自治検受験を踏まえての反省と今後の展望について

こんにちは。

 

抹茶です。

 

昨日、自治検を受験してきました。

 

自己採点の結果は、それぞれ昨年よりワンランクダウン。

(昨年、基本法務はシルバー、政策法務はゴールドでした。)

 

非常によくない結果でした。

 

大事なのは、終わった試験のスコアではなく、なぜ点数が取れなかったか?取れる点をなぜ落としたか?であります。

 

身も蓋もないことを言うと、努力不足・勉強不足でありますが、その内実を少し深堀したいと思います。

 

〇 検定受験後の雑感

 

1 勉強時間の確保

  日々の勉強時間が不足していました。実務に慣れることを優先し、仕事に関係ある 

 ところを重点的に勉強してました。例えば財務関係の規程や仕事の調整術などは磨い

 ていたつもりですが、自治検テキストに沿った勉強はあまりできませんでした。

 

2 勉強の範囲

  前項の課題とも重複しますが、重要な条文に書かれている内容を理解しきれていま

 せんでした。あるいは、類語の概念の整理ができていませんでした。例えば、地上権

 と地役権のように(こちらは正解しましたが。)枝葉を勉強しても重要事項が漏れて

 いました。そして、政策法務については、舐めてかかっていたからか普段使わない用

 語での整理などに台頭できませんでした。現実に法規担当者がどう動いているかでは 

 なく、政策法務の観点から構築された理論やそのための用語の習得が欠けていまし

 た。

 

3 過去問対策

  毎年ですが、過去問対策への時間を当てられていませんでした。同じような出題の

 はずですし、個人情報保護法改正や泉佐野ふるさと納税の問題などは必ず時事問題

 として出るのはわかっていました。が、対策不足でした。

 

全体的に、直前に勉強すればよいという甘えがありました。それでは点数はとれません。正直なところ、舐めていました。基本法務については、あまり読んでいても楽しくないところも多いので、基本書で身に付けつつ、出題範囲の確認が良いとは思っています。日々の勉強の方法や方向性を大きく見直さなくてはなりません。

 

〇 今後について

これまで、法務として、文章修正などの仕事が多く、委託契約書をごりごり修正するというよりは、業務の目的を整理するために仕様書に手を入れるみたいなことが多かったです。

また、狭義の法制執務(新旧対照表とか改め文にするか、とかではなく、条例改正の審査業務などに係るもの)に苦手意識があったので、法律の知識よりも日常業務を回すため、こちらを優先してきました。もちろんまだまだなのですが、一時期よりはましになってきたかなと。

 

今の段階は、狭義の法制執務は引き続き磨きつつ、法学部生1回生のように、基礎の基礎からしっかり法学の知識や考え方を身に付けていく必要があると感じています。

 

基本書をそろえて満足しないように、一冊をしっかり読み込んでいく。そういう勉強をしていく所存です。そして、理解し、解けるようにならなくてはならない。

 

差し当たり、来年度の検定は最低でもゴールド・ゴールドになるよう、日々の学習スタイルから見直していきます。

 

諦めずに、腐らずに。

 

一方、今までしっかりと考え方を身に付けていたところはしっかり解答できていたので、そこについては自信をもって。学習が進んでいないところを中心に、時間をかけてでも、理解をしていけるように。目的はハイスコアではないので。飽くまでも手段ですから。

 

抽象的になりましたが、雑感と今後についてです。

 

来年はビジ法3級と行政書士試験も受験する予定です。

いまから、しっかり準備していけるように。

勉強時間の確保のため、業務の効率化などを併せて進めていきます。

 

抹茶

 

  • 公務市民

    よくも堂々と法務名乗れるな。
    業務の内外で普通に勉強してればその成績にはならないと思いますけど。
    勉強する気がないなら、市民のためにならんから早くお辞めになっては?

  • 公務市民

    在住自治体の法務担当者が行政法・自治法の基礎(ですよね?)を理解してなかったら、純粋に恐怖なんですけど。いくら補助機関の一員であるとはいえ。

  • 抹茶

    抹茶でございます。

    両試験ともおおむね平均点をとっていますので、自治検の内容がどのレベルかはさておき、基礎を理解していないかどうかについては疑問を感じるところですが(リンク参照)、全体としてご意見として拝聴いたします。なお、当該試験について、貴殿がご承知のとおり、検定試験であり合否があるものではありませんので、念のため申し添えておきます。

    ありがとうございました。

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