クランダルト帝国の帝国軍メカ紹介ページの画像数が増えてとても重たくなっているので、航空機紹介のみ移転しました。
そのため画像の大部分の画像URLは以前のページに投稿されたものを引き継いでいます。
第二紀世代
機首には強烈な破壊力を持つ榴弾砲の砲口が開いており、見ているだけで威圧感を与える。
乗員 | 1名 |
動力 | 生体器官x3 循環器x1 |
最大速度 | 160km/h |
武装 | 榴弾砲x1 機関銃x2 |
アーキル連邦軍の戦闘機乗りならば知らない者はいないといわれる帝国の名戦闘機だ。
ラスティフロント創作世界において"帝国戦闘機"の代表的ポジションを総なめ状態で、殆どの二次創作に登場を果たしている。
正気の沙汰とは思えない巨大な榴弾砲を機首に装備し、無装甲の機体や戦車を一発で撃破する火力を有する。
連邦軍の連射速度や砲精度についていけない帝国軍が出した答えが「火力」であった。
これは帝国の空中艦船にもいえる傾向で、第二紀世代中期の帝国軍は陸空双方ともに大口径火力を敵前に叩き込むドクトリンを採用している。
生体部分は左右の膨らみと機体後部の循環器部分に搭載され、左右の出っ張った位置にモーメントを置くことでキビキビとした機動を可能としている。
▲ドット絵コーナーより八分儀氏作成のドット絵 時代により様々なタイプが製造されたことが分かる。
第二紀世代
蓮コラ蜂の巣のように機首に集中的に開いた銃口が特徴。(ゲーム内画像)
乗員 | 1名 |
動力 | 生体器官x3 循環器x1 |
最大速度 | 160km/h |
武装 | 37連発砲x1 機関銃x2 |
グランビアの姉妹機である。
リロードが長く1発しか打てないグランビアを補佐するべく、正反対の小火力高連射をコンセプトに設計された。
連射能力を多数の砲身で実現したが、その分リロード時間が異常に長いのがネックである。
出会い頭に弾幕を吐き散らす戦法をとり、グランビアと勘違いした敵機を無慈悲に叩き落とす。
整備上の観点から大量生産はされなかったという。
第三紀世代
アーキル連邦とは違って正しい方向に合理さを追求してきている。クランダルトの強さここにあり。
乗員 | 1名 |
動力 | 生体器官x3 風力式循環器x1 |
最大速度 | 220km/h(巡航) 250km/h(強制ブースト時) 270km/h(武装アタッチ無し) |
武装 | 機関銃x2 ----機首下部アタッチ---- 機関銃x2 ミトラ連発銃 ミトラ下方指向連発銃 122mm榴弾砲x1 偵察生体カメラ 対空ピット器官 120kg爆弾 ----翼端パイロン---- 噴進弾x2 煙幕筒x2 |
コンセプトデザイン:まるりょう
帝国の主力戦闘機グランビアに変わる機体としては、すでに戦闘機グランツェル(下)が開発されていたものの、
あまり高価で生産性も悪いために、世代交代は進んでいなかった。
そこで、グランビアとグランツェルの機体更新の "つなぎ" として620年頃に開発されたのがこのグランバールだった。
グランバールの特徴は
・グランビア、グランヴィナスなどの "グランシリーズ" のコンポーネントをそのまま引き継ぐことが可能。
→被弾して後方へ送られた機体がグランバールとして再就役する。
・機首下部の武装アタッチメント方式の採用。
→任務に応じて武装を変更できるマルチロール性能。
以上が挙げられる。
無難で合理的なつなぎとして生まれたこの機体は、クランダルト帝国の傑作戦闘機となった。
グランツェルとのハイローミックスによって、帝国の防空体制を確固たるものにしたとされている。
アタッチメントを逐次更新していくことで最新武装の装備が可能なため、まさに生物のようにグランバールは進化を重ねていくことを可能としたのである。
620年代から目覚め作戦に至るまでに、単純生体眼カメラ→初歩的な赤外線カメラ→多波長高感度捜索装置が実装され、
目覚め作戦のころには2機1組で森林の上空を飛行し、片方が多波長眼で旧兵器を捕捉、もう一機が機首ミサイルガンランチャーで撃破するという、特別飛行隊が組織された。
第三紀世代
向かって右が機首 殺意を感じるデザインである。
乗員 | 1名 |
動力 | 生体器官x3 循環器x1 補助心臓x1 |
最大速度 | 270km/h(巡航) 340km/h(強制ブースト時) |
武装 | 榴弾砲x1 機関銃x2 |
他国の戦闘機と比べて低速な帝国戦闘機だったが、599年にはついに再び惑星パルエの戦闘機のピラミッドの頂点に踊りでた。ほぼ1世紀ぶりの出来事である。
この機体は300km/hに達する高速性能と、生体改造されたパイロットでなくては失神してしまうほどの運動性、そして生体センサを用いた初歩的なオートエイミング装置を有していた。
左右に付属する生体器官は前世代機であるグランビアのデザインを受け継いでいるのが、よくわかる。
グランツェルは生体器官の接続部をグリグリと可変させることで、急停止・急上昇はおろか、進行方向をそのままに振り向くことも可能としていた。
露出した機関銃は攻撃ヘリのように様々な方向に指向を可能とし、地上目標や対艦目標に対して高い掃射能力を有する。
榴弾砲も改良され高初速の弾を射撃可能としており、従来の博打的ロマン砲からより実用的なシロモノとなった。
非常に高価な機体で、地球で言うF22ラプターのような立ち位置である。調達コストはグランビア約9機分となっている。
内部は芸術品と呼べるほど複雑で大量生産には向いておらず、42機が製造された。これを3つの飛行隊へ14機ずつに分けて配備した。
パイロットはエリート中のエリートから選抜され、徹底した訓練と座学を受けることになっている。
飛行中は急制動の際に起こる凄まじいGに耐えるため、外付けの強制呼吸人工肺などを身に付ける必要があった。
弱点として、少ない配備数とメンテナンスの複雑さ、そして可変生体器官と接続するために露出した動脈が挙げられる。
空の王者にふさわしい機体だが、物量を生かした攻撃や波状攻撃を受けた場合には、修理も補給もできなくなってしまうだろう。
戦闘機グランバールになれなかった悲しみの戦闘機だが…
第三紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 生体器官x3 空冷循環器x1 |
最大速度 | 250km/h |
武装 | 螺旋榴弾砲x1 機関銃x2 機関砲x2 |
コンセプトデザイン:Rvt.Rin
グランビア戦闘機の上位互換として開発が試みられた機体のひとつだ。
主武装の螺旋榴弾砲やマニューバにも使える空力鰭(ヒレ)、そして空冷式の体温調整装置などの新技術が導入された。
しかし、アーキル連邦的ともいえる闇雲な技術導入が祟って整備性が劣悪で、この機体に整備士を割くのならばグランツェルに回したほうが良いとまで言われたという。
しかしながら試作止まりを免れて、幸運にも10数機がロールアウトを果たした。
生体器官はグランビア系列のものを培養していたため、互換性はグランバールと同様良好の模様である。
戦闘機としては晴れ舞台を経験できなかったグランダルヴァだが、その一部はテクノクラートに引き取られ、
悪名高い"無人機計画"の実験機となった。
コンセプトデザインを提供していただいたpvt.Rin氏執筆の小説「Angels
Cry」にてその正体が明かされている。
第二紀世代
乗員 | 2名 |
動力 | 生体器官x3 |
最大速度 | 160km/h 220km/h*急降下時 |
武装 | 55mm機関砲x2 機関銃x1 |
コンセプトデザイン:アイス民
"潰し屋シュルツ"として連邦軍に恐怖を植え付けた某パイロットの愛機にして、帝国初の本格的な重攻撃機だ。
急降下時、左右の生体器官から張り出した人造声帯から女性の叫び声のようなサイレンを発する。
多くの連邦軍兵士はその叫び声に恐怖したことだろう。
乗員は機銃手と操縦手の2名だが、機銃手が四つん這いになり、
操縦手がその腰に跨るという、非常に個性的な搭乗方法を採用しているのが特徴だ。
帝国の戦闘機の系譜を辿ると、ここに行き着く。
第一紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 生体器官x1 循環器x1 |
最大速度 | 178km/h |
武装 | 機関銃x1 |
帝国軍創設初期の戦闘機だ。生体器官に座席と機銃を付けたという以外特に特筆すべきものがない。
…とはいえ、この機体の初陣たるやそれはそれは輝かしいものであった。
マコラガは、北半球とのファーストコンタクトのために開発された帝国初の実用的戦闘機だったのだ。
当時北半球には戦闘機と呼べる代物など1機もなく、文字通りの"無双"を演じていたのである。
戦列歩兵や弓兵、騎兵などをおもちゃのように掃射でなぎ倒し、帰り際に王宮に弾丸をお見舞いした。反撃などなかった。
北半球に反撃する術はなかった。
▲バリアンテとスチルマルダ
しかし、時代は下って連邦がバリアンテやスチルマルダを開発すると、マコラガは表舞台から降りることとなる。
詳しくはドクトリンの項に掲示するが、マコラガを徹底的に研究して空対空戦闘を前提に組織されたアーキル戦闘機隊と、今まで空戦相手が存在しなかったが故に、マトモな対空戦闘すら考慮に入れていなかった帝国空軍のマコラガは惨敗を喫することとなる。
現在では一定の速度を有するものの、耐久性も火力が無いも同然なために商船の護衛に従事しているとされる。
指摘があるまでの5年間、ずっと忘れられていたスケッチ。
第一紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 生体器官x1 循環器x1 |
最大速度 | 140km/h |
武装 | 榴弾砲x1 機関砲x1 |
帝国軍初期の戦闘機でマコラガと同世代である。
左右非対称なのが特徴だが、それ以上にインパクトがあるのはやはり機首の榴弾砲だ。
この時から帝国は戦闘機に大砲を載せていた。この遺伝子はグランビアに受け継がれている。
当時の技術では榴弾砲を載せるのはかなりの無理があったようで、左右非対称なのはその調節のためであった。
循環器と発光器の動力源として小さな内燃機関を積んでいるので、排気管がきわめて異様な印象を与えている。
ラスティフロントの概念が生まれる前の絵なので色々設定が合わないのである。無理やりの後付け設定である。それを考えるのが楽しいのである。
第二紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 生体器官x1 循環器x1 |
最大速度 | 180km/h |
武装 | 機関銃x2 酸性弾孔x1 |
帝国の高速迎撃機だ。厳密には試作機で、旋回能力はないに等しい。
グランビアなどの"グランシリーズ"はこの機体が元となっており、フォルムに共通点が見られる。
▲グランビアの生体器官を外したサイドビュー。
第二紀世代
乗員 | 2名 |
動力 | 生体器官x1 循環器x1 |
最大速度 | 176km/h |
武装 |
アタッチメント式 |
コンセプトデザイン:Schnellwal
傾斜装甲、武装マウントレール、可動式生体器官など多数の新機軸が盛り込まれた軽戦闘機だ。
当時としては破格の速度を叩き出すも、操縦手の疲労を著しく悪化させることが判明しお蔵入りしたようである。
しかし、帝国はどこぞの連邦と違って作った試作機を無駄にすることはない。
これらの新機軸は、グランツェルやグランバールといった第三紀世代の戦闘機へ無事に回収されたのであった。
突入形態時には上部構造が下部構造前方に畳み込まれ、空気抵抗及び被弾面積が改善される。
第二紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 生体器官x3 循環器x1 |
最大速度 | 150km/h |
武装 |
22mm機関砲x3 |
全く更新されなかったせいで連邦に圧倒されはじめたマコラガ戦闘機を救ったのが、次世代機に当たるグランヴィナスだ。
とても堅実な設計で、高火力、高耐久と名機そのものだったが、その活躍時期は短く、さらに次世代のグランビアがあまりの傑作機だったために、完全に空気となっている。
▲先代マコラガ戦闘機と、次代となるグランビア戦闘機
それどころかこの機体は傑作戦闘機グランビアに似ているため、みにくいアヒルの子のごとく、劣化版として
"グランピア"という蔑称があだ名されている。
とはいえ、いまだに辺境で多くが運用されているのは、この機の信頼性と性能が高水準でまとまっていることを証明している。
後ろの方で光っているのは生体探照灯である。
敵機に反応して光る方向をある程度指向する、サーチライトであり、初歩的な索敵装置でもあった。
次代のグランビアでは廃止されていることから、おそらく役に立たなかったのであろう。
顔が怖いです
第二紀世代
乗員 | 5名 |
動力 | 生体器官x4 循環器x1 |
最大速度 | 160km/h |
武装 | 自動装填榴弾砲x1 機関銃x4 連装対空機関銃座x2 後部対空砲x1 |
帝国軍の重戦闘機だ。
グランビアやグランミトラが連邦軍の戦闘機隊を退けると、さらにそれらを拡大した機体の生産が要求された。
帝国軍の飛行機械は ”動力付き飛行機” ではなく、あくまで ”空飛ぶ能力を持つ肉塊” なので、機体が大きくなったとしても速度が落ちることはない。
地味ながらアドバンテージである。
第二紀世代
乗員 | 3名 |
動力 | 生体器官x2 循環器x1 |
最大速度 | 170km/h |
武装 | 前部銃座x1 機関銃x4 |
帝国軍の重戦闘機だ。ゼイドラを90度ロールさせたようなフォルムで、マンボウのような縦型の機体だ。
高速で敵機に接近して、弱点を集中的に掃射、一撃離脱するスタイルを得意とする。
RAMネコ氏の小説「浮遊騎士」に登場する。
第二紀世代
乗員 | 8名 |
動力 | 生体器官x2 循環器x1 |
最大速度 | 162km/h |
武装 | 機種大型機関砲x4 対地ラケーテ筒x2 重ラケーテ筒x2 側面対地機関砲x2 銃座x3 |
ヴェーリャ364を更に拡大発展させた重航空機で、その異様はもはや軽艦艇レベルだ。
連邦軍の拠点などを上空から制圧する対地攻撃任務を主として運用された。
しかし無理な増設が祟って防御力は低い。一度狙われたら生存は絶望的なため、制空権の確保が大前提だったとされる。
ちょっかいを出すとすぐに湧いてくる連邦軍の要撃機に悩まされ、うまく運用することが出来ずにいた。
ポストリューリア時代における渓谷戦で改めて任務につき、一度休眠させられたあとは皇国戦線に投入されて全機消耗している。
ゲルグは帝国語で "クロヤモリ" を指す。
第二紀世代
乗員 | 2名 |
動力 | 生体器官x2 循環器x1 ヘ式機関x1 漏斗x2 |
最大速度 | 210km/h 260km/h (噴射時) |
武装 | 機関銃x2 徹甲榴弾砲x1 |
エオマイアをベースにさらに発展させた帝国の高速戦闘機だ。
帝国軍機体発の200km/hの壁を超えた記念すべき機体である。この高速度を実現したのは帝国の新型機関 "へ式機関"
で、袋の内部で人為的に発生させたガスを2つの漏斗から高速で噴射する仕組みとなっている。
もうひとつの特徴を挙げると、この機体には帝国軍戦闘機には珍しい完全密閉式の風貌が装備されている。帝国の技術にパラダイムシフトが起こりつつある決定的な例であるだろう。
第三紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 生体器官x2 循環器x1 ヘ式機関x2 |
最大速度 | 420km/h 490km/h (噴射時) |
武装 | 機関銃x4 |
ヘ式機関を用いて高速度を狙った機体。
先進的に見える後退翼は速度を狙ったものではなく、ましてや揚力を発生させる主翼ではないがその見た目は軍部を驚愕させた。
今までにないコンセプトでロールアウトしたこの機体はグラザランカで養った技術を生かした堅実な設計となっていた。
特に、生体器官戦闘機の速度の頭打ちの原因となっていたBEL遺伝子の解明がこの機体の成功に大きく関わっていたと言えるだろう。
機体前方には格納可能な生体探知機を備えており、夜間でもある程度の索敵が可能となっている。
また、機体尾部にも敵機の接近を完治する感覚器を設けており、後ろを取られて射線に囚われた場合に背中からの振動でパイロットに注意を促す機構を持ってる。
連邦軍は同時期に開発したギズレッツァ戦闘機でこの機体に立ち向かうこととなった。
第三紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 生体器官x2 循環器x1 |
最大速度 | 380km/h |
武装 | 機関砲x4 重機関砲x2 |
帝国の特殊夜間戦闘機。
見ためはグランビア系列に見えるが、ほぼ新規設計に近い。
大型の生体探知機を機種に備えており、加えて暗視生体カメラも組み合わさり夜間戦闘で無敵を誇った機体だ。
主な標的は連邦軍が大量に放っている非武装の夜間哨戒機で、どこからともなく1機で現れては次々と屠っていくその戦闘機を連邦は死神あるいは夜鷹と呼んだ。
その存在が明るみになるまでは数年を要したという。
まれに、地上目標を攻撃するケースも存在していた。
夜空に小さな赤い光が動いていたら、それは死神が舞い降りる前兆だ―誰かがそうつぶやいた。
第二紀世代
製作者が塗りに疲れた模様 ※ここでしか見れないよ!
乗員 | 0名 |
動力 | 生体器官x1 循環器x1 |
最大速度 | 230km/h |
武装 | 脊椎破砕用爆薬 |
帝国の悪名高い技術者集団、テクノクラートが開発した無人偵察機だ。
テクノクラート機密指定 閲覧を禁ずる
570年代より帝都西ブロック工業地区で度々報告される、スカイバードおよび生体器官との感応性が高いとされるある血統近親者を用いた無人偵察機である。
幾度の実験から生体器官との感応性は17歳頃の女性個体がピークと目される。
計画により18回の融合の試みがなされ、1個体にほぼ完全な融合を認める。
脊髄破砕用の爆薬をセーフティとし、バセン地区の偵察試験を目の前に個体が脱走した。
部隊による秘密裏の追跡が行われたが、未発見に終わる。
第773周期の生体器官のみに限定感染する脳炎のカバーストーリーをもって対応する。
第二紀世代
生体眼球カメラ。補助脳カートリッジをメモリとした強行偵察機。
乗員 | 0-1名 |
動力 | 生体器官x1 強制循環器x1 |
最大速度 | 290km/h |
武装 | N/A |
敵地上空を高速で飛来して資格情報を収集するする戦略偵察機である。
前に伸びた眼球は光学観測顔負けの超倍率の仕事をやってのけ、その情報は補助脳カートリッジへ記憶される。
写真ではなく、シャッターを切った時の「視覚記憶」が保存され、現像時には網膜板へ映し出される方式を採用している。
そのため解像度という概念はなく、そのときの「印象」が総合的に再現される。脳髄技師の特殊操作によってその時の音や雰囲気などの高度な情報も人間に伝えることも出来るという。
テクノクラート機密指定 閲覧を禁ずる
この機体は飛行状態のパイロットの脳波と生体器官のパルスの共通波のデータ取得、そして完全無人で行動可能な自律航空機の飛行データ取得のために開発した。
公式には一人乗りの有人機として知られているが、自律飛行用簡易プログラムを施した脳髄基板を所定の場所に埋め込むことで無人機として使用できる。
この基盤はいまだ開発中のため、暫くの間は有人偵察機として帝国空軍に貸出し、秘密裏にパイロットの脳波データを蓄積することとした。
1000周期個体の誕生までには完全無人の兵器群の完成は夢ではないだろう。
第三紀世代
見た目のスマートさに反してかなり巨大な機体
乗員 | 1-3名 |
動力 | 生体器官x1 強制循環器x1 |
最大速度 | 270km/h |
武装 | 感応器 |
現実世界の"電子戦機"に相当する小型機である。
主な任務は3つで、1つは脳波になんやかんやすることで周囲の敵を”なんか嫌な感じ”にする妨害行動、
2つ目に周囲の味方艦艇や戦車などの生体器官の鼓舞、そしてスカイバード独特の感覚器官を利用した情報収集・処理である。
パイロットはクソ狭い風防の中で寝そべりを強要されている。