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(卯平)よ~し。
(丹原)おはようございます。はい おはよう。
(丹原)お願いします。(花子)はいよ~。
ありがとうございます。はい ありがとう。
(安子)丹原さん おはようございます。
おはようございます。お嬢さん 近頃 お早いですね。
フフフ…。
(ラジオ・ピンダー)「Oh. May I stop bythat little curio shop?」.
♪~
<朝6時半にラジオの英語講座を聴くことは安子の日課になっていました>
♪~
♪「君と私は仲良くなれるかな」
♪「この世界が終わるその前に」
♪「きっといつか儚く枯れる花」
♪「今、 私の出来うる全てを」
♪「笑って笑って」
♪「愛しい人」
♪「不穏な未来に」
♪「手を叩いて」
♪「君と君の大切な人が幸せである」
♪「そのために」
♪「祈りながら sing a song」
♪~
(稔)これ よかったら。え…。
(稔)僕が中学の時に使ようった英語の辞書じゃ。
えんですか?お古で悪いけど。
ありがとうございます。うれしいです。
じゃあ 始みょうか。はい。よいしょ。
1 2…。(一同)1 2 3 4!
1 2…。(一同)1 2 3 4!
1 2…。(一同)1 2 3 4!
あっ あっ あっ…。そうじゃ そう。
あ~! ちょっと…!
ごめん ごめん。 離すの早かった。
ただいま帰りました!(きぬ)お帰り。
あっ きぬちゃんがお店番してくりょうったん。うん。
おばあちゃん 講談の時間じゃから代わって言うて。
あ~ ごめんね 私が遅うなったから…。
すんません 僕が時間に気が付かなんで。
雉真 稔さん。ほら 勇ちゃんのお兄さん。
ええっ!?フフフッ お豆腐屋のきぬちゃん。
あっ こんにちは。
こんにちは。自転車の乗り方 教わりょうったんじゃ。
へえ~。ついでに 家にお土産を買いに寄ってくれたんじゃ。
あっ そうじゃった…。
へえ~。
どうぞ 特訓のお礼です。
それじゃあ 遠慮なく頂きます。
ん~ うまい! やっぱりたちばなのあんこは 絶品じゃあ。
フフフ… 私 うちのお菓子が大好き。しゃあけどお菓子ゅう食びょうる人の顔を見るんはもっと好きです。
甘うて おいしいお菓子を怖え顔して食べる人はおらんでしょう。
怒りょっても くたびれとっても悩みょうっても自然と明るい顔になる。それが うれしいんです。
フフッ。フフフッ。
安子ちゃん。うん?
朝丘神社の夏祭りなああれ 行けんようになったわ。えっ?
うん。 あの 悪いけど 一人で行って。
何で? 毎年 一緒に行きょうるがん。ごめんな。 用事できたんじゃ。
何? 用事って。きぬちゃん なあ!
一緒に行こうか?
僕でよかったら。
(勇)ただいま。お帰りなさいませ。
(美都里)お帰り。 まあ そねん泥だらけでお台所に入られな。
腹が減ったよ。 夕飯まで待てん。
そこのおまんじゅうでも食べとかれ。おう。
稔が買うてきてくれたんよ。
<夏祭りの日が来ました>
♪~(歌声)
おおっ。 ぎゃ~。
♪~(歌声)
(清子)あなた。 もう…。
♪~(歌声)
・♪~(歌声)
♪~
あっ 煎餅じゃ。
あれ 安子ちゃん髪飾り つけとらなんだ?
えっ? あっ…。
捜してくるよ。 ここにおって。すぐに戻るから。
(勇)あんこ。
あっ 勇ちゃん。 どねんしたん?
誰かと一緒?
兄さんはいずれ雉真の社長になる人じゃあ。
あんころ屋の女なんか釣り合うもんか!
安子ちゃん あったよ。さっきの射的の所に落ちとった。
稔さん。
夏の間いろいろと ありがとうございました。
楽しかったです。
どないしたん 急に。
まだ自転車も乗れるようになっとらんのに。
もう… やめにします。
えっ?
自転車なんか… 乗れなんでもええ!
安子ちゃん?
安子ちゃん? 安子ちゃん!?
♪~
<目覚ましは かけなかったのにいつもの時間に目が覚めてしまいました>
(ラジオ・ハリス)「I hope they serve you well」.
(ラジオ・ピンダー)「I know they will」.(ラジオ・ハリス)「Why?」.
(ラジオ・ピンダー)「BecauseI know how to take care of them」.
(すすり泣き)
♪~
(ひさ)もう 14なんじゃ。泣きてえこともあろうえ。
♪~
・(自転車のベル)
<稔に会わないまま夏が終わろうとしていました>
・(足音)
いらっしゃいませ…。
大福 1つ。
はい。
悪かったな こねえだ。
言い過ぎた。
本当のことじゃから。
兄さん 明日 朝一番の汽車で大阪へ帰るそうじゃ。
もう夏休みは しまいじゃあ。
(ラジオ・ハリス)「今日は今月学んだことの復習をいたします」。
(ラジオ・ピンダー)「Oh」.オウ。
メイ アイ ストップ バイ ザッリトゥー キュウリオ ショップ?
回想 (稔)きゅうり?
これ キュウリじゃのうて キュウリオ。
(ラジオ)
♪~
よかったら 僕が教えたぎょうか。えっ…。
前見て 前。
お~ その調子!
♪~
May I put sugar in your coffee?
メイ アイって…。あっ はい。 あ… イエス。
♪~
これ よかったら。
ありがとうございます。うれしいです。
♪~
稔さん!
稔さん!
安子ちゃん。
あっ…。安子ちゃん!
大丈夫?
メイ アイ…。
メイ アイ ライト ア レター トゥ ユー?
♪~
Of course.
I will write to you in return.
僕も返事を書くよ。
<安子は まだ ほんの14歳でした。Yasuko wasonly fourteen years old then>