過食症とは?症状や治療法!
過食症とは、
摂食障害の一つです。
この摂食障害あるいは
食行動異常と呼ばれる病気には、
ものを食べなくなる「拒食」と、
大量にものを食べてしまう「過食」
に大きく分けることができます。
過食症は単なる大食いとは違う
拒食症というと、
目に見えてわかりやすい症状が多いので、
すぐに異常に気づかれます。
しかしながら、
過食症の場合、
ただのやけ食い・どか食いと思われてしまったり、
大食家であると勘違いされてしまったりして、
見過ごされてしまうことも多いです。
しかし、過食症は病気です。
たとえば、
・人に隠れて大量に食べる。
・盗み食いをする。
・残飯をあさる。
など、異常行動が見られます。
また、
過食症は食べれば食べるほど
自己嫌悪に陥り、
自分で嘔吐を繰り返したり、
下剤を使ったりしてしまうことも多くあります。
そのため、
一見痩せている人が
過食症であることも大いにありえるのです。
摂食障害の原因は多くの場合、
精神的なものだといわれています。
過食症の場合、
過剰なストレスから
逃れるために過食するという
ケースが多く見られます。
しかし、
食べているときには
ストレスから逃れられても、
過食した後に罪悪感を覚えて、
ストレスをさらに自分に与えてしまうという
悪循環に陥ってしまいます。
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精神的な事が原因?
精神的なものが原因であるため、
過食症かもしれないという疑いを持ったなら、
すぐに専門の医療機関で
カウンセリングを受けることをお勧めします。
その際、日記のようなものをつけていくといいでしょう。
・自分が何をどのくらい食べたか。
・その日に何があったか。
・そのとき何を感じ、どう思ったか。
・食べた後、どう感じたか。
このようなことを、
できるだけ詳しく書いておくといいでしょう。
これは認知行動療法といって、
自分のことを客観的に見つめ、
どういう行動や考え方が原因で
過食にいたっているかを知る方法の一つです。
ですが、
いくら客観的に見つめても、
このような病気の場合には
自分以外の意見がとても大切です。
一人で治そうとせずに、
できるだけ早く専門家の意見を取り入れるのが、
完治への一番の近道です。
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