夢の中での自覚は長く続かず、普通の夢に戻ったり、反対に起きてしまったりすることは多いです。
明晰夢を見た時に、それを持続させる方法を紹介しましょう。

基本的には、夢に過度に入りこまず、また過度の遠ざかり過ぎないような、中間的な位置を見い出すことが重要です。

明晰夢の中では、過度な感情の葛藤を避ける必要があります。
これは夢だと何度も自分に言い続けたり、夢の中の何かに集中することも役に立ちます。

また、考え過ぎたり、夢の環境を変容させ過ぎないことも必要です。

自覚夢を安定させる有名な方法に、自分の手を見るというのがあります。
これは神秘主義者のグルチェフや、カルロス・カスタネダが紹介しています。

まず、起きている時に手を凝視して、手をありありと思い浮かべることができるように訓練しておきます。
そして、夢の中でも自分の手を見ることを言い聞かせます。
すると、夢の中で手を見ると同時に、自覚を得ることができるようになります。
また、自覚が不安定になったり、夢の環境が勝手に変容しそうになった時に、手を見る行為に戻ることで、明晰夢を安定して持続することができるようになるのです。

他にも、舌を上顎につける、回転する、後ろに倒れる、といった方法も自覚夢を持続したり、場面転換を起こすための方法と言われています。
個々の行動に特別意味があるわけではなくて、それを行うことで夢を自覚できるように、訓練づけるということでしょう。