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立民・枝野代表が辞任表明 衆院選の議席減で引責

(更新)
衆院選の結果を受け、役員会で辞意を表明する立憲民主党の枝野代表㊧。右は福山幹事長(2日、国会内)

立憲民主党の枝野幸男代表は2日、国会内で開いた役員会で衆院選で議席を減らした責任をとり党代表を辞任する意向を表明した。立民は新たな代表のもとで2022年夏の参院選に向けた立て直しを急ぐ。福山哲郎幹事長も辞める。

枝野氏は衆院選の結果について「残念な結果となった。ひとえに私の力不足で心からお詫び申し上げる」と陳謝した。そのうえで「新しい代表のもとで参院選に向かっていかなければならない」と語った。

後任を決める代表選は党員が参加する形式で月内にも実施する。政府・与党は首相指名選挙をするための特別国会を10日に召集する方針で、枝野氏は国会が閉じた後に正式に辞任する。

立民は衆院選で公示前の110議席から14議席減らし、96議席の獲得にとどまった。比例代表が伸びず、小選挙区で競り負けた例も目立った。

枝野氏は2017年の衆院選で旧民進党が分裂した際に旧立憲民主党を結党し代表に就任した。20年には旧国民民主党と合流し、同名の新党として立民を結成して代表に就いた。

立民は衆院選で共産党などと共闘路線をとった。支持団体の連合や党内の一部からは共産党との協力に反発が出ていた。枝野氏の後任を選ぶ代表選は、参院選に向けた野党間の協力のあり方が争点になる可能性がある。

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