朝ドラ「カムカムエヴリバディ」16・4%発進 3作連続で20%の大台割る
NHKは2日、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の初回(11月1日放送)の世帯平均視聴率が関東で16・4%(個人9・0%)、関西で15・6%(5・7%)、岡山、香川地区で14・1%(4・8)だったと発表した。
朝ドラ105作目の「カムカムエヴリバディ」は、母から娘へと3世代のヒロインが紡ぎ出す100年に亘るファミリーストーリー。戦前の岡山に生まれた安子を上白石萌音、娘のるいを深津絵里、孫のひなたを川栄李奈が演じる。脚本は「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀によるオリジナル作品。岡山・大阪・京都を舞台に、ラジオ英語講座と共に歩んだ彼女たちの心温まる物語を、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に描いていく。
初回放送は、日本でラジオ放送が始まった1925年(大正14年)3月22日。橘安子は、岡山の和菓子屋で生まれる。実直な父・金太(甲本雅裕)に、優しい母・小しず(西田尚美)、厳格な祖父・杵太郎(大和田伸也)、しっかり者の祖母・ひさ(鷲尾真知子)、やんちゃな兄・算太(濱田岳)たち家族や職人に囲まれ、幸せな日々を過ごす。あんこの香りに包まれた温かい家庭ですくすくと成長した安子(網本唯舞葵)は、やがて小学三年生になる…という展開だった。
過去2作の連続テレビ小説初回の世帯平均視聴率は以下の通り。
▼2020年度後期 「おちょやん」
関東18・8%、関西17・2%
▼2021年度前期
「おかえりモネ」
関東19・2%、関西18・7%
(視聴率はビデオリサーチ日報調べ)
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