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実験で取得する視聴者情報とは何ですか?
インターネットに接続されたテレビを対象とした、関東地方の1都6県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県)のNHK各放送局から放送される総合テレビとEテレの視聴状況に関する情報(視聴中のチャンネル情報や番組の視聴時刻の情報等)です。視聴者情報自体に特定の個人を識別することのできる情報は含まれておらず、また、他の情報と照合することにより特定の個人を識別することができない状態で管理します。NHKは、視聴者情報を統計化した上で、番組の視聴状況の調査・分析、番組制作や編成の改善、視聴環境(メーカーやソフトフェアの情報)の調査等に利用します。
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具体的にはどういった情報ですか?
インターネットに接続されたテレビで関東地方の1都6県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県)のNHK各放送局から放送される総合テレビの番組を視聴しているときに取得する以下の情報です。
- 視聴中のチャンネル情報・番組の視聴時刻の情報(NHK総合とEテレ)
- 同一のテレビ受信機を一意に識別するためにNHKのサーバーが発行するID(以下、「計測用ID」といいます。)
- 視聴者情報の送信設定(送信する/送信しない)の状態
- IPアドレス
- 受信機に設定されている郵便番号
- HTTPリクエストヘッダーに含まれるユーザーエージェント情報
- アクセス時刻
- 受信機製品情報
なお、IPアドレスは不正アクセス検知の目的のみに利用し、分析には利用しません。正常なアクセスと判断したIPアドレスは速やかに削除します。
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同一のテレビ受信機を一意に識別するために発行するIDとは何ですか?
同一のテレビ受信機を一意に識別するために、NHKのサーバーが発行するIDです。このIDは、サーバーがリクエスト順に付与するランダムな文字列で、テレビ固有の製造番号(シリアルナンバー)やB-CASカード番号等は利用しません。
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実験に関する問い合わせはどこにすれば良いですか?
本実験および視聴者情報の取扱いに関するお問い合わせは、次のとおりです。
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NHKふれあいセンターナビダイヤル:TEL 0570-066-066
- 上記ナビダイヤルをご利用になれない場合は、TEL 050-3786-5000へおかけください。
- 受付時間:午前9時~午後8時(土・日・祝も受け付けます)
- NHKサイトからのお問い合わせ先:https://www.nhk.or.jp/css/
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NHKふれあいセンターナビダイヤル:TEL 0570-066-066
視聴者情報取得の仕組み
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実験の視聴者情報はどうやって取得しているのですか?
データ放送の仕組みを使って、インターネット経由でNHKが管理する日本国内のサーバーに送っています。
関東地方の1都6県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県)のNHK各放送局から放送される総合テレビまたはEテレにチャンネルを合わせると、画面には表示されない透明なスクリーンのデータ放送画面が起動します。この透明スクリーンの起動中、ならびにデータ放送のトップ画面および一部データ放送コンテンツ起動中にインターネットを経由して視聴者情報が送信される仕組みです。
お使いのテレビが取得の対象かを確認する方法、取得を停止する方法
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どうすれば視聴者情報が取得されているかを確認できますか?
テレビ受信機のリモコンのdボタンを押してデータ放送画面を表示し、トップ画面にあるメニュー一覧から「視聴調査実験」のボタンを押していただくと、視聴者情報の送信状態をご確認いただけます。
初期設定は「送信する」で、視聴者情報を提供いただいており、“現在の状態は視聴者情報を「送信する」です”と表示されています。なお、インターネットに接続されていないテレビ受信機では、視聴者情報が取得されませんので、「インターネットに接続されていないため視聴者情報は送信されません」と表示されます。
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どうすれば視聴者情報の送信を止めることができますか?
テレビ受信機のリモコンのdボタンを押してデータ放送画面を表示し、トップ画面にあるメニュー一覧から「視聴調査実験」のボタンを押していただくと、視聴者情報の送信状態をご確認いただけます。
“現在の状態は視聴者情報を「送信する」です”と表示されている場合は、赤ボタンを押して「送信しない」を選択し決定ボタンを押すと、“現在の状態は視聴者情報を「送信しない」です”と表示され、視聴者情報の送信は停止されます。停止後も、視聴した番組の情報は蓄積されますが、1日1回のタイミングで蓄積した情報は削除されます。視聴者情報の送信を停止しても、番組の視聴に影響はありません。“現在の状態は視聴者情報を「送信する」です”と表示されている
① 赤ボタンを押下して✔️を変更
② 決定ボタンを押下“「送信しない」です”に表示が変更される
送信の停止・再開の設定は、実験期間中であればいつでも変更できます。再度、実験にご協力いただく場合は、青ボタンを押して「送信する」を選択し決定ボタンを押してください。また、「送信する」状態のまま、視聴者情報の計測用IDをリセットしたい場合は、緑ボタンで「計測用IDをリセットする」を選択してください。
送信の停止・再開の設定は、番組ごとではなく、すべての番組に共通するものです。最後に行った停止・再開の設定が、すべての番組に反映されます。 -
関東地方の1都6県以外でも視聴者情報は取得されるのですか?
関東地方の1都6県以外からは取得されません。ただし関東地方の1都6県以外にお住まいでも、関東地方の1都6県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県)のNHK各放送局から放送される総合テレビとEテレの番組をインターネットに接続されたテレビ受信機でご覧になっている場合は対象となります。
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スマートフォンやカーナビのワンセグ放送も対象ですか?
ワンセグ放送は対象ではありません。フルセグ搭載のデータ放送に対応したスマートフォン・PCやインターネットに接続された録画機器で、関東地方の1都6県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県)のNHK各放送局から放送される総合テレビとEテレの番組を視聴している場合は対象となります。
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NHKプラスの視聴も実験の対象ですか?
NHKプラスの視聴は実験の対象外です。
視聴者情報の取り扱いと利用目的
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実験で取得した視聴者情報は何に使うのですか?
視聴者情報は統計化した上で、インターネットに接続されているテレビを対象に、地域別の番組の見られ方など、番組の視聴状況を調査・分析し、番組制作や編成の改善を目的として利用します。また視聴環境(メーカーやソフトウェアの情報)の調査など、放送に関する調査研究の向上と分析結果の公表にも利用します。
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実験で取得した視聴者情報はどのように保管されるのですか?
適切な安全管理措置をとって、NHKが管理する日本国内のサーバーに保管されます。
今回の実験で取得した統計化前の視聴者情報は実験終了日から3ヶ月保存し、以降、順次消去します。また、当該保存期間が経過していなくても、不要になった場合は速やかに消去します。 -
実験で取得した視聴者情報は、放送受信契約者の情報と照合されるのですか?
日本放送協会放送受信規約にもとづき、放送受信契約者に関する個人情報と照合することはありません。また、今回の実験で取得する視聴者情報自体に特定の個人を識別することのできる情報は含まれておらず、また、他の情報と照合することにより特定の個人を識別することができない状態で管理します。
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実験で取得した視聴者情報は第三者に提供されることはありますか?
NHKは、本人に個別の同意を得た場合および法令により強制力のある義務を課せられた場合を除き、統計化前の視聴者情報を第三者に提供しません。
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視聴者情報を取得する際に、事前の同意は取らないのですか?
総務省が定める放送受信者等の個人情報保護に関するガイドラインにもとづき、今回の実験では個別に事前の同意は取得しておりません。なお、今回の実験で取得する視聴者情報自体に特定の個人を識別することのできる情報は含まれておらず、また、他の情報と照合することにより特定の個人を識別することができない状態で管理します。
視聴者情報を取得されたくない場合に配慮し、視聴者情報の送信を停止することができるようにしております。停止方法については「どうすれば視聴者情報の送信を止めることができますか?」をご参照ください。 -
IPアドレスを取得していれば個人を特定できるのではないですか?
今回の実験では、IPアドレスは不正アクセス検知の目的のみに利用し、分析には利用しません。正常なアクセスと判断したIPアドレスは速やかに削除します。