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ナーダ・ヨガ

「ナーダ・ヨガ(ナーダ・ウパーサナ、秘音観想法)」は、一般には、心臓のチャクラが発する霊的な音を聴く瞑想法です。

しかし、「ハタ・ヨガ・プラディーピカー」に記された瞑想法では、クンダリニーが上昇するように、音と気が上昇していきます。
この方法を紹介します。

「観想法」と名づけられていますが、作為的にイメージを作るという意味での「観想法」ではなく、受動的に「霊的な音」を聴くという瞑想法です。

古典ヨガでは第8支の「サマディー」、ハタ・ヨガでは「ラージャ・ヨガ」に相当する瞑想法です。


まず、ムクタ座(左右のかかとを性器の下で重ねる)で座ります。
耳、目、鼻、口を両手の指でふさぎます。
右の耳でスシュムナー管の音(物理的な音ではありません)を聴きます。

この音は4段階で深まります。

「アーランバ(開始)段階」
心臓にある梵天の結節が破れ、心臓のアナーハタ・チャクラの音が聴こえ、気が満ちます。

「ガタ(壺)段階」
気は音と合体し、喉のヴィシュダ・チャクラに上昇し、ここにあるヴィシュヌ結節(スシュムナー管のつまり)が破れ、歓喜を予示する音と太鼓のような音が起こります。

「バリチャヤ(蓄積)段階」
眉間のアジナー・チャクラで鼓の音がし、アートマンの歓喜が現れます。

「ニシバティ(完成)段階」
眉間にあるルドラ結節が破れ、シヴァの座に達し、フルートやヴィーナーのような音が聴こえます。
 

ちなみに、「ゲーランダ・サンヒター」では、サマディ段階の行法の一つとして、「プラーマリー・クンバカ」をしながら、呼息に黒い雄蜂のうなり声のような内なる音を聴き、歓喜を感じる、と説かれます。
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