

時は過ぎて入学から1か月がたった。結論から言うと、ここまで、入学当時の期待は、まったくといっていいほど満たされていなかった。高校生ともなると、髪を結ぶのに慣れておりその時間が短いのに加えて、女性らしい体つきになっていて脂肪がついており力瘤が見えにくくなってしまっていたため、たとえ運動部の女子であっても力瘤を見ることはかなわなかった。

このことで少し落胆しながら、早く帰ろうとかばんを取ると、 「相田君」 と話しかけられた。同じ美化委員会(1クラスにつき2名ずつ)に所属している高橋さんだった。彼女はクラスではあまりしゃべらないタイプで、僕も話すのは委員会の時ぐらいだった。いかにも優等生という雰囲気で、眼鏡をかけており肩までくらいの長さの髪を後ろでまとめている。身長はおよそ155cmといったところだろうか。 全体的に細身で、いつもピシっと姿勢正しく座っている。髪を結んでいるところを見たことがあるが、彼女も力瘤が盛り上がるタイプではなかった。顔はすごくかわいいというわけでないが、それぞれのパーツが整っており綺麗な顔立ちだった。 目はぱっちりとした二重で、鼻先はすこしとがっているが全体的には綺麗だ。輪郭もしっかりとしており、痩せこけているわけではなくおしとやかでかつ凛とした顔つきをしている。 彼女は陸上部に所属しているらしく、肌は小麦色で健康的だ。ただ種目は長距離のようなので、ムキムキの体は想像しづらかった。

「明日美化委員の仕事でこの場所の点検をしなきゃいけないから、放課後のこってもらってもいいかな?」 「ああ、オッケー。」 少し面倒な用事が入ってしまったが、仕事なので仕方がない。 「じゃあ、明日はよろしくね。」 高橋さんは走ってそのまま校庭の方へ向かっていった。部活動があるのだろう。委員の仕事を少し憂鬱に感じながらも、帰路についた。このときは、明日の仕事が、自分の筋肉女子に対する考え方を根本から変えてしまうような出来事になるとは、全く想像していなかった。

となりの高橋さん
思いついたのをなんとなく書いてみました。書くのは初めてなので、拙いところがありますがお手柔らかにお願いします。

追記:runonpu様に高橋さんの絵を描いていただいたので、挿絵として追加させていただきました。ありがとうございます!!
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42715041
2020年7月19日 15:14
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