ウィングスパイカーのポジション位置について
ウィングスパイカーのポジション
上の図が6人制バレーボールの基本的なポジションです。赤のレフトとオレンジ色のライトと書かれたポジションがウィングスパイカーです。
ただし、ハイレベルのチームの場合、セッター対角のライトポジションには、オポジットという攻撃に特化した役割の選手が入ります。センターの選手はミドルブロッカーといわれる、主にセンター攻撃とブロックの役割を担います。セッターは、アタッカーにトスを上げる選手です。
ただし、ハイレベルのチームの場合、セッター対角のライトポジションには、オポジットという攻撃に特化した役割の選手が入ります。センターの選手はミドルブロッカーといわれる、主にセンター攻撃とブロックの役割を担います。セッターは、アタッカーにトスを上げる選手です。
ウィングスパイカーの基本的な動きとは?
バレーボールのウィングスパイカーは、アウトサイドヒッター・サイドアタッカーとも呼ばれます。ウィングスパイカーは、ネットの両サイドのポールに近い位置でスパイクを打つことが主な役割です。
そして、レセプションやディグにも参加します。レセプションというのはサーブレシーブ、ディグは相手のスパイクをレシーブすることです。
トスを上げる役割のセッターや攻撃専門のオポジットは、基本的にレシーブに参加しません。ウィングスパイカーはレセプションにもディグにも参加するので、レシーブ後すぐに打つ体勢に移らなければなりません。そのためウィングスパイカーはアタックとレシーブの両方をこなせる総合的なスキルが必要になります。
そして、レセプションやディグにも参加します。レセプションというのはサーブレシーブ、ディグは相手のスパイクをレシーブすることです。
トスを上げる役割のセッターや攻撃専門のオポジットは、基本的にレシーブに参加しません。ウィングスパイカーはレセプションにもディグにも参加するので、レシーブ後すぐに打つ体勢に移らなければなりません。そのためウィングスパイカーはアタックとレシーブの両方をこなせる総合的なスキルが必要になります。
ウィングスパイカーとオポジット
オレンジ色の字で書かれたライトのウィングスパイカーは、ライトアタッカーとオポジットの二種類に分けられます。ライトアタッカーはウィングスパイカーの一人として、ライトからスパイクを打つことが主体になります。ウィングスパイカーなので、レフトポジションの選手と同じにレセプションやディグにも参加します。
オポジットとは、攻撃専門のポジションで基本的にはレシーブには加わりません。ハイレベルな男子バレーチームではオポジット制を採用しています。オポジットはフォワードにいる場合は主にライトからの攻撃、そしてバックに下がった時はバックアタックと、常に攻撃に参加します。
オポジットとは、攻撃専門のポジションで基本的にはレシーブには加わりません。ハイレベルな男子バレーチームではオポジット制を採用しています。オポジットはフォワードにいる場合は主にライトからの攻撃、そしてバックに下がった時はバックアタックと、常に攻撃に参加します。
ウィングスパイカーの役割①攻撃面
チームのポイントゲッター
バレーボールのウィングスパイカーの一番の役割は、スパイクを打って得点を入れることです。現在ではオポジットの選手をスーパーエースと呼びますが、それはポジション的な呼称です。
ウィングスパイカーはネットに正対してレフト側へ位置することが多いのですが、それはレフトポジションが右利きの選手にとって打ちやすく右利きの人が多いという理由からです。また、ハイレベルのチームの場合、ウィングスパイカーは、攻撃パターンを増やすためにバックアタックにも参加します。
レシーブ、トスと仲間が繋げたボールをスパイカーが打つ、そしてポイントにする。この流れがチームを活気づけます。
ウィングスパイカーはネットに正対してレフト側へ位置することが多いのですが、それはレフトポジションが右利きの選手にとって打ちやすく右利きの人が多いという理由からです。また、ハイレベルのチームの場合、ウィングスパイカーは、攻撃パターンを増やすためにバックアタックにも参加します。
レシーブ、トスと仲間が繋げたボールをスパイカーが打つ、そしてポイントにする。この流れがチームを活気づけます。
サーブでも攻める姿勢
サーブというのは、誰でもポイントを稼ぐことができる攻撃手段です。そして、チームプレーであるバレーボールの中で唯一の個人技です。スパイクを決めることに長けたウィングスパイカーは、その資質を生かして強烈なサーブを打つことができます。もちろん強烈なサーブだけでなく、フワッとした変化球サーブも有効ですが、ウィングスパイカーの渾身のジャンプサーブはチームにとって重要な得点源です。サーブは入れないと意味がない、それでも強いサーブで攻めないと意味がないという葛藤の中で強いサーブを決められるウィングスパイカーは、文字通りチームの大砲であり大黒柱です。
ウィングスパイカーの役割②守備面
レシーブにも参加
バレーボールのウィングスパイカーは、レセプションやディグにも参加するという役割を担っています。そしてウィングスパイカーは、レシーブをした後すぐに攻撃体勢に移らなければなりません。リベロという守備専門のポジションの選手もいますが、それでもコート内全てをカバーするのは不可能です。特にレセプション(サーブレシーブ)の場合、サーバーはレシーブが不得手な選手を狙うのがセオリーです。レシーブが不得手な選手はまず狙われるため、ウィングスパイカーにはレシーブ力が必要になります。自分でレシーブをして、トスをもらって打つのには体力が必要です。このため、ウィングスパイカーには体力・持久力も必要になってきます。
重要なサブブロッカー
バレーボールのウィングスパイカーにはもう一つ重要な役割があります、それはブロックです。ブロックの軸はミドルブロッカー(センタープレーヤー)ですが、そのミドルブロッカーの動きを見て、その隣でブロックに飛びます。
相手からのセンター攻撃の場合は、ミドルブロッカーを主にして、手と手の間を開けないように壁を作ります。オープン攻撃(ネットの端からの、相手のウィングスパイカーからの攻撃)の場合に一番気をつけなければならないことは、ネット左右に立っているアンテナと自分の手の間に隙間を作らないことです。ウィングスパイカーのブロックとアンテナの間に隙間があると、ブロックアウトを取られやすくなります。
相手からのセンター攻撃の場合は、ミドルブロッカーを主にして、手と手の間を開けないように壁を作ります。オープン攻撃(ネットの端からの、相手のウィングスパイカーからの攻撃)の場合に一番気をつけなければならないことは、ネット左右に立っているアンテナと自分の手の間に隙間を作らないことです。ウィングスパイカーのブロックとアンテナの間に隙間があると、ブロックアウトを取られやすくなります。
ウィングスパイカーのブロック効果
ミドルブロッカーを軸としたブロックは、そこにウィングスパイカーが並ぶことで完成します。正しいタイミングのブロックは、仮にシャットできなくても充分効果があります。その理由は、ブロックがあることを前提にして後ろのレシーバーがポジション取りをしているためです。
ブロックの横を抜けてきたボールに対処する役目の選手、ブロックの裏側でフェイントフォローのために構える選手。少ない人数でより効率的にレシーブできる体制をとっています。そのためブロックの上からや、ブロックの隙間を通ってきたボールに対してはノーマークとなりますので、ウィングスパイカーのブロックの動きは味方ディフェンスに非常に大切です。
ブロックの横を抜けてきたボールに対処する役目の選手、ブロックの裏側でフェイントフォローのために構える選手。少ない人数でより効率的にレシーブできる体制をとっています。そのためブロックの上からや、ブロックの隙間を通ってきたボールに対してはノーマークとなりますので、ウィングスパイカーのブロックの動きは味方ディフェンスに非常に大切です。