【よるドラ】古見さんは、コミュ症です。 [終](8)[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

【よるドラ】古見さんは、コミュ症です。 [終](8)[解][字]

只野くん(増田貴久)を文化祭デートに誘いたいと思っている古見さん(池田エライザ)。それを知った万場木さん(吉川愛)は自分が取り付けた先約を取り消したのだが…

番組内容
只野くん(増田貴久)を文化祭デートに誘いたいと思っている古見さん(池田エライザ)。それを知った万場木さん(吉川愛)は自分が取り付けた先約を取り消して古見さんの背中を押したが、古見さんはそれを素直に聞き入れない。口論になるふたりをよそに只野くんはメイド喫茶の準備にまい進。メイド喫茶における古見さんの扱いをめぐって成瀬くん(城田優)が暴走するが、すったもんだのあげく、クラスは喫茶開店にこぎつける。
出演者
【出演】増田貴久,池田エライザ,吉川愛,ゆうたろう,城田優,【語り】高橋克実
原作・脚本
【原作】オダトモヒト,【脚本】水橋文美江

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 古見
  2. 万場木
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  4. 成瀬
  5. 生徒
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  7. 友達
  8. イット
  9. ジャスト
  10. ドゥ
  11. メイド
  12. 友チョコ
  13. チョコ
  14. 文化祭
  15. メイド喫茶
  16. 大丈夫
  17. 本命チョコ
  18. イテッ
  19. エヴリバディ
  20. スペシャル

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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さてさて
伊旦高校文化祭の日がやって来た。

(只野)万場木さん おはようございます。
(万場木)おはよう。

文化祭の?
うん メイク道具とか。

あ~ 持ちますよ。
あっ いいよ。

あぁ。
ありがと…。

≪(物音)
あっ。

手伝います。
助かります。

どうもありがとうございます。

♬~

万場木さん どうしたんですか?
大丈夫ですか? 何で怒ってるんですか?

怒ってないよ 大丈夫だよ。

♬~

(万場木)何? 話って。

それ蒸し返す?

古見さんこそ 只野くんのこと誘ったの?

じゃあ さっさと誘ってきな。

さあ 行った行った!

いいから行きなって。

めんどくさいな…。

ほんとに めんどくさい!

行けって言ってるじゃん!

もう何なの マジで。
行けって言ってるのにさ。

こっちのことばっかり気にして。

そういうの何て言うか知ってる?
いい子ぶってる 八方美人!

そうだよ 美人なんだよ かわいいんだよ。

私なんかよりもずっと 性格も!

ずるいよ 古見さんは。
ほんとに ずるい!

あっ…。

…ごめん。

ほんとに ごめん…。 ごめん。

♬~

(古見)落ち着いて
ゆっくり… 話しませんか…。

(エイ子)只野くん。
古見さんと万場木さん知らない? これ。

古見さんは…

只野くんのことが好きなんでしょ…。

♬~

好きなんでしょ?

♬~

好きなんだね。

♬~

私も只野くんのことが好き。

♬~

びっくりした?

♬~

当然だと… 思います…。

当然?

かっ… かっこいいので…。

…いやいや ちょっと待って。

いや お世辞にも
かっこいい系じゃないと思うよ。

痛い…! イテッ イテッ! イテッ…。

一緒にいても
空気みたいなところない?

一緒にいても…
大丈夫だと思わせてくれます…。

人の顔色ばっかり うかがっててさ。

いつも みんなのことを
よく見てくれています…。

ん…。

優しくて あったかくて…。

うん…。

か… 笑った顔が… かわいいです。

お~。

ほ…。
ほ? ほっぺ…。

ツン! ってしてみたくなります。

(笑い声)

ずっと 一緒にいたいって…

思わせてくれます。

そうだね…。

だから私は 諦めることにした。

…分かりません。

どうして 同じ人を好きになったら
諦めるんですか?

♬~

あのさ…

私は 2人と ずっと友達でいたいから。

♬~

私は 只野くんのことも好きだけど

古見さんのことも好きなんだよ。

大好きなんだよ。

ん?

古見さん 万場木さん。
よかった ここにいたんですね。

捜しましたよ~。

これ メイドさんの。

あっ。
どう?

おかえりなさいませ。

♬~

かわいい。

お… おかえ…。

おかえりなさ…。

万場木さん…。

はい…。

私… 私は ずっと…

学校行事では ずっと ひとりで…

ひとりぼっちでした…。

修学旅行の… 班を決める時も…

運動会の 応援団のグループ分けも…

いつも…
話しかけられても うまく…

うまく話し返せなくて…。

うまく みんなと…
うまくやりたくても… やれなくて…。

みんなでやる学校行事は
ほとんど手伝えなくて

それが… 申し訳なくて…。

だから 私…

万場木さん… 万場木さんと一緒に

こんな… メイドさん…
一緒にやれるの…

すごく… すごく うれしい…。

私も… 万場木さん… 大好きなので…。

一緒にやりたい…
メイドさん… 一緒にやらせて下さい…。

うん。

一緒にやろう!

♬~

(万場木)まだ多分 時間あるから
一緒に練習しようか。

おかえりなさいませ~。

(成瀬)そうしよう!
おかえりなさい…。

(万場木)もっと ニコッ…。

(成瀬)
このメイド喫茶の半分は 優しさで…!

(生徒たち)できてる~!
(成瀬)イェ~イ!

(生徒たち)フゥ~!

あっ 只野くん! ねぇ 古見さんは?
あっ もうすぐ。

古見さんは
スペシャルってことになったから。

えっ?
スペシャル。 スペシャル!

エヴリバディ セイ! ヘイ!
(生徒たち)スペシャ~ル!

つまり 特別ってこと。
特別?

ああ。 あの ここに古見さんが座るの。
接客は?

しなくていい。
「おかえりなさいませ」は?

しなくていいって
みんなが提案してくれたの。

古見さんが そういうの苦手だって
分かってるから。

えっ。 だから こうやって座って
シンボルみたいに。

広告塔みたいに ただ ここに座ってれば
それで ウィ!

(生徒たち)ウィ!
ジャスト ドゥ イット!

ジャスト ドゥ イット!
ジャスト ドゥ イット!

エヴリバディ セイ!
(生徒たち)ジャスト ドゥ イット!

(成瀬)ジャスト ドゥ イット!
ジャスト ドゥ イット!

エヴリバディ セイ!
(生徒たち)ジャスト ドゥ イット!

♬「古見さん我らが広告塔!
オイラが握るの彫刻刀!」

(ビー子)古見さん来たよ。
(生徒たち)フゥ~!

(女子生徒)似合ってる! メイド服。
(万場木)でしょ? 行こう。 行こう行こう。

(成瀬)さあ 古見さん こちらにどうぞ!
(生徒たち)どうぞ~!

♬「どうぞ! どうぞ どうぞ どうぞ」

♬「どうぞ どうぞ
どうぞ どうぞ どうぞ!」

(拍手と歓声)

あの…。
あ~ いいの いいの。

古見さんは 何もしなくて大丈夫だから。

うん 一緒にメイド服着られただけでも
うれしいし。

(田中)そこにいるだけで十分。

ど~ゆ~こと? 何もしなくていいって。

わざわざ
苦手なことやる必要なんてないよ。

(万場木)えっ でも…。

あ… ありがとうございます…。

(男子生徒)あ~ よかった。

(成瀬)じゃあ そろそろ やっちゃう?
(生徒たち)やっちゃう~?

(成瀬)いっちゃう?
(生徒たち)いっちゃう~?

メイド喫茶 オープンです!
(生徒たち)フゥ~!

ほら 早く!

待って下さい!

あの 聞いてもらっていいですか?

ちょっと 話していいですか?

余計な…
ほんと 余計なお世話っていうか…。

いいですか? 古見さん。

一生懸命 練習してたんです

古見さん
万場木さんと メイドさんの接客の練習。

「いらっしゃいませ ご主人様」とか。

それは 万場木さんが…
万場木さんという友達のおかげで…。

友達を作りたいって
古見さんは ずっと…。

でも みんなから嫌われてるって
フツーじゃないって勘違いしてて…。

そんなの誰だって
そういうところありませんか?

うまくいかないことなんて 誰だって…。

あの… だから 古見さんは

今まで学校行事とかに
あまり いい思い出がなくて。

それが… それがですよ
万場木さんという友達ができて

一緒にメイドさんやりたいって…。

あの… あの だから
何… 何が言いたいかというと

もし… もしも
みんなが古見さんを思ってくれて

友達だって思ってるんなら…

特別とかじゃなくて
そういうのじゃなくて

普通でいいのかなって。

うまくできなくても
いいんじゃないかな?

うまくやろうとして
もしも 何か嫌な思いをしたって

そういう時のために
友達っているんじゃないかな。

♬~

でも だから…
嫌な思いをしたら万場木さんが。

傷ついたら僕が。

(成瀬)何かさ…。
あ… あの…。

言ってることが…。
ああ… 分からないですよね?

すいません…。
よく分かるっていうか。

えっ。

話は 結構 とっ散らかってるけど

何か 言ってること よく分かるし。

何か グッと来たかな…。

♬~

友達だからでしょ。

友達だから 気持ちが よく分かる。

でしょ?

えっ… そういうこと?

私も 今の古見さんの気持ち分かるよ。

みんなに気をつかわせて
申し訳ないって思ってる。

それを 自分の口で
ちゃんと言わなきゃって思ってる。

でしょ?

うん。

♬~

(くしゃみ)

ブレスユー!
すいません。

(笑い声)
アメ… アメリカでは「ブレスユー」って

くしゃみした人に
「ブレスユー」って言うし!

し~っ し~っ し~っ。

私…。

メイドさん… やらせて下さい…。

皆さんと 一緒に…

文化祭… 盛り上げたいです。

よろしく お願いします…。

よろしくお願いします!
(生徒たち)よろしくお願いします!

(成瀬)よし!
じゃあ ちょっと この椅子は片づけて。

♬~

(成瀬)古見さん…。
あの~ もう いいですか?

(男子生徒)お客さんですか?
はいはい。 はい。

(女子生徒)古見さん。
あ~。

もう やってますか? あの…。

そ…。
そ?

そうです… ここが メイド喫茶…。

おかえりなさいませ。
ただいま~!

(拍手)

(万場木)どうぞ こちらへ!
どうぞ どうぞ!

そんなこんなの文化祭…。

結局 広告塔は…。

メイド喫茶にようこそ~。
お気軽に お立ち寄り下さ~い。

あ~ 疲れた~。

ねっ よかったら一緒に文化祭 回んない?
喫茶は男子に任せてさ。

うん 行く!
やった~!

やっぱり俺には 友達はいらない。

俺には 俺がいればいいっていう
ポリシーは譲れない。

成瀬くんは
成瀬くんの考えでいいと思います。

無理に… ねっ
友達作ることないと思います。

いや まぁ… まぁ でも

知り合いなら まぁ いてもいいかな…。

時に 俺に寄り添ってくれる知り合い…

か… 掛けがえのない知り合い…。

♬~

えっ? 僕でいいんですか?

親友じゃないから! 知り合いだから!
あぁ。

分かる? 知り合いの意味。
じゃあ 友達登録させて…。

友達… じゃないから!
知り合い登録しかできません。

知り合い登録でよければ どうぞ。

楽しく ひたむきに人づきあいを紡いだ
文化祭。

時は過ぎ… とある日の放課後…。

(なじみ)友チョコ 義理チョコ 本命チョコ
古見さんは どうすんの?

ボクたち これから買いに行くけど。

古見さんは
手作りチョコにするんだよね?

うまく作れたやつを 本命チョコにね。

(なじみ)愛を込めてね。

で 万場木ちゃんの本命チョコは?

(万場木)
ん~ 今年は あげたい人いないかな。

(なじみ)そっか。

ほんとだよ?
ウソとは言ってないじゃん。

みんながみんな
色めき立つとは思ってないからね。

恋することを否定もしないけど
恋すべきとも思わない。

ボクは
人の数だけ人生があると思ってるから。

あるがままでいいんじゃないの?

なじみちゃんの そういうとこだ
友達が多いのは。

でも 只野くんも
そういうとこあるんじゃない?

そもそも バレンタインデー自体
分かってないかも。

あぁ 分かってないかも。
行こうか。

そんなことはない。
翌14日 バレンタインデー。

[ 心の声 ]
いや~ 本命チョコはないだろうけどさ

友チョコくらいだったら もらえるよね。
誰かから絶対!

只野くんですら このザマ!!

古見さん! はい これ 友チョコ!

ありがとうございます…。
(エイ子)どういたしまして。

私からも…。
え! 古見さんからの友チョコ?

ありがとう!
(田中)何 何?

ありがとう。
どうぞ…。

(田中)え! やった やった!
古見さんから もらった!

ゼロ… ゼロ個。 チョコ ゼロ個!

みそ しょうゆ ごま油 ラー油…
うん?

あっ 古見さん!

どうしたんですか?

[ 心の声 ] チョ… チョコか!?
チョコなのか!? ついに~!!

♬~

忘れ物ですか 僕の…。

[ 心の声 ] 何だ… 何を期待してんだ…。

別に… チョコもらえなくても…

いいんだよ…。

ただ…
古見さんに 嫌われてないといいな…。

♬~

只野くん… 只野くん!

私 ごめん… ごめんなさい。

私… 朝から… 今日 朝からずっと

いつ… 渡そうか…

なかなか 言いだせなくて…。

なかなか… わた… 渡せなくて…。

みんなができてること…
簡単なこと… できなくて…。

でも 私… 私 只野くんに…。

ありがとう。

そんな古見さんが… 僕は…。

♬~

分かってたはずなのに…
僕から話しかければよかった。

…ごめんなさい。

♬~

これ…。

ありがとうございます!

うれしいです。
めちゃくちゃうれしいです。

一番…。
一番?

一番 うまくできたやつです…。

そうなんですね。

僕… 恥ずかしいことに…

友チョコもらったの初めてですよ。

古見さんからの友チョコ。
大事に大事に頂きます。

ん?

あ… 送ります。

…送ります?

古見さん? お… 怒ってます?

♬~

えっ…。

♬~

こうして1年が過ぎ… 新学期。

やっぱり古見さんは コミュ症です…。

古見さん。
ただ…。

古見ちゃ~ん。
(万場木)古見さん。

彼女はもう ひとりではない。

(万場木)桜きれいだね。

♬~

きれいですね…。

♬~