連邦兵器紹介ページの画像数が増えてとても重たくなっているので、航空機紹介のみ移転しました。
そのため画像の大部分の画像URLは以前のページに投稿されたものを引き継いでいます。
兵器一覧
戦闘機 | 偵察機 |
迎撃機セズレIV | 偵察機レイテア |
迎撃機シゼル | 偵察機ガルダ |
艦載迎撃機デズレリアI | 戦闘偵察機スパルナ |
迎撃機ギズレッツァ | |
迎撃機ギズレッツァ後期型 | |
技術実証機シグモスフィア | |
高速戦闘機O・ヴァルゼ | |
襲撃機セレネ | |
迎撃機ユーフー | |
迎撃機ユーフーⅡ | |
迎撃機マーレⅡ | |
制空騎スチルマルダ | |
低空制圧艇ラーニャ302 | |
重戦闘騎バリアンテ | |
戦闘爆撃機パドゥ | |
第二紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 小型浮遊機関x1 |
出力 | 550lc |
最大速度 | 220km/h |
武装 | 量産型連発銃x2 対艦機関砲x4 |
バテンカイトス社製
速度と火力に重きを置いた迎撃戦闘機ユーフーⅡとほぼ同世代の機体。この世代の戦闘機としては珍しくまだ風防がついていない。
相変わらず材質は粗悪な合金であるが、機体のフォルムは旧式機と比べると流線型で見るからにいままでにない高性能さを垣間見ることができる。
迎撃機であるが、ただでさえ物資が少ない連邦軍なので対戦闘機戦闘以外にも対地・対艦攻撃ができるように強力な機関砲を4門も装備していることが特徴。速度もこの世代からは200km/hの壁を乗り越えて高速機の仲間入りを果たしている。
珍しいことにギアがついており地上に着陸することも可能。ただし現実の飛行機とは違い浮遊機関を使ったホバリングによる離着陸となる。総合的に高性能な機であるが、生産数が少なくまだまだ旧式の機体が戦線を支えている状況だ。
セズレは銀の翼を持つ架空の鳥。セズレが羽ばたくとき冬が終わり春が訪れるとされる。
第二紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 安全弁付浮遊機関x1 |
出力 | 380lc |
最大速度 | 160km/h |
武装 | 量産型連発銃x4 |
バテンカイトス社製
迎撃機セズレの試作型。
対艦砲が外されており、純粋に機動性を実験するために生産された。実験の結果連邦軍随一の機動性が実証されたが、生産型では司令部の意向により対艦砲が4門も追加され機動性は大幅に落ちてしまった。
シゼルは雲を作ったとされる有翼人。しかしその雲が大雨を引き起こし下界の街を押し流してしまったことを知ると彼女は一晩中泣き続けてその体は雲となって消えてしまった。
第三紀世代
帝国国章を喰らうクルカと「帝国軍なんて朝飯にもならねぇ!」の挑発的スローガンが印象的
乗員 | 1名 |
動力 | 小型浮遊機関x1 |
出力 | 480lc |
最大速度 | 250km/h |
武装 | 機首対空散弾砲x2 量産型連発銃x4 |
バテンカイトス社製
セズレIVをベースにした艦載戦闘機。次世代機であるが現行機をベースにしているあたりが、バテンカイトス社の思想が垣間見れるポイントではないだろうか。
戦闘機というよりも艦隊直掩の近接防衛兵器としての性格が強く、自前の対空散弾砲を編隊を組みながら集中的に使用することで本機の真価が発揮される。
他に、強襲時に敵の艦隊に第一撃を上げる奇襲にも使用されるようだ。
セズレとの主な相違点は、
・機首部分がカットされていること
・翼を折りたたむことができること(WW2アメリカ海軍のような折りたたみ方)
・腹部の対艦砲が取り払われ機銃を装備していること(穴は何故かそのままである)
・浮遊機関が小型のものになり 機体に埋め込まれた
・機体上部(操縦席後部)に着艦フックがあり、トゥラーヤ式着艦が可能
出力が若干低いが加速力はあり、代償として航続距離がない。また、翼が折りたたみ式になっている性質上翼が弱点で、被弾時はおろか強風で翼がもぎ取られる恐れもある。
以上のことからエースだけができる機体となっている。帝国軍からは「死を運ぶ蒼鳥」として呼ばれている。
少数が限定生産された。セズレとのパーツの互換性があるため、いざというときにはニコイチができる。
※ぐんそうさんのラフスケッチより作画しました。 ぐんそうさんありがとう!
第三紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 新式小型浮遊機関x1 |
出力 | 600lc |
最大速度 | 410km/h |
武装 | 機関銃x4 アーキリアム機関砲x4 |
バテンカイトス社製
連邦語で「熱風」を意味する最新型迎撃戦闘機。
浮遊機関のコード解析がセイゼイリゼイの活躍によりおよそ9割が完了。浮遊機関のポテンシャルが大きく変わり機体速度が向上した。
既存の戦闘機や空中艦の浮遊機関は、当時の稼働させるためにインストールしたプログラムによってコードが汚染されており、アップデートが困難であった。
搭載する武装も発射速度・弾の品質・弾薬搭載量がより強力なものとなり既存の戦闘機を陳腐化させた。
高速迎撃機マーレⅡと構造が似ていることに注目されたい。マーレⅡはシグモダン工業の暴挙もあり辛うじてギズレッツァよりも優速であるが、それ以外のあらゆる点では怠っている。
とはいえ、シグモダンのエンジニアたちは未来を先読みしていたのかもしれない。ギズレッツァの世代になってやっと時代が追いついたというわけである。
後述する後期型が量産された。
第三紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 新式小型浮遊機関x1 |
出力 | 600lc |
最大速度 | 434km/h |
武装 | 機関銃x4 アーキリアム機関砲x4 |
バテンカイトス社製
ギズレッツァの改修型。量産され連邦空軍の主力となった。
フック式着艦は廃れ、この世代から艦載機と陸上機はほぼ統合される。
改修点は以下のとおり。
1,尾部の空力特性を安定させるため尾を追加。それにより無線受信機を搭載できるようになり、編隊による連携飛行が可能になった。
2,主翼下ギアの補強(カバーの形が変わっています)
3,その他細かい調整や不具合の解消により全体的性能が向上。
第三紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | リアクター・コア |
出力 | 20500-43000lc(推定値) |
最大速度 | 720km/h (パルエでの亜音速) |
武装 | 機関銃x2 |
シグモダン工業製
ギズレッツァに対抗して設計された高速機。
第二紀世代でもこの二社は双方共に高速機開発で競合している。
もっとも大きな特徴は、浮遊機関ではなくリアクター・コアなる機関を搭載していること。リアクター・コアは、浮遊機関のエネルギー(青白く光る発光体)を強制的に崩壊させ続けることで、
頭打ちと思われていた浮遊機関の最高速度を引き上げる効果がありました。
浮遊機関といういまだ解明しきれていないオーバーテクノロジーを崩壊させつつ制御下に置き、それを兵器転用するという野望は成功したかのように見えました。
記念すべき初飛行では(驚くほどあっけなく)飛行し、安定した飛行を見せていました。
が、しかし―――
シグモスフィアのリアクター・コアの出力は一度上げると一切下がらないという欠陥がありました。
初飛行でありながら最高速度を全国に見せつけるというデモンストレーションも兼ねていたので、スロットルは100%まで出力されており速度はじりじりと上昇していきました。
シグモスフィアのテストパイロットがあまりの速度に恐怖心を抱く頃になっても、地上の技術者は「あともう少しで音速突破だ」と飛行の継続を指示。
パイロットはその3分後に失神したと推測されます。機体は速度を上げ続けたままついに制御不能となりました。
連邦領東アノールからスーズルに向けて飛行中のシグモスフィアは速度を上げながら南下。スーズル所属のマーレⅡ飛行隊が確認のため飛び立ちましたが、その頃にはマーレⅡの最高速度を超えており回収を断念。
シグモスフィアは失神したパイロットを乗せながらヒグラートを南下。
この時ヒグラートへ派遣されていた駆逐艦グラン・クルカが"高速で飛行中のクルカを発見"と本部へ打電していたが、時期から見てシグモスフィアのことを指していると思われる。
南北和平後の帝国・連邦間の情報公開により明らかになったことですが、帝国もこのシグモスフィアを観測していました。シグモスフィアは帝都へ向けて一直線に飛んでいたため、帝国軍は非常事態宣言を発動。
近衛艦隊やテクノクラートの試作兵器群までもがこのシグモスフィアのために引っ張りだされました。
しかしシグモスフィアはそのまま帝都上空を通過。
このようにシグモスフィアはなだらかに高度とスピードを上げながらパルエを周回し始めます。
4週目に入ってからは帝国軍も気にしなくなりました。
一番困ったのはシグモダンです。パイロットを殺すわけには生きませんし、なにしろ社運をかけたあのリアクター・コアはシグモスフィアに使われている1基のみ。
なんとしても回収したい。
というわけで、シグモダンは連邦軍に泣きついてフォウ王国軍の協力の元、非公式の回収作戦を通します。(軍はシグモダンを気に入っているのです)
王国軍は最新鋭戦闘機イカルガ、クイナを投入して、シグモスフィアの予測接触地点であるトルム雪原上空にて回収を試みます。
連邦軍の監視のもとで最新鋭機を飛ばした上、秘匿技術であるリヒート(アフターバーナー)も使用してまで回収に乗りきったのにはわけがあります。
リアクター・コアは時代を120年先取りした夢の半永久機関でした。連邦はどうしてもそれを取り戻したい。でもそれを回収する技術はもはや王国しか持っていない――
そんなわけで連邦と王国は回収後のリアクター・コアを共同研究するというパクトを結んだのです。
結論を言うと、回収は失敗しました。
シグモスフィアは80周を超えたあたりからはついに機体が分解し、リアクター・コアだけが飛んでいる状態でした。
リアクター・コアは暴走を続け、133周を数えたきり、二度と確認することはできなくなりました。
シグモスフィアのリアクター・コアはついに臨界に達し、スルクフィル領空で大爆発の後にエネルギー凝縮の産物であるクリスタルとなって降り注ぎました。
原因はわかっていませんが、スルクフィルによるなんらかの介入があったものと思われます。
第二紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 強制発動機付浮遊機関x1 |
出力 | 990lc |
最大速度 | 290km/h |
武装 | 量産型連発銃x6 対艦機関砲x1 対空撒菱x2 |
バテンカイトス社製
傑作迎撃機セズレを開発したバテンカイトス社が製作した高速戦闘機で、同軍の高速戦闘機マーレⅡの競合作にあたる機体。
全体的にセズレをパワーアップした設計で、空力的安定性と改造浮遊機関の大パワーを絶妙なバランスで融合させた。
しかし高性能機体には常に高コストがつきまとうものだ。このヴァルゼの製造コストはセズレ1.8機分。期間も4割増しで整備には專門の教育を受けた技師が必要だった。
結局、4機の試作機のみの製造で終わってしまう。
オクタルヴィア=ヴァルゼは一日でパルエ大陸を一周したといわれる伝説の馬の名。
第一紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 衝圧噴進機関x1 |
出力 | 140lc相当 |
最大速度 | 水平130km/h降下210km/h |
武装 | 旧式足漕ぎ連発銃x4 対艦機関砲x2 |
アーキリ技研製
この機体の完成により当時のほとんどの連邦空軍機(スチルマルダ等)を陳腐化させた革新的戦闘機。
それまでの浮き砲台から機動戦で相手を攻める戦闘機へと進化した。現在は襲撃機というジャンルも過去のものになってしまったが少数が細々と運用され続けている。
ギアのついていない艦載機で、連邦軍の標準装備といえる浮遊機関もついていない。そのかわりに後部に簡素な燃焼式エンジンを装備しており、空を飛ぶというよりも高速で滞空する飛行法をとる。故に上昇能力はなく、戦闘後は地上に不時着・回収して再利用する。この次世代型にあたるユーフーにとって代わられた。
セレネの由来は惑星パルエの2つの月の一つ。この木の処女飛行は重力が安定するセレネの満月時に行われたことが由来。
背中のコブには着艦フックが格納されている。地上へは着陸できず、吊り下げ式の空母(トゥラーヤ級等)へのみ着艦できる。
第一紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 旧式浮遊機関x1 スクリュ型発動機x1 |
出力 |
210lc |
最大速度 | 175km/h |
武装 | 旧式足漕ぎ連発銃x2 対艦機関砲x1 |
ギルド・オデアトラデア製
ジョニー氏執筆の"フライトグライド"において主人公ロアが物語の冒頭で乗る戦闘機。連邦軍の旧式軽空母トゥラーヤに積載されている。旧式だがまだ現役。
曲線が多用されている低装甲ボディの下部に機体に浮力を与える浮遊機関と、前方向に推進力を与えるプロペラが付いている”複合動力式”の旧型戦闘機である。旧式と言っても20年前では最速、高機動と謳われた革新的な戦闘機でその整備性と信頼性は今でも健在。武装は足漕ぎ式、自転車のようにペダルを回すと鈍い”デン
デン デン デン デン
デン”という音とともに弾が発射される。この連発銃は毎分150発の発射が可能だが、そもそも150発も弾を詰めないのが皮肉である。
ユーフーの最大の特徴は機首に対艦砲(装填数2発)を装備していることだ。この世代からいよいよ敵艦を発見しすぐに飛び立ち手痛い一撃を与えるという連邦軍の対帝国戦闘コンセプトが伺える。
ユーフーは夜鳥の意。夜鳥は暗い夜でも方角を知り、迷わず帰るべき場所へと帰って行ける。そんな野鳥への尊敬の念と無事の帰還を祈り名づけられた。
第三紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 新式小型浮遊機関x1 |
出力 | 540lc |
最大速度 | 410km/h (気流内595km/h) |
武装 | 連発銃x6 |
2016-04-23最高速度を100km/hBuff 気流内最高速度も記述
ラィニッツァ開発局製
ユーフーの2代目となる連邦軍最新鋭の高高度迎撃機。試製ではあるがほぼ完成形で世界最速級の戦闘機である。
対艦砲を廃し、機関をプロペラ動力から純粋な推進機関に変更。浮遊機関と推進機関を一体型にし、野ざらしだったコックピットに風防が追加された。足漕ぎ式の連発銃(150発/分)はトリガー式の機械式連発銃(270発/分)へ。おまけに装甲も2mmほど増強された。より洗練された流線形の機体設計と効率のいいエンジンにより速度も向上し、最大出力で310km/h台を記録している。ただしこの機体の高高度能力と速度はこの世界の戦闘にはオーバースペック過ぎてなかなか活かされていない。
ユーフー乗りは長年乗っていた愛機をなかなか手放すことができず、今後数年はユーフーも最前線で活躍することと思われる。
ちなみに、主人公ロアはいろいろあって帝国軍の捕虜とともにこの機体に乗り込むこととなる。
第二紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | (魔)改良型浮遊機関x1 |
出力 | 840lc |
最大速度 | 589km/h |
武装 | 連発銃x4 |
シグモダン工業製
帝国軍を必要以上に恐れる連邦軍が生み出した脅威のオーバースペック迎撃機。少数が生産され、司令部直属のエリート部隊にのみ運用されている。
フライトグライド本編より抜粋
"防御を完全に棄ててスピードに特化した連邦軍戦闘機である。他の機に防御力があるかといわれるとそうでもないが。マーレⅠは軽量化しすぎたために自らの出すスピードに耐えられず、空中分解が多発して半年ほど前にめでたく製造中止になっている。”
マーレは伝説上の琴。ひとたび空翼人がマーレを奏でるとその音が雨となって大地に恵みをもたらすとされる。
簡素な作りと堅実な設計が特徴で1世紀以上に渡り運用された
第一紀世代
乗員 | 1~2名 |
動力 | 浮遊機関x1 |
出力 | 75lc |
最大速度 | 131km/h |
武装 | 連発銃x2 |
ギルド・オデアトラデア製
特徴的な4枚の翅が特徴の傑作偵察機。
小型で貧弱な浮遊機関出力を主翼の揚力で補うと同時に、生体器官顔負けの旋回能力と軽さからくるスピードを誇る。
コストパフォーマンスが非常に高く、大量に生産されあらゆる艦船に偵察機として積載された。
機銃もついているので最低限の自衛戦闘が可能であったためこれを戦闘機運用する部隊も珍しくなく、各地で酷使された。
第三期になっても旧式化した戦闘機の浮遊機関をレイテアに載せ替えるなどしたため非常に息の長い機体となった。
実際のところ技術革新による航空機の高コスト化は惑星パルエでも避けられず、レイテアはその簡素さからますます重宝されたという。
背中にフックが付いており、ユーフーの着艦装置のもととなった。
右旋回中で腹を見せている状態。
第二紀世代
乗員 | 2名 |
動力 | 浮遊機関x1 予備x2 |
出力 | 300lc 100lc x2 |
最大速度 | 190km/h |
武装 | 発煙筒のみ |
ラィニッツァ開発局製
武装を持たない純粋な偵察機。考えぬかれた有機的な翼形状は機体を安定させ、長距離偵察に向いている。
浮遊機関も予備動力が2つ付いているので、パイロットは疲労を感じずに偵察に従事できる。
予備動力機とのハイブリッドで理論上は7年飛行可能。だが機体と操縦士が先に死ぬ。
長い尾にはアンテナが内蔵されており積極的偵察と受動的偵察の2つのモードが可能。
かなり大きな機体で、戦略空母にしか載せられていない。
第三紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 浮遊機関x1 後部小型エンジン |
出力 | 340lc 90ps |
最大速度 | 210km/h |
武装 | 連発銃x2 |
バテンカイトス社製
セズレIVなどを開発したバテンカイトス社が送る新鋭偵察機。その実態は次世代戦闘機のための技術検証機、すなわち踏み台。
機体内に半分埋め込まれた浮遊機関、そしてライニッツァ社を意識した流線型ボディ、そして工芸品のような美しい涙滴型風防。どれをとっても新世代らしい構造だ。
機体の後方に伸びているペラのようなアンテナのような何かは、驚くなかれ、プロペラ兼アンテナである。堅実な設計で有名なバテンカイトス!!何を血迷ったか!!
わずかながら機動性と速力が増したのでこれはこれで成功といえる。
トム氏執筆の2439年 アルマゲドンレポート そしてスカイバードとの邂逅に登場。
第一紀世代
乗員 | 3名 |
動力 | スターリングエンジンx1 |
出力 | 110lc相当 |
最大速度 | 90km/h |
武装 | 足漕ぎ式連発銃x2 対空銃座x1 |
ギルド・オデアトラデア製
連邦空軍黎明期の戦闘機。さすがに古いので退役済み。”騎”と呼称しているのが時代を感じさせる。
まだ浮遊機関が解明されてなかった頃の戦闘艇なので、代わりに気嚢で飛んでいる。安定性が悪く、少しでも操縦を誤ると横転して落下してしまう。
少数が電探搭載の試験機として使われた模様。
RAMネコ氏執筆の「赤い空」にて搭乗する
第一紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 試作噴進機関x1 |
出力 | 180lc |
最大速度 | 160km/h |
武装 | 機関砲x4 |
アーキリ技研製
連邦では珍しい噴進機関を備えた戦闘機(?)。
セレネと同時期に開発されたが1分も立たずにエンジンが故障するか爆発することから、ついに開発中止となった。
ラーニャは設計者の妻。
第一紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 浮遊機関 |
出力 | 150lc |
最大速度 | 97km/h |
武装 | 機首大型散弾砲x2 |
ギルド・オデアトラデア製
この機体を的確に表現すれば、失敗した連邦版グランビアである。
戦闘"機"ではなく戦闘"騎"なのはスチルマルダ同様、まだそのジャンルが成熟しきっていなかった証拠である。
小型艇と言っても違和感を感じないほど大型で、機首の大型散弾砲が主武装。機銃もなく、格闘能力もない移動砲台のようなものだった。
攻撃機としての性格が濃かったが、残念ながらまだ軍事学が発達しておらず対戦闘機戦闘に使われた。そのほとんどが目立った成果も挙げられずに失われた。
歴史にifは禁物だが、この機体に散弾ではなく榴弾砲が積まれていて、対地攻撃に使われていれば発展型が登場していたかもしれない。
第一紀世代
乗員 | 5名 |
動力 | 改良型噴進機関x2 |
出力 | 220lc |
最大速度 | 137km/h |
武装 | 機関砲x4 対空銃座x2 対空砲x2 |
アーキリ技研製
連邦軍の旧式爆撃機。帝国の技術を吸収していた時代のため、フォルムに帝国軍の面影が感じ取れる。
大きな翼により安定性は高く、この技術は後に共和国軍に伝わった。